鄭成功記念館・鄭成功廟
鄭成功は中国人海商の鄭芝龍を父に、平戸市出身の田川マツを母に1624(寛永元)年7月14日に誕生した。鄭成功は、当時台湾を占領中のオランダと戦い勝利すると、台湾に政府を設置し、法律を定めて開拓を行った。しかし、1662(寛文2)年に熱病のために39歳という若さで亡くなったが、台湾内には多数の鄭成功廟が建立されるなど英雄として称えられている。日本国内では、江戸時代に鄭成功の生涯を素材にした近松門左衛門の人形浄瑠璃「国性爺合戦」が人気となり、広く知られるようになった。鄭成功記念館は、7歳まで育った世界にひとつしかない生家を再現するとともに、「鄭成功」の偉業を顕彰し後世に伝えるために再現された。mata,1962年(昭和37)台南「明延平郡王祠」から鄭成功の分霊をうけ、川内浦東側の「丸山」の頂上に鄭成功廟がおかれていたところ、2024年4月に記念館の横へと移設された。
近くのスポット