1890年代の後半ごろ建設された7棟の洋館群です。敷地がやや狭いため密集した状態で建っています。内外とも意匠・仕上げが質素で各棟ほぼ同一の構造材料となっており、賃貸住宅などとして建設されたと考えられています。景観上特異な存在なうえ住宅遺構が群として残っているのは全国でも類例なく、かなり貴重な建物です。現在内部は資料館としても機能しています。