【ローカル】新大工町商店街で長崎地元の暮らしを垣間見る
2021/12/21 公開
新大工町・鳴滝・諏訪神社
東京から長崎に移住して早1年半。長崎での暮らしで驚いたことの一つは、個性的な商店街が多いことでした。今回はその中でも、ローカルな雰囲気を感じられる「新大工町(しんだいくまち)商店街」を皆さんにご紹介します!
新大工町商店街は、あまり観光地っぽくはないのですが、だからこそ垣間見える長崎地元の方々の暮らしの一部を、ちょっぴり覗いてみませんか?(ちなみに、長崎に暮らす筆者も日々使っている商店街です)
まずは大通りへ
「諏訪神社」電停
新大工町商店街は、長崎市街地中心部・アーケードがあるエリアから路面電車で数分・歩いても20~30分程度のところにあります。路面電車の場合は、「諏訪神社」電停もしくは「新大工町」電停からすぐ。今回は、「諏訪神社」電停方面から商店街に向かいます。
見どころ盛りだくさんの諏訪神社のご紹介はまたの機会に
日常使いの商店街の雰囲気
新大工町商店街には、約260mほどの大通りとその周辺に、たくさんのお店が立ち並びます。八百屋さん、魚屋さん、肉屋さん、100円ショップからドラッグストアまで、暮らしに必要なものの大半が手に入ります。非常に便利!お昼時や、買い物の時間帯は、結構な人通りで賑わいます。
地域に愛されるお饅頭屋さん
観光で来られた方は、野菜やお魚は買わないかもなのですが、通りには小腹を満たせる長崎名物の豚まんや地域に愛されるお饅頭屋さんがあるので、散策ついでにちょこっとおやつにいかがでしょうか。
商店街の中に市場があります
さて、大通りをしばらく進むと、とても渋い雰囲気のある「天満市場」にたどり着きます。この市場、非常にローカルな趣があって、たまらないのです・・・!!
専門店さんが立ち並びます
とても雰囲気が良いのです
ちゃんぽん用のかまぼこが売ってます。長崎ならでは!
市場を抜けた先にもお店が続きます
ローカルな雰囲気を感じる商店街・市場の街並みに、散策するだけでかなり楽しめます。お散歩しているとお腹も空くかと思うので、ここで近場のおすすめランチスポットもご紹介です!
このスポットで使えるチケット
新大工町商店街周辺でランチ! 寿司割烹 かつら
新大工町商店街を抜けた少し先にあります
このボリューム...!
写真の寿司定食、このボリュームでなんと880円。初めてこのお店の存在を知った時はただただ衝撃でした。お寿司は、ネタが肉厚でとても美味しいです。お寿司と一緒に付いてきたのは、魚のフライ。日によって煮付けや天ぷらに変わったりするので、注文時にお店の方に聞いてみましょう。このお店は、近くに住んでることもあり、何度も通っている筆者の大のお気に入り店の一つです。
onikuのcafe meat sukky(ミート スッキー)
路面電車「諏訪神社」電停のすぐ近くです
コンビランチ。写真を見るだけでよだれが出ます
お肉屋「肉のマルシン」さん直営のお店、ミートスッキーさん。普段のお気に入りはメンチカツランチ。660円というリーズナブルなお値段にもかかわらず、お肉のジューシーさと肉汁がたまらなく美味しいです。贅沢したい時は、長崎和牛のランチを頂くことも。今回は、何を頼むか非常に迷いに迷った結果、ちょっとだけ贅沢してコンビランチ(メンチカツと唐揚げのコンビ)にしてみました。
肉汁がすごい!
今回初めてコンビランチを頂いたのですが、メンチカツ・唐揚げ、ともにジューシー!そして唐揚げの大きさに驚きました。今回も大満足のランチでした。
お好み焼き・カフェ キジマ
新大工町商店街から少し外れたところにあります
こちらは友人から「新大工の奥地(※正確には片淵)にめっちゃお洒落なカフェがある」とよく噂を聞いており、ずっと行きたかったお店。今回の取材に合わせて初訪問してみました。
古民家を改装したおしゃれなお店
お店の中に入ると、噂通りのお洒落な雰囲気。新大工町商店街の近くに、こんな場所があったとは...と驚きました。今回はランチで訪問しましたが、友達とお茶するのも楽しそう!
今回は牛すじカレーを注文
「お好み焼き・カフェ」のお店だと思うのですが、メニューのカレーがとても美味しそうだったので、今回はカレーをチョイス。ほんのり甘めのルーは、スパイスの風味がアクセント。もちもちのお米とよく合います。何より、牛すじが美味しい!付け合わせのお漬物もみずみずしかったです。次回来る際は、気になるお好み焼きを注文してみたいと思います。
ということで、今回は、ローカル感満載の新大工町商店街散策をお届けしてみました。新大工町商店街やその周辺は、まだまだローカルなスポットがたくさんあります(銭湯もあったりするのです)。たまには、ガイドブックになかなか載らない、地元の方々の日々の暮らしエリアをきままに散策してみるのも、いかがでしょうか?きっと、面白い発見があると思います。それでは、皆さん良い旅を!
おまけ:実は裏道に銭湯も存在します。新大工町周辺、ぜひ散策してみてください
※情報は取材当時のものです。詳細は公式サイトなどでも事前確認することをおすすめします。
この記事を書いた人
品川 正之介
Youtuber/Podcaster
1991年生まれ、神奈川県横浜市出身。大学卒業後、プラントエンジニアリング会社で約2年、IT系スタートアップで約3年働いた後、2020年2月に東京から長崎(長崎市)へ移住。現在は「外から来た人の目線で、長崎の魅力を掘り起こし、伝え、生かす」をテーマに、Podcast(「ながさきラジオ」)やYouTube(「長崎暮らし」)での情報発信を行う。口癖は「長崎は銀河系で一番面白い」。
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