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1878年（明治11年）に赴任した外海地方の人々のために尽力したフランス人宣教師、マルコ・マリ・ド・ロ神父。産業、社会福祉、土木、建築、医療、教育文化など多方面にわたって事業を展開し、奉仕した神父の偉業を称えて1968年（昭和43年）に記念館が設置されました。館内には「ド・ロ版画」や神父愛用のカレンダーなどゆかりの品が多数展示されています。建物は神父の設計施工により1885年（明治18年）にイワシ網工場として建設されたもので、1967年（昭和42年）には県の文化財に、2003年（平成15年）には旧出津救助院の一部として国の重要文化財にも指定されています。

ド・ロ神父記念館

館内には隠れキリシタン関係の資料を中心に旧外海町の考古資料や民俗資料を展示保存しています。外海の先人達の遺産や暮らしぶりを生き生きと展示し、中でもマリア観音など隠れキリシタンの資料は、他に例を見ないほど豊富です。

長崎市外海歴史民俗資料館

森林の中は「集いの森」「学びの森」憩いとやすらぎの森があります。キャンプ場は一般、青少年に分かれており、様々な体験ができるようになっています。園内にある展望台からは大村湾や五島灘、平戸まで見渡すことができます。公式サイトはこちら

長崎県民の森

農業公園型レジャー施設。園内は、6つのエリアに分かれており、ヨーロッパ風の広々とした小動物とのふれあい広場、ポニー乗場、牛の乳しぼり体験コーナーなどがあります。地ビールや手作りソーセージなど、食の楽しみも豊富です。公式サイトはこちら

長崎市いこいの里あぐりの丘

広大な森をステージに豊かな自然を体験できる森林公園に併設されたキャンプ場。森林のさまざまな情報を提供する森林館や森林資料館をはじめ、ながさき森の交流館、アスレチックも充実しています。公式サイトはこちら

長崎県民の森キャンプ場

生産者持込の野菜や農産加工品に、味噌、こんにゃく、かんころ餅などの地元の材料にこだわって作られた農産加工品は美味しくおすすめです。もちろん新鮮な活魚にアジ、サバ、カマスなどの塩干物、すり身などの水産加工品もどうぞ。店内の大きな生け簀には、外海近海で水揚げされた活魚が回遊しており、その他、水産加工店、農産物など新鮮素材が購入できます。毎月第2日曜にはそとめ朝市も開催しています。公式サイトはこちら

かんころ餅

みなと漁協外海支所直売店

「日本の棚田百選」のひとつで、1746年（延享3年）に大村藩主が知行開きをしたと伝えられる歴史ある棚田です。面積は8.8ヘクタール、棚田の枚数は約450枚で、神浦川が水源となっています。神浦川はやや離れたところに位置するため、川の上流域から「大井手」と呼ばれる水路を引いており、その距離はなんと約4.2kmにも及びます。神浦川は清流として知られ、おいしい米を作る基礎となっています。田植えや稲刈り体験などもおすすめです。

大中尾棚田

物産館では新鮮な農林水産物をはじめ、かんころもち、ド・ロさまそうめんのほか手作りの加工品、工芸品等を購入でき、レストランでは地産地消の料理をバイキング形式で味わえます。外海（そとめ）の魅力の一つが角力灘（すもうなだ）の夕陽。穏やかな海が刻々と赤く染まっていく光景を見ようと人々が集まり、晴れた日には五島列島をも見渡せるのがこの道の駅です。道路情報や観光情報が入手でき、休憩場所としても最適です。公式サイトはこちら

道の駅　夕陽が丘そとめ

世界遺産に指定されている出津教会堂のほかに、ド・ロ神父記念館、歴史民俗資料館、子ども博物館など、様々な観光スポットが併設されています。

出津文化村

キリスト教をテーマとしたカトリック作家の遠藤周作の資料館です。遠藤文学の原点と目される小説「沈黙」の舞台となった地に佇み、隠れキリシタンの里としても知られています。館内には生前の書斎を再現したコーナーのほか、遠藤周作の幼少期から晩年までの歩みを、肖像写真とエッセイで紹介しています。公式サイトはこちら

長崎市遠藤周作文学館

外海の観光スポット