亀岡公園
平戸城周辺一帯が亀岡公園となっており、天守閣や各櫓(やぐら)、マキ並木のほか数多くの記念碑等が設置されている。公園内に多数植えられているマキの木は1599年(慶長4)に平戸瀬戸を望む丘の上に、日の岳城が築かれた際に植えられたと考えられ、樹齢は400年を超える。このマキ並木は、二の丸の石垣にそって列をなし、主役として聳え立つ平戸城をひきたてている。幹回り最大3.6mのものがあり、マキの並木として、こうした大木が列植されたものは、他に類がない見事なものである。また市営テニスコートや運動場も整備されているため市民の利用も多いのが特徴。公園の一角には、ヒラドツツジの原木園もあり、種の保存・活用がなされている。全国的に植栽されているヒラドツツジには、多種多様な園芸品種があるが、ここにその原木となったヒラドツツジが植えられている。毎年4月には、亀岡神社の境内であるサクラ広場で、多くの花見客で賑わう。
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