岩下洞穴遺跡
相浦川中流域の石盛岳南斜面の砂岩露頭に形成された開口17m、奥行最大で7m、高さ約5mの規模の岩陰です。発掘調査では、縄文期からの生活面および旧石器時代、弥生時代、古墳時代の遺物が出土しました。縄文早期から頭や胸位に石を乗せた埋葬人骨や磨製石器が確認されました。また、縄文前期には、狩猟具としての石鏃や石槍が数多く出土し、食料としての魚骨、鳥骨、哺乳類や貝類が出土しています。炉の跡もあり、洞穴内を居住場所と埋葬場所に使い分けていたこを知ることが出来ます。
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