小学生が2年かけて手で掘った防空壕。600人が避難した無窮洞(むきゅうどう) とは? | STLOCAL|長崎を旅するアプリ

小学生が2年かけて手で掘った防空壕。600人が避難した無窮洞(むきゅうどう) とは?

「海風の国」観光マイスター

更新日:2022.11.11
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当時の小学6年生と高等科の1・2年生が2年かけて、手で掘った防空壕が存在することを知っていますか?それは第二次世界大戦中に長崎県佐世保市に掘られた無窮洞(むきゅうどう)です。
当時の宮村国民学校の小学6年生と高等科の1・2年生が手掘りで2年の歳月をかけて造りました。無窮洞の中はかなり広く、主洞が幅約5メートル奥行き約19メートル、高さ約8メートルあり、他にも食糧庫や台所、副洞、書類室などがあり、裏山に抜ける為の避難道もあり、空襲の時には生徒達が600人も避難したそうです。

その広さと施設の充実に驚愕します。無窮洞顕彰保存会(むきゅうどうけんしょうほぞんかい)の会長を務めている茅原勇さんは当時手掘りをしていた生徒の一人。運が良ければその時のお話を聞くことができます。

※情報は取材当時のものです。詳細は公式サイトなどでも事前確認することをおすすめします。

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