じゃがたら娘像
1639年(寛永16)幕府は、平戸のオランダ商館長に対して、長崎平戸に居住するオランダ人子女の氏名と両親の氏名を書き出すように命じ、蘭英両国人の妻やその子女らはひとり残らず、この年出帆のオランダ船でバタビア(今のジャカルタ)に送り届けるよう申し渡された。長崎平戸の婦女子40人余がこの年追放された。これら追放された婦女子は、帰国は許されなかったが、切支丹信仰に関係ない手紙・進物等の文通は許された。ジャガタラ文は、ジャガタラ(バタビア)に追放された婦女子から故郷に送られてきた手紙で、貴重な資料である。
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