冨春庵・冨春園
千光寺から県道を隔て、茶畑に沿って小道を下っていくと、左手に白い塀に囲まれた一画がある。ここが冨春庵である。中ほどに「日本禅宗発祥の地、冨春庵跡」と刻まれた石碑が建っている。栄西禅師は、1191年(建久2)の7月宋から帰国、戸部侍郎清貫に迎えられて、新築の小院、冨春庵で8月8日に日本で始めての禅規が行われたという。その小院冨春庵の跡である。南の隅には、栄西禅師が座禅を組んだという座禅石があり、上の畠には、禅師が中国から茶の実を持ち帰って播いたという冨春園がある。
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