【坂暮らしvol.2】eBikeでめぐる、坂のまちのビュースポット
公開日:2022/11/28最終更新日:2022/11/28東山手・南山手
はじめまして。つくる邸の住人、森です。
前回より、「坂のまち×eBike(電動アシスト自転車)で広がるライフスタイル日記」というテーマで記事の連載がスタートしました。
さて、斜面地に構えるつくる邸の暮らしには一体どんな影響があるのか。岩本くんに引き続き、僕の目線でも斜面地ライフの変化を綴っていきます。
これも電動アシスト自転車!?おしゃれな相棒との出会い
僕の移動手段はもっぱら“徒歩”です。もちろん遠方に行くときや、急いでいる時は車を使いますし、路面電車やバスにも乗ります。
しかし、街中から南山手のつくる邸まで歩いて帰ることもしばしば。途中、出島周辺のお店や「長崎水辺の森公園」に寄り道して、まちの空気や人通りを感じながらゆっくりと帰宅することが好きなんです。長崎のまちは、お散歩したくなる魅力があると思いませんか?
そんな徒歩愛好者の僕も、ROUTEさんにeBike(電動アシスト自転車)をレンタルさせていただくことに!
たくさん種類があって、とっても悩みましたが……。
ミニベロタイプのおしゃれな「BENELLI(ベネリ)」、君に決めた!
ミニベロとは、タイヤのホイールサイズが20インチ以下の小径自転車のことです。 岩本くんがレンタルした“ジェッターくん”はスポーティでかっこいいスタイル。一方、こちらはタイヤが小さいため全体的にコンパクトなサイズ感です。
僕がこの自転車を選んだポイントはいくつかあります。
まず、乗りやすいサイズ感であること。クロスバイクのようにサドルが高く、前傾姿勢になりやすいタイプはちょっと苦手で、選ぶならバランスが取りやすいものがいいなと思っていました。
また、折りたたみ式であることも特徴的。
乗らない時にも場所を取らずに、玄関や軒先に収納して置けるところが便利だなと思いました。斜面地の家屋で駐車・駐輪スペースが確保しづらくとも、これなら安心です。
そして、なんと言ってもデザインがおしゃれ……!
海外の洋風な街並みを、この自転車が軽快に走る様子が目に浮かびますね。長崎のまちの中を走っていても、きっと絵になるんじゃないかと期待が膨らみます。
帰り道に寄った水辺で、パシャリ。この時点でもうすでに、愛着が湧いてます。
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eBikeでめぐる、坂のまちのオススメスポット①:南山手のレンガ塀
早速、つくる邸の周辺をめぐってみることに。お散歩が好きな僕のお気に入りのコースを、電動アシスト自転車ならスイスイと回ることができます。斜面地・南山手でオススメしたいライディングコースを紹介します。
まずは、グラバー園の先にあるレンガ塀。
お土産通りから「グラバー園」の出口を通り過ぎ、「長崎伝統芸能館」の横の道を進んでいくとこのスポットにたどり着きます。
石畳・レンガ塀・造船所の景色。この辺りは電線もなく、開放的です。長崎らしい風景を、自転車に乗って眺めるのはとても新鮮な気持ちでした。
お土産通りは観光客で人通りも多く、日中は交通規制がかかっているので注意してくださいね。
eBikeでめぐる、坂のまちのオススメスポット②:坂道のポケットパーク
そして、ここから左手に曲がると、素敵な木漏れ日の坂道があります。グラバー園の「旧スチイル記念学校」の裏側に続きます。
坂道の中腹にある、小さなポケットパーク。ベンチがあり、洋館や長崎港の風景をゆったりと眺めることができます。ここで自転車を停めて、小休憩することに。
ここでは本を読む人がいたり、この居留地らしい風景をスケッチする人がいたり。僕が普段歩いて登るときも、すぐには家に帰らずにここでぼーっとすることもあります。それくらい、一番のお気に入りの場所。電動アシスト自転車のおかげで、爽やかな気分でここまでやってくることができました。
ちなみに、タイヤの小さなベネリでも、これくらいの坂道はグングンと登ります…!
変速ギア機能は付いていないものの、パワーを3段階に切り替えることができるため、小柄な見た目の割に馬力も十分!デザインもおしゃれで、坂道も楽ちんだなんて、もう言うこと無しですね…。好きな道を通るたびに愛着が増していくから、困ります。
eBikeでめぐる、坂のまちのオススメスポット③:出雲町へと続く道
そして、最後はグラバー園第2ゲート入口から、出雲町の方へと続く道です。ここは、岩本くんから教えてもらったオススメのコース。
どうですか?このロケーション。ここは、地元では通称「大浦銀河」と呼ばれる夜景スポットです。坂の上からは長崎港の風景に目が行きがちですが、振り返れば丘の頂上までそびえ立つ家屋たち。夜になれば、まるで星空の中を歩いているような気分を味わえます。
そんな斜面地の景色に包み込まれていくように、風を切って走ることができるのです。
eBike、最高です。
ちなみに、この道に辿り着くまでの坂道はかなり急斜面。頑張って登りましたが、さすがに中腹あたりで断念し、自転車を押して登りました…。岩本くんのジェッターくんは登れるそうなので、僕も頑張ればこの坂道も制覇できるかも?
結論。坂のまちのお散歩が好きな僕も、eBikeならラクラクめぐることができて、いつもとは違った新鮮な気持ちで景色を味わうことができました。ちょっとしたお出かけも、これで移動自体がお楽しみの一つに。
僕の新しいeBikeライフスタイル。いろんな可能性が広がりそうな予感がします。僕たちの記事、これからも楽しみにしていてくださいね。
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この記事を書いた人
つくる邸
坂暮らしの案内人
斜面地にある空き家を改装し、シェアハウス兼オープンスペースとして活用・運営中。長崎の居留地・南山手の暮らしを通して、地域の魅力を発信しています。風景やライフスタイル、何気ないご近所付き合いから町を支える地域コミュニティまで、日々感じている斜面地の暮らしぶりを住人目線でおすそ分けします。
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