ポルトガル船入港碑
宮の町前の本通りが、当時は海岸で、ここらがポルトガル船最初の入港場所であろうといわれている。海商五峰王直の手引きによって、ポルトガル船が初めて平戸に入港したのは1550年(天文19)のことである。1561年(永禄4)平戸人とポルトガル船員との間に、言葉が分からず商売のことから論争がおこり通りがかりの武士が仲裁に入り、かえって誤解をうけて激化し、喧嘩となり、ポルトガル船長以下十数名の死傷者を出す事件が生じた。たまたま宮の前であったことから、俗に「宮の前事件」と呼ばれている。
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