label-miru
label-taberu
label-taiken

【長崎・佐世保】平戸八景を眺める「観潮橋」からレトロゲームの聖地へ

2023/3/14 公開

common-location_gr

三川内・早岐・針尾島

https://d3ufri3nvnsbrn.cloudfront.net/images/contents/2168/676/0.jpg?t=17292467943427
https://d3ufri3nvnsbrn.cloudfront.net/images/contents/2168/676/0.jpg?t=17292467943427

奈良時代初期に編さんされた「肥前国風土記」に、「雷のような音をたてて流れる」と記された早岐瀬戸。大村湾と外洋をつなぎ、潮の満ち引きにより川のような早い流れが生じることから「速来門」と呼ばれ、それが「早岐」の由来になったとか。ここに架かる観潮橋が2021年、国登録有形文化財(建造物)に登録されました。橋の周辺からスタートし、昭和レトロを感じるスポットを巡りました。

1954年に建設された貴重な銅製の橋

https://d3ufri3nvnsbrn.cloudfront.net/images/contents/2168/677/1?t=17292467943155
https://d3ufri3nvnsbrn.cloudfront.net/images/contents/2168/677/1?t=17292467943155
今でも生活道路として活躍する観潮橋は、1954年に建設された貴重な鋼製の橋。地元の人に聞くと「昔は開閉橋があった」「急流でカヤックの大会が行われていた」という話から、地名の由来の話に。 観潮橋。ここは国指定名勝「平戸領地方八竒勝(ひらどりょうぢかたはっきしょう)(平戸八景)」のひとつ、「潮之目」でもあります。
観潮橋の横にある「史跡肥前風土記の速来門」の碑。「この門の潮の来るは東潮 落つれば西涌き登る 涌く響雷の響に同じ よって速来の門という」と記されています 詳しく聞くため、観潮橋から歩いて5分の「速来宮(はやきぐう)」、通称早岐神社へ。宮司の初村礼子さんは「この地はもともと速来と呼ばれていたのが、土地を治める権力者が変わる中で早岐に変わったのでは」と話しました。
速来宮の御朱印。「カヤックが描かれている御朱印は珍しいのでは」と初村さん

古き良きレトロゲームがたくさん!

https://d3ufri3nvnsbrn.cloudfront.net/images/contents/2168/678/1?t=17292467943155
https://d3ufri3nvnsbrn.cloudfront.net/images/contents/2168/678/1?t=17292467943155
速来宮から6分ほど歩き「レトロゲームの聖地」へ。昭和40年代の西肥シルバーボウル創業当初から稼働しているものをはじめ、他ではなかなかお目にかかれないレアなゲーム機がずらりと並んでいます。「長年丁寧に手入れをしているので愛着があります」とスタッフの男性。使っている電子部品が少ない分、意外と壊れにくいそうです。10円からプレーできるので、100円あればけっこう楽しめますよ。 子どもの頃に遊んだデパートの屋上を思わせる空間。全国からレトロゲーム機のファンが訪れます
店内で最も古いのがこちら。「TOR」「ECKE」といった表記からヨーロッパのゲーム機のようですが詳細は不明とのこと
ゲーム開始時に鳴り響くえびす様の笑い声に、泣いてしまう子もいるという「エビスボール」
シンプルな操作ボタンに昭和感が漂います

愛され続ける昭和喫茶メニュー

https://d3ufri3nvnsbrn.cloudfront.net/images/contents/2168/679/1?t=17292467943155
https://d3ufri3nvnsbrn.cloudfront.net/images/contents/2168/679/1?t=17292467943155
西肥シルバーボウルから徒歩10分。こちらも40年以上営業を続け、地元で愛されている喫茶レストランです。同じメニューだけを食べに来る古くからの客も少なくないそうで、「周囲の環境や人の流れは時代とともに変わるけれど、メニューのレシピは変えずに受け継いでいます」と2代目店主の荒牧悟さん。昔ながらのハンバーグやピラフなど、テイクアウトでいただくこともできます(要予約)。 イタリアンスパゲティー(スープ・サラダ付き)850円。アボカドやオムレツなどのトッピング100円~
ソーダ水やコーヒーフロートなど、懐かしいドリンクメニューも。ブレンドコーヒー450円
天井が高いロッジ風の店内。ランプなどの調度品がクラシカルな雰囲気を醸し出します 以上、とっとってmotto!編集部でした! ※情報は2022年11月時点のものです。

この記事で紹介したスポット

この記事を書いた人

https://d3ufri3nvnsbrn.cloudfront.net/images/authors/17.jpg?t=17292467943427

とっとってmotto!編集部

長崎新聞社の生活情報誌

長崎新聞社が毎月第2、第4金曜に発行しているタブロイド版の生活情報紙。発行部数は約17万5000部。新聞本紙の折り込みに加え、長崎市内の幼稚園、保育園、こども園の92%に当たる129園でも配布。グルメ、お出かけ、子育て情報を中心に、長崎での暮らしが楽しくワクワクするような内容をお届けしています!

Copyright © ZENRIN CO., LTD. All Rights Reserved.
common-warn_cookie

このサイトではサービス向上のため、Googleによるアクセス解析ツール「Googleアナリティクス」でCookie等を利用しており、サイト訪問者の情報をツール提供事業者へ送信しています。詳しくはこちら

logo_walk_text