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雄嶽日枝神社
雄嶽日枝神社は、山王山(439.2m/古称:御嶽・おんたけ)の頂上に鎮座する神社で、古来は『山王宮』と称された。祭神は、大己貴神(おおなむちのかみ)。明治4年(1871)に、雄嶽日枝神社と称号が改められています。
延暦23年(804)に第16次遣唐使船で入唐した最澄は、帰国後の弘仁5年(814)と9年の2回にわたり、福岡の太宰府竈門山寺に入唐成就のお礼詣りをしている。その際、五島にも足を延ばしこの雄嶽(山王山)を訪れ、比叡山延暦寺(天台宗)の守護神「山王権現」を祭祀したとされています。最澄によって山王権現が勧請されると、山頂に三ノ宮、8合目近くに二ノ宮、2合目近くに一ノ宮が祀られております。
一ノ宮は旧荒川小学校裏の滝の所を登っていくと、古い鳥居があり、岩陰に石祠が祀られています。二ノ宮は8合目近くの駐車場から登った登山道にあります。そこには岩窟があり、かつては水を湛えていたが、その水が枯渇した際に報賽鏡17枚(平安後期・室町・鎌倉・江戸初期の船載鏡2枚と和鏡15枚)が発見されています。
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延暦23年(804)に第16次遣唐使船で入唐した最澄は、帰国後の弘仁5年(814)と9年の2回にわたり、福岡の太宰府竈門山寺に入唐成就のお礼詣りをしている。その際、五島にも足を延ばしこの雄嶽(山王山)を訪れ、比叡山延暦寺(天台宗)の守護神「山王権現」を祭祀したとされています。最澄によって山王権現が勧請されると、山頂に三ノ宮、8合目近くに二ノ宮、2合目近くに一ノ宮が祀られております。
一ノ宮は旧荒川小学校裏の滝の所を登っていくと、古い鳥居があり、岩陰に石祠が祀られています。二ノ宮は8合目近くの駐車場から登った登山道にあります。そこには岩窟があり、かつては水を湛えていたが、その水が枯渇した際に報賽鏡17枚(平安後期・室町・鎌倉・江戸初期の船載鏡2枚と和鏡15枚)が発見されています。
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