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【矢上・古賀】歴史かおる長崎街道と植木の里をめぐる

2022/10/17 公開

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矢上・古賀

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多数の来訪者を抱えるペンギン水族館がある一方で、このエリアには歴史的に価値の高い史跡も点在しています。 江戸時代、長崎の港から輸入された外国の文物・技術が国内に広められる際の通り道となった「長崎街道」。長崎奉行やオランダ商館長などの要人が江戸へ向かう際のお決まりルートでもあったこの一大交通路の面影をたどったのち、少し場所を変えればこんどは400年の時を重ねる植木の里が。日本一のラカンマキが見ものの枯山水庭園ほか、ほっと和む景観美の数々がそこにはあります。

番所橋

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地域の台所・中央卸売市場からも近い番所橋。長崎街道が中尾川と交差する地点に架かっていて擬宝珠(ぎぼし)の親柱が伝統を匂わせます。最初に架けられた天保9年(1838)以来数回にわたる代替わりを経て、いま活躍しているものは昭和61年(1986)からの現役というものです。
かつてこのかたわらにあった矢上番所は長崎街道における要所のひとつで、役人が往来者を取り締まりまた警備にもあたっていました。
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矢上八幡神社と大楠

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八幡さまの境内の、石段を登った先に控えている2本のクスノキがとても大きいです。関東以西に自生するクスノキですが九州に最も多く、中でもこれは長崎県内でも有数の巨木です。
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矢上神社

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長崎市でも最も古いとされる神社。長崎街道に全部で25あった宿のうち、長崎側から数えて二番目の「矢上宿」もここにあって、近隣の村人たちもここに集う中心地的な場所でした。
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教宗寺(きょうそうじ)

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オランダ商館長が日蘭貿易への返礼のため江戸の将軍を訪れる「カピタン江戸参府」の道中で、シーボルトはここで昼食をとり旅の疲れを癒しました。また後年になって坂本龍馬や勝海舟もやはりここに立ち寄っています。
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餃子専門店 満天

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シーボルトのランチエピソードに思わず、という人に限らず、このエリアでお腹が空いた時にぜひ立ち寄りたいのがこちらのお店。 たくさんの一口餃子を、卵のニラとじ、冷奴、漬物、ご飯、お味噌汁と一緒に頂ける「餃子定食」!皮から手作り、ならではのもっちり感がたまらない。加えてお値段、リーズナブル。そんなうれしい旅グルメのススメです。 おいしく腹ごしらえ出来たなら、次はバスに乗り込み2キロほど北上。矢上を離れ古賀の歴史ある植木の里へ向かうとしましょう。

長崎市植木センター

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やってきました植木の里。400年もの長きにわたる植木産地・古賀における拠点的な施設がこの植木センターです。地域に根付く園芸・緑化文化、また地元産業との交流促進も図られるなどしています。 関する体験講座や教室が年間を通じて用意されているほか、5月初頭には毎年恒例の「古賀植木まつり」も。 代々に渡り造園業が営まれる現場ほか、古賀らしさに触れられる場所としては以下で示すようなスポットが挙げられます。ちょっとチェックしてみてください。

雄光苑

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樹齢150年を越えるクロマツやゴヨウマツの手入れが見事です。主な生産物としてはこのほかイヌマキの老木の仕立物植木なども。
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赤瀬邸

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樹齢約600年、高さ約10mという日本一のラカンマキが圧倒的なインパクトを誇る枯山水庭園。この主木を母樹として挿し木で多くの植木が生産されています。
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茂樹園

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茂樹園(せいじゅえん)には、イヌマキの大型仕立物植木があります。ここでは特にクロマツが素晴らしく、ことごとく丁寧な手入れがなされているのがわかるでしょう。
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昭緑園

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赤瀬邸の大槙と背後の山々を借景にした庭園です。クロマツ、ゴヨウマツ、サツキなど九州屈指の高級盆栽が生産されています。
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共楽園

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江戸後期に作庭され、数回の改修を経て現在に至ります。地形といい雰囲気といい自然そのものに備わる良さが大切に生かされている庭園です。
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恵比須神社

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明治に入ってからの植木の需要増の流れを受け、「同業者どうし、もっと連帯していこう」という機運の高まりから、地域の植木仲間らの奉仕作業によりまつられた神社です。古賀植木にとっての守護神的存在。 ヒラドツツジに囲まれたほこらのそばにも「古賀植木創業記念碑」が建てられています。
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松花園

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樹齢500年とされるヒイラギがあります。またカイズカイブキは大阪から長崎へ初めてやってきた苗木のうちの一本で、樹齢100年を越えています。
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南荘園

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様々な植木が生産されており、特にユリノキの仕立物の植木が珍しいです。当主の誕生記念樹なのだそうで、しみじみとした気分になります。
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久保田植木・越樹園

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この辺りは松とコケがみどころ。特に、石垣にサツキの古木が伸びる姿が白眉。ひたすらにお見事です。

長崎ペンギン水族館

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長崎街道や植木の里もイイ。とってもイイ、のだけれどこのエリアには全く違う魅力から心うばわれてしまう場所もまたあって、こちらを紹介しないわけにはいきません。 ペンギン水族館ではフンボルトペンギン、キングペンギン、ヒゲペンギンなどなど9種類170羽のペンギンたちが飼育・展示されています。土日祝日には施設のすぐそばのビーチを散歩したり、海で泳いだりするペンギンたちを間近で見て楽しむことができます。気ままに振る舞うその様子はあまりに可愛く、必見。
深さ4mもの巨大水槽や、3D技術を生かしたバーチャルシアター、またペンギングッズやアイテムが目白押しの「ペンギンショップ」ではペンギンパンケーキなども販売されていて、これがまた愛くるしい姿かたち。ペンギンファンにも売ってつけの長崎なのです。

この記事で紹介したスポット

この記事を書いた人

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STLOCAL編集部

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