(C)新上五島町観光物産協会
艫綱石
相河は、中世期には鮎河(あゆかわ)と呼ばれ、遣唐使船の風待ち港として知られています。ここには、遣唐使船が係留したといわれる「ともじり石」が大切に保存され、石祠が祀られています。(ともづな石とも呼ばれています。)遣唐使船が入港し、船を係留するときに綱をとった石だと言われており、民家の傍にあります。
宝亀7年(776)、大使佐伯今毛人率いる第14次遣唐使船が相河に寄港し1ヶ月以上風待ちしましたが、一向に追い風が吹かず、大津(博多)に引き返すとの記録があり、その折、船を係留した石とされています。
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宝亀7年(776)、大使佐伯今毛人率いる第14次遣唐使船が相河に寄港し1ヶ月以上風待ちしましたが、一向に追い風が吹かず、大津(博多)に引き返すとの記録があり、その折、船を係留した石とされています。
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