信仰復活の地 出口家
隠れキリシタン達は、迫害があまり厳しくない黒島に移り住んだ後長い間、仏教徒を装いながら秘かに信仰を守り続けていました。1864年に長崎にローマから遣わされた神父達がいることを知った出口吉太夫・大吉親子は長崎に渡り、黒島に600人の隠れキリシタンが潜伏している状況を報告。その後、黒島のキリシタンは、続々とカトリックに復活し、1872年、出口家宅で島でのミサが初めて行われました。その後、出口家は黒島のキリシタン史上重要な場所になっています。黒島島内在住のガイドさんによる、黒島の歴史を聞きながらポイントをめぐるツアーも人気です。
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