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長崎ハタ揚げ大会

江戸時代から続く、相手のハタを切り落とすハタ揚げ合戦
長崎では凧のことを「ハタ」と呼び、ハタ揚げは長崎くんち、精霊流し(しょうろうながし)などと並び長崎の三大行事の1つに数えられている祭りです。

長崎のハタ揚げは、他の地方と異なって高く揚げるのではなく、他のハタと掛け合って相手のハタの糸を切るハタ合戦。そのため、ハタは2本の骨を十文字に組み合わせた菱形で、1ひろ(約1.6m)程のヨマツケがつき、そのあとが1本につながり操縦が自由になっています。この掛け合いに使う糸は「ビードロ」(ビードロヨマ)といって、ガラス粉をのりでねって麻糸にぬりつけたもの。ハタの大小によって180~90mものビードロがつけられ、これで相手のハタのビードロを切り、ハタを落とします。

18世紀末頃からはじまったといわれているこのハタ揚げは15世紀半ばに唐、オランダ、(オランダ人の付き人だったインドネシア人)から伝わったものらしく、紋様も白と青と赤の3色、オランダ船旗や信号標識旗をデザインしたようなシンプルなものが多いです。「石畳」「波に千鳥」「亀の甲」など一つ一つ名前が付いていて、その種類は200種とも300種ともいわれているが、現在では約50種類が伝統的な図柄として造られています。

ハタ揚げ大会の時期は例年4月下旬~5月上旬。長崎市街地を取り囲む風頭山、唐八景、金比羅山、稲佐山などの山々で行われています。特に唐八景のハタ揚げは壮観で、ハタ合戦・親子ハタ揚げ教室など家族で楽しめる催しが行なわれています。

長崎の春の風物詩「令和7年 長崎ハタ揚げ大会」4/6(日)開催決定!
開催時間:10:00~15:00

お子様への一銭バタのプレゼントもありますので、自由ハタ揚げもお楽しみいただけます。

※本記事の掲載は一般社団法人長崎国際観光コンベンション協会の承諾を得ています。
長崎市公式観光サイト「travel nagasaki」
長崎ハタ揚げ大会

開催期間

2025/04/06~2025/04/06

電話番号

095-823-7423

一般社団法人 長崎国際観光コンベンション協会

アクセス

①バス停「唐八景」にて下車、徒歩約10分 ②バス停「田上」にて下車、徒歩約8分で長崎病院に行き、そこから無料シャトルバスで約5分

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