竹ン芸
若宮稲荷神社の秋祭りに奉納される行事で、中国伝来の羅漢踊りを起源とした曲芸が披露されます。神社の使いである男狐・女狐が神社の御神徳をよろこんで、裏の竹藪で楽しげに遊ぶ姿を模したものと言い伝えられています。
笛や締め太鼓と三味線のお囃子とともに、白装束で男狐・女狐に扮した2人の若者が高さ10m余りの2本の青竹の上で行う曲芸がこの行事の醍醐味です。小学生の小狐の可愛らしい技を皮切りに、両狐の逆立ちやあわせ芸、狐飛びなど大胆な離れ技の連続!見ているだけでハラハラ・ドキドキ、肝を冷やす感覚が観客を魅了します。女狐が縁起餅をまく際には見物客からの声援が飛び交い、クライマックスではなんと、男狐がニワトリを宙に放ちます。芸の合間に次々と見せ場があり、息つく暇なく観客からの大歓声で盛り上がります。
江戸時代から今なお大切に受け継がれている行事で、国選択無形民俗文化財(市無形民俗文化財)に指定されています。
※本記事の掲載は一般社団法人長崎国際観光コンベンション協会の承諾を得ています。
長崎市公式観光サイト「travel nagasaki」
竹ン芸
住所
長崎県長崎市伊良林2-10-2 若宮稲荷神社
開催期間
2024/10/14~2024/10/15
電話番号
アクセス
・長崎駅前から路面電車(蛍茶屋行)で約8分、新大工町下車徒歩約10分 ・JR長崎駅からバスで約15分、新大工町下車徒歩約10分
開催場所・関連スポット