長崎でしか出会えない、記憶に残る旅の思い出づくり | STLOCAL|長崎を旅するアプリ

長崎でしか出会えない、記憶に残る旅の思い出づくり

ながさきプレス編集部

更新日:2021.12.22
facebookでシェア ツイッターでシェア LINEでシェア

ガラス工房Amber
ステンドグラスで世界にひとつだけの作品づくり

多くの教会が連なる長崎ならではの体験は、ステンドグラスを使ったオリジナル作品づくり。

港町の茂木町にある〈ガラス工房Amber〉では、ステンドグラスを使った“世界にひとつだけの”アクセサリーやオーナメントを製作できる。

店内にある見本の作品を観ながらつくりたい作品をイメージしよう

まずは、アクセサリーやオーナメントからつくりたいものを選んでいく。作品が決まったら模様やカラーが異なるガラスの中から、好きなものを2~5個ほどチョイス。形は好みに合わせてカッティングも可能だ。

組み合わせは無限大!数あるガラスの中から好みの色を選ぼう

ガラスの配置が確定したら、ガラスとガラスを接着させるために銅テープを巻いていく。銅の部分に筆でフラックスを塗り、はんだごてで部品を接着する。すべて部品を接着した後は丸かんをつけて、洗剤を用いて磨き作業を行う。

銅テープが綺麗に巻かれていないと接着が難しいので、慎重に作業を進めていく。

 

最後に、丸かんにイヤリングパーツ(オーナメントであれば紐)を付ければ完成!体験時間は1時間半程度なので、気軽に楽しめるのも魅力。完全予約制で、先生がグループごとに個別で教えてくれるのも嬉しいポイントだ。

 

オリジナルのイヤリングが完成!このままつけておでかけしたい気分

もっと高度な作品を試したい人には、卓上スタンドや照明スタンドなども!

完成した作品はもちろん持ち帰り可能なので、旅の思い出づくりにぜひ挑戦してみよう。

お部屋に飾れば、オシャレなインテリアにもなりそう!

 

瑠璃庵
色・模様も組み合わせ自由!一瞬も気が抜けないオリジナル作品をこの手で

ガラス容器の伝来の地である長崎。ガラスの原料の調合から、デザイン、制作までを手がける〈瑠璃庵〉では、オリジナルのグラスをつくる「吹きガラス体験」ができる。

まずは、つくりたいグラスの形状・色選びから。形は花瓶やカップ、小物入れ、おちょこなど10パターン以上。色は〈瑠璃庵〉オリジナルの深い瑠璃色をはじめ、透明のガラスをベースにカラフルな模様が散りばめられたドット柄なども女性に人気だ。泡を入れて凹凸をつくったり、巻き模様でオリジナル感を出すことも可能。用意されたエプロンとアームカバーを利き手に装着し、いよいよ吹きガラス体験へ。

10パターンの見本から好きなものを選ぼう

吹きガラス体験は1個でなんと15分。ガラスは温度の変化ですぐに割れてしまうので、制作工程ではスピードが命。ベテランの先生が1対1でサポートしてくれる。

最初に、吹き棹で窯の中で溶けたガラスを巻き取り、選んだ色のガラスと一緒に1,100度の窯で溶かす。窯から取り出し、吹きながら均一に回し、ガラスを膨らませていく。再度窯へ数秒戻して取り出し、濡れた新聞紙の上で慎重に前後に転がしながら成形していく。この工程を2~3回ほど、好みの形になるまで繰り返し行う。途中で、泡や巻き模様を付けてオリジナル感を加えることもできる。

 

吹き棹を回しながら巻き模様を付ける

 

濡れた布で、グラスの形状を整える

 

色ガラスの種類はブルー系やオレンジ系などさまざまなカラーから選べる

仕上げに、ハシで前後に転がしながら、グラスの口を形成していく。最後に底をつくり、吹き棹から外せば全工程が完了だ。

左手で回転させながらゆっくり、右手でハシを持ってグラスの口を形成

底を作成したら、少しヒビを入れて吹き棹から取り外す。この時点ですでに瑠璃色に

 

吹き棹から取り外したグラスは500度の除冷炉へ。完成は翌日の15時以降で、直接受け取りに行けない場合は発送も可能。

“瑠璃色に光る愛用の一品になりますように!”と受け取るまでのドキドキ感も体験の醍醐味だ。

〈瑠璃庵〉は、大浦天主堂やグラバー園などの観光地からも徒歩3分とアクセス良好。体験場所に併設のショップで工芸品の観覧・購入もできるので、体験と合わせてぜひ!

 

 

 

〈i+Land nagasaki〉が贈る、自然とグルメとアクティビティのエンターテインメント

長崎を代表するエンターテインメントリゾートとして知られる〈i+Land nagasaki〉。美しい景色が広がる伊王島で、天然温泉やスパで癒やされたり、四季折々の味覚を堪能したりと、一日では遊び尽くせない特別なアクティビティを満喫できる。

長崎市内から車で30分。気軽にリゾート気分を味わえる伊王島。

普通自動車運転免許を持っていれば、トゥクトゥクを運転しながら島内を周遊できる。7名まで乗車OKなので、グループや家族連れにオススメ。

さまざまな施設がある〈i+Land nagasaki 〉の中でも、音と光と映像の体験型マルチメディアナイトウォーク〈ISLAND LUMINA〉では、自然を舞台にした幻想的な世界を体験できる。

約800mの伊王島の大自然を歩きながら、最先端の光と映像のアートの中を冒険していく最先端のアトラクションだ。

約1時間のコースは多少のアップダウンはあるものの、軽めのハイキングを楽しめる小さな子どもからお年寄りまで十分満喫できる。コースの途中で観賞できるプロジェクションマッピングやデジタルアートは、非日常の世界へ誘ってくれそう。

コースの途中で現れるプロジェクションマッピングは幻想的!

さらに!九州最大級の規模を誇る温泉テーマパーク〈Ark Land Spa〉では、日ごろの疲れを癒やす温泉&スパが目白押し。森の中をイメージした「ボタニカルサークルスパ」や「ウェルネスウォーキングスパ」などの5種類の屋内スパ、海を眺めながら癒やされる「インフィニティ寝湯」や「プレイキッズスプラッシュ」など6種類のスパとプールを楽しめる。

ボタニカルな雰囲気で温泉&スパを満喫。水着の貸し出しも行うので手ぶらでもOK。

日帰りプランでは、ランチバイキングとアクティビティを満喫できるセットプランを用意。館内のレストランで長崎の食材を使ったランチバイキングと、〈ISLAND LUMINA〉や〈Ark Land Spa〉を含めた9つの中から1つ、好きなアクティビティを満喫できる。セットでより一層、アクティビティ+αを楽しめるのも、〈i+Land nagasaki〉だからこそできる体験だ。

 

 

レストランのバイキングでは長崎の新鮮な魚介を使った料理が並ぶ。

 

軍艦島コンシェルジュ
豪華な旅客船、島民のガイド、デジタルミュージアムチケット付きで、至れり尽くせりの軍艦島上陸クルーズ

平成27年に世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産 ~製鉄・製鋼、造船、石炭産業~」として登録され脚光を浴びた「軍艦島」。現在、長崎港より船で数十分の場所に浮かぶ軍艦島への上陸クルーズを行っている5社の中でも、最も評判が高く多くの観光客から選ばれているのが「軍艦島コンシェルジュ」だ。

〈軍艦島コンシェルジュ〉の上陸クルーズは「通常」、「優先」、「プレミアム」の3つのプランで、今回、取材したのは、クルージングに加えて〈軍艦島デジタルミュージアム〉のチケットが付いた「優先セット」プラン。こちらのプランでは、軍艦島へ上陸する前に〈軍艦島デジタルミュージアム〉で軍艦島の知識を学ぶことができるので、より上陸体験を深めることができる。

乗船前に訪れることのできる〈軍艦島デジタルミュージアム〉ではプロジェクションマッピングやVR、MRホロレンズといったデジタル技術を駆使した展示で軍艦島を体感できるほか、実際に軍艦島に住んでいた元島民の方がガイドとして館内に常駐。さまざまな軍艦島に関する知識を楽しく学ぶことができる。

稲佐山が眼前に広がる位置に構える〈軍艦島デジタルミュージアム〉

 

 

 

館内には最新のデジタル技術を用いた展示などがあり、見るだけではなく五感を使って学ぶことができる

一通りの知識を身につけたら、船着き場の常盤ターミナルに移動して旅客船「ジュピター」へと乗船。いよいよ「軍艦島」へと船で向かう。

 

 

船着き場の常盤桟橋には、軍艦島のマスコットキャラクター「ガンショーくん」の顔はめパネルも用意

船内には、開放的なデッキ席と客室席があり 外の眺めと元島民の方のガイドとともにゆっくりと移動する。まず、船が軍艦島付近に付いたら、上陸する前に軍艦島を一周し、上陸してからは見えないポイントを解説。周遊では海上条件が良好であれば、島が「軍艦」に見える撮影ポイントで止まってくれる。

船内の様子。実際に軍艦島に住んでいたガイドとともに島へと向かう。

 

 

撮影ポイントから撮影した「軍艦島」。この位置から見える姿が戦艦「土佐」に似ていることが名前の由来となっている。

島を一周したら「ドルフィン桟橋」に船をつけて、軍艦島へと上陸。島内の第3見学広場から第3広場までを、ガイドのわかりやすい解説と共に歩きながらぐるりと見学。各見学広場からは、当時人々が暮らしていたアパート群や、石炭が運ばれていた貯炭ベルトコンベアーなどを間近で眺めることができる。

 

各見学広場から見えるスポットを、ガイドが写真を使ってわかりやすく解説してくれる。

 

「軍艦島」は波の状況によって上陸できないこともあるのだが、〈軍艦島デジタルミュージアム〉のチケットが付いたこちらのプランなら上陸できなくても十分に楽しむことができる。

「軍艦島」の特別な体験を楽しみたいなら、至れり尽くせりの充実したサービスがある〈軍艦島コンシェルジュ〉を選んでみてはいかがだろう。

 

着物で彩る長崎の旅

振袖などフォーマルな着物や七五三の晴れ着などさまざまな着物をレンタルできる着物レンタル専門店。市内中心地である浜町アーケード近くにあり、崇福寺へ徒歩1分、眼鏡橋へ徒歩5分、路面電車の電停へ徒歩5分と各観光地へのアクセスも良好で、着物をレンタルしたらすぐに出かけられると評判のお店だ。

さまざまなプランがあるなか、観光客に特に人気なのがカラフルで遊びゴコロある柄からシックな柄まで、季節に応じたラインナップの約80枚から選べる「ふだんぎキモノ」プラン。着物好きなスタッフが、最適なコーディネートを提案してくれるので着物初心者も安心のプランだ。

 

着物はもちろん帯や小物なども充実。カジュアルだからこそ出来るコーディネートを楽しめる。

 

対応サイズは女性は身長170㎝以下、2Lサイズまで。男性は185㎝以下、3Lサイズまで。

また着物はもちろん帯や小物なども充実。カジュアルだからこそ出来るコーディネートを楽しめる。

ヘアセットはオプション。おまかせスタイルのみ(別途3,300円)メイクルームはないので、事前にメイクは済ませてから来店しよう。

お仕度が済んだら、いよいよ観光へお出かけ。和と洋が入り混じる長崎独特の風景は着物でのまちあるきを満喫しながら、観光スポットだけでなく何気ない街角でも撮影が楽しめる。

長崎の町の風景に、鮮やかな着物がぴったりハマる。

着物は追加料金3,300円で翌日返却も可能。

 

着物でのまちあるきを十分に楽しんだら、18:00までに着物を返却してプランは終了。

着物をレンタルして、長崎の観光やまちあるきでの記憶に残るひとときを満喫しよう。

 

※情報は取材当時のものです。詳細は公式サイトなどでも事前確認することをおすすめします。

 

————————————————————–

長崎市は、まちなか以外にも楽しいスポットが盛りだくさん。
長崎市をレンタカーでじっくり旅してみませんか?

★ニッポンレンタカー予約サイトはこちら★
https://www.nipponrentacar.co.jp/yoyaku/stlocal.html

————————————————————–

この記事で紹介したスポット

この執筆者の新着記事

長崎のタウン情報誌

ながさきプレス編集部

長崎県唯一のタウン誌「ながさきプレス」編集部では、長崎の魅力を発信するべく、グルメや観光スポットなど幅広く取材し、最新&旬な情報を届けています。
「ながさきプレス」のほか、「長崎ごちそう大図鑑」、「長崎カフェおさんぽBOOK」、「島原半島BOOK」など、各種MOOK本も発行中!

アプリをインストール アプリをインストール トップへもどる
STLOCALアプリロゴ

ダウンロードはこちら