オランダ塀
オランダ商館の塀の一部が残っている民家の前の通りから、山手に登る石段の坂道に沿っている石塀が「オランダ塀」である。この塀は部厚な砂石を平積みして、その上に貝殻と石炭を混ぜて作った漆喰のようなものを塗っている。高さは2m、長さ30m程度。1618年(元和4)に築造され、商館本館のほか、倉庫、火薬庫、病室等の目隠しとして作られた。黒ずんだ塀に、蔦かずらが這う様は、長年の月日を感じさせる。
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