無窮洞
第二次世界大戦のさなか、当時の宮村国民学校の教師と小学生たちが手彫りで掘った巨大な防空壕で、中は生徒500人が避難できたというほどの大きさ。避難中でも授業ができるようにと教壇まで備え、トイレや炊事場、さらには天皇の写真を奉ずる御真影部屋まで設けてあり、戦時下の時代背景を知ることが出来ます。児童がツルハシで堀り進み、ノミで仕上げたといわれ、工事は終戦の日まで続けられたそうです。天井には美しいアーチを描かれ、平和の祈りが聞こえてきそうな趣きです。
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