いろいろなお顔の五百羅漢様とにらっめっこ⁉️
公開日:2022/10/28最終更新日:2022/10/28佐世保市街地
◆この記事の執筆者◆
『海風の国』観光マイスターの海風の国からKei
◆プロフィール◆
佐世保に住んで60数余年、幼い頃から佐世保ファンの一人です。
以前は小高い丘の上から駅周辺や佐世保港が一望できましたが、最近はマンション等の高いビルが駅周辺にできてしまい残念な風景になってしまいました。
佐世保自慢といえば、やはり九十九島とハウステンボスです。
九十九島は「世界で最も美しい湾クラブ」に加盟しています。九十九島周辺の海の透明感はとても素晴らしいです。
また、四季折々に風景が変わる、ハウステンボスは行ってみる価値があります。
美味しいものでは、全国的に有名な佐世保バーガーやレモンステーキや甘〜い豆乳などがありますが、その他には新鮮な九十九島牡蠣(冬場のみ)や魚介類などがおすすめです。
ちなみに街ネタですが、11月〜2月までの土、日曜日と祝日には牡蠣焼きが食べられる催し物が開催されています。
一度食べてみる価値はあります。是非、佐世保へ足を運んでみてはいかがですか?
いろいろなお顔の五百羅漢様とにらっめっこ⁉️
佐世保の駅から徒歩約10分!
国道35号線を早岐方面に、少し歩いて行くと福石観音(清岩寺・せいがんじ)があります。
正式名称は真言宗智山派 福石山清岩寺です。この清岩寺のある福石山が、国指定文化財
(名勝)に指定されています。平戸領地方八竒勝(ひらどりょうじかたはっきしょう)別名
平戸八景のひとつです。
奈良時代末期の717年、名僧「行基(ぎょうき)」が全国遊行の途中で佐世保に立ち寄った
時、海から引き揚げた柳の大木で十一面観音を彫って福石山に安置したという伝説が
あります。
国道から朱色の門をくぐり参道を歩いて行くと、神奈川県の鎌倉を思わせるような風景が
広がります。周囲を森に囲まれ、とても静かな雰囲気の中石段を登っていきます。
ここまでくると国道を走る車の音が微かに聞こえるだけ。
しばらく進むと左手に五百羅漢への案内板が表れます。案内板から左へ、羅漢窟の方へ
歩くとたくさんのお顔のご仏像と出会えます。
五百羅漢とは、釈迦入滅後の経典結集のときに集まったという500人の聖者の方々なのだ
そうです。そこから各地に羅漢信仰が広まり、この土地にも弘法大師(空海)が安置した
とされています。その後、多くの羅漢仏は消滅したが、第9代藩主松浦清(まつら
きよし)が再興したのだそうです。
戦後、羅漢窟は一時的な住宅として利用され、その際に五百羅漢は消失したり頭、手、
足が欠損するなどして現在に至っています。
この場所は筆者のパワースポットとして時々訪れています。
幼少の頃はまだまだ、たくさんのご仏像にお会いできましたが、時間による風化とともに、
今は数える程しかお会いできません。
幼少の頃から、福石観音の森や林は遊び場でした。
合掌
バス利用の場合は「佐世保駅前」バス停より早岐方面行き、二つ目のバス停「福石観音前」
で下車?
※情報は取材当時のものです。詳細は公式サイトなどでも事前確認することをおすすめします。
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この記事を書いた人
「海風の国」観光マイスター
佐世保・小値賀の案内人
「海風の国」観光マイスターは、「海風の国」佐世保・小値賀観光圏として連携して観光地域づくりに取り組んでいる、 佐世保市と北松浦郡小値賀町の観光に関する豊かな知識(地理、歴史、文化、食、観光地、観光施設等)と、おもてなしの心を持った案内人です。地域の魅力を発信しますのでチェックをお願いします!
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