【坂暮らしvol.1】 【坂のまち×eBikeで広がるライフスタイル日記】
公開日:2022/11/21最終更新日:2022/11/21東山手・南山手
はじめまして!つくる邸の岩本です。
今回より「坂のまち×eBike(電動アシスト自転車)で広がるライフスタイル日記」というテーマで記事を書いていきたいと思います。よろしくお願いします!
【坂のまちで暮らしています】
まず、簡単な自己紹介ですが、僕は長崎市の坂のまち(以下:斜面地)にある空き家を改装した、つくる邸(URL:
)(築70年の古民家)というところに住んでいます。もともと空き家だったのですが、大学生だった時に市民団体を立ち上げて改装。今は、シェアハウス兼地域のコミュニティスペースとして運営をしています。そして、このつくる邸から長崎ならではの「坂のまち」の暮らしを見つめ直し、新たな価値を発信する取り組みを行なっています。
そんな斜面地に住む僕ですが、さまざまな観点から斜面地とeBike(電動アシスト自転車)の相性は抜群なのではないかとずっと前から思っていました。そんな折、長崎市でeBikeのレンタルとツアー事業を行なっているROUTEの岸川さんと出会い、今回の記事のコラボ企画が始動しました!
ということで、まずはROUTEさんにeBikeを借りに行きました。
「カフェと宿 ROUTE」
JR長崎駅から徒歩で数分のところにある「カフェと宿 ROUTE」さん。こちらでeBikeをレンタルします。
【斜面地×eBikeの可能性】
実は、僕は大学の時の研究で坂のまちをテーマに研究をしていました。僕は斜面地の都市計画を、そして僕の先輩は斜面地における自転車交通の可能性を卒論テーマとしていたため、当時から長崎での自転車移動に関心がありました。そんなこともあり、ROUTEの岸川さんとは会話が弾みます。
長崎では、斜面地は車が入らず不便だと言われますが、その分、交通の騒音が少なく静かな上、景観がよく日当たりも良いです。一番のネックとなっているのはアクセスのしづらさ。車が通らない道も多く、駐車場も結構高いのが現状です。
そんな斜面地暮らしを便利にする一つの答えが「eBike」なのではないかと思っています。
eBikeなら坂を楽に登ることができ、なおかつ小回りも利きます。そして、斜面地には車道は少ないものの歩道のような横道は通っているため自転車なら通ることができるのです。ポイントはeBikeがどこまで坂を登ることができるのか。ここも今回検証してみたいと思います。ここがクリアになれば斜面地暮らしはeBikeで随分と住みやすくなるのでは。
ちょうどROUTEさんも観光客向けだけではなく、長崎市民に日常使いして欲しいと思っていたこともあり、意気投合。2ヶ月間eBikeをレンタルさせてもらい乗り心地をレポートすることとなりました!
店内にはたくさんの種類の自転車とeBikeが
ROUTEさんの1階は自転車のレンタルスペースとなっており、たくさんの種類の自転車がズラリ。日本ではなかなか見ることのない海外製の自転車までありました。おしゃれなミニベロタイプに惹かれつつも、今回は斜面地をガッツリ登ってくれそうなスポーツタイプのeBikeをレンタルしました。
レンタルしたのはパナソニックのJETTER(ジェッター)
一緒に訪れていた森くん(つくる邸住人 ※彼もこの連載記事を執筆予定)は、ミニベロタイプなおしゃれなBENELLI(海外メーカー)を選択。ということで、坂のまち×eBikeプロジェクトスタートです!!
みんなでパシャリ!
【ロシアコンスイ坂 vs eBike どこまで登れるか….】
早速次の日に、つくる邸のある南山手地区周辺で乗ってみました。つくる邸に行くには、長崎屈指の急坂でもある「ロシアコンスイ坂」(勾配20%)を通らなければなりません。登るだけで汗だくの強敵です。
ということで、大敵「ロシアコンスイ坂」を愛用のジェッターくん(eBike)で初登りしてみます!
アシストモードは当然「HIGHモード」(eco、AUTO、HIGHモードがあります)
それでは登ってみます。
最初はきついのですが….勢いがつくと電気の力でグングン進みます…!
座ったままでも登れる…!
これは全然、登れる…!
半分近くまでは座ったままでもいけるかもというレベルです。
あと少し!
最後の勾配が急になっているところも立ち漕ぎすればなんと楽々…!
これはすごい!こんなにeBikeって登るんだ….。
もちろん立ち漕ぎをしないといけないところもありますが、これはもはや革命です。
ジェッターくんすごいぞ、きみは。
ロシアコンスイ坂をのぼりきった後にも坂が迫ってきますが、どの坂も楽チン♪。
すれ違う人にも二度見をされて、「にいちゃんすごいな、それ電動??」と声をかけられるほど。
景色を見ながらスイスイ
乗ってみてはっきりとわかったのは、これは自転車とは別の乗り物ということ。
これまでの自転車のイメージが180度ひっくり返りました。
斜面地暮らしに羽が生えたような気分です。
その後、いろんなところで乗ってみましたが、どこもスイスイでした。
おそらくこのジェッターくんはeBikeの中でもかなりパワーがある方だと思いますが、eBikeが手に入ったことで、かなりの時間の短縮、そして汗の量が減りました。
絵になるのもいい
これはもう手放せないかも….笑
これは今後もeBikeライフがとても楽しみです。
長崎のまちで自転車に乗るイメージはないかもしれませんが、今後はより普及して長崎での移動手段の一つになっていくといいなと思います。もちろん安全第一で!
今回は、つくる邸に帰る道だけを紹介しましたが、今後eBikeを手にしたことで斜面地の暮らしがどう変わるか引き続きレポートしていきたいと思います!
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この記事を書いた人
つくる邸
坂暮らしの案内人
斜面地にある空き家を改装し、シェアハウス兼オープンスペースとして活用・運営中。長崎の居留地・南山手の暮らしを通して、地域の魅力を発信しています。風景やライフスタイル、何気ないご近所付き合いから町を支える地域コミュニティまで、日々感じている斜面地の暮らしぶりを住人目線でおすそ分けします。
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