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(C)長崎県観光連盟

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嵯峨島火山海食崖

嵯峨島西海岸の侵食は、東シナ海の激しい波浪を受け、両火山とも火口付近まで削り取られ、垂直に海食崖の絶壁を作っています。
嵯峨島は、三井楽半島の西およそ4km沖に浮かぶひょうたん形の島です。嵯峨島は、北の男岳と、南の女岳の2つの火山が接合してできた島で、周囲約12km、全島が溶岩と凝灰岩によって形づくられています。
東シナ海の激しい波浪を受ける島の西海岸の侵食は、両火山とも火口付近まで削り取られて垂直に海食崖の絶壁を作っています。そして、爆発した火山のすさまじさや内部構造、放出物を貫く岩頸岩脈などが色鮮やかで、まるで火山の模型を見るようです。この海食崖は、学術的にも世界でも珍しい貴重な地学的資料といえます。
また、嵯峨島火山海食崖は、県指定天然記念物に指定されており、島内には、約4kmにわたる自然散策道も整備されています。

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住所

長崎県五島市三井楽町嵯峨島

アクセス

貝津港から嵯峨島旅客船で約13分、嵯峨島港下船、徒歩約40分(女岳火口展望所まで)

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