日本最古の現存するキリスト教建築物です。キリシタン禁止令によって殉教した26人に捧げられた教会で1865年（慶応元年）に建立されました。日本二十六聖殉教者堂ともいわれ、殉教地である西坂公園に向けて建てられており、1953年（昭和28年）に国宝に指定されました。キリスト教禁教令と鎖国の250年もの長い間、伝え聞いた信仰を守り通してきた隠れキリシタンと呼ばれる信者が見つかった信徒発見の地としても有名で、教会内に散りばめられた厳かな雰囲気を放つステンドグラスも見どころのひとつです。

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