壮大な自然と出会い、絶景と夕陽に魅了される生月ドライブ
2024/10/30 公開
生月
生月大橋を渡ると、そこは壮大な自然の造形美が広がる生月島。大自然が長い年月をかけて作り出した断崖絶壁、水平線に沈む絶景の夕陽、島の北端にある潮風香る灯台など、息を呑むような絶景が訪れる人を魅了します。
まだまだ知られていない、長崎県の自然景観の魅力を存分に堪能できる生月島の観光スポットをご紹介します。
青い海と青い空にかかるスカイブルーの橋・生月大橋
平戸島と生月島を結ぶ生月大橋は、全長960メートルの堂々たる姿を誇ります。
青い海と空を背景に、スカイブルーで優美な曲線を描く姿は本当に絵になります。天気の良い日は窓を開けて、風を感じながらのドライブも最高。
橋のたもとには展望スポットも整備されおり、ここからは橋と海のダイナミックな風景を一望することができます。
道の駅が併設されており、長崎のお土産や平戸の特産品を購入することができます。
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生月島の最北端にある白亜の灯台・大バエ灯台
生月島の北端に建つ大バエ灯台は、荒波が打ち寄せる断崖絶壁の上に建ち、生月島のランドマークとして地元の人々に親しまれています。
駐車場から灯台まで向かう道を進むと、グリーンのアーチを超えた途端に見えてくる景色には思わず声が漏れます。周辺には緑があふれ、高さ約80メートルの断崖絶壁の上に立つ灯台はそれだけで絵になります。
全国でも珍しい展望台が併設されている灯台で、水平線まで広がる東シナ海のパノラマビューが壮観。水平線まで続く青い海と空のパノラマは、訪れる人々に感動を与えます。
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大自然が長い年月をかけて作り出した芸術・塩俵の断崖
海と大地が織りなすダイナミックな景観に圧倒されるのは、塩俵の断崖。長い年月をかけて波と風が作り出した自然の芸術作品です。
塩俵の断崖の最大の特徴は、柱状節理と呼ばれる規則正しい亀裂が刻まれた岩肌です。まるで人工的に作られたかのような整然とした柱状の岩が連なっています。
この柱状節理は、かつてこの場所が海底火山であった時代に、マグマが冷え固まる際に収縮し、規則正しい亀裂が入った結果できたものです。五角形や六角形の断面を持つ柱状の岩が、まるで積み木のように積み重なっている様子は、見る私たちを圧倒するとともに地球の長い歴史も感じさせてくれます。
断崖の上からの眺めは、まさに絶景!眼下に広がる東シナ海の荒々しい波と、果てしなく続く水平線が織りなす景色は、思わず息を呑む美しさです。
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夕陽に染まる、絶景ドライブコース・生月サンセットウェイ
生月島の西側に整備された生月サンセットウェイは、その名の通り美しい夕陽を眺めながらドライブを楽しめる絶景ドライブコース。
水平線に沈みゆく夕陽が海面を黄金色に染め上げる様子は、まさに絶景。有名自動車メーカーのC Mロケ地に起用されているというのも納得です。
ドライブの途中で、思わず何度も車を停めたくなってしまった場合は、途中に設けられた展望所でゆっくり景色を堪能することもできます。
ちなみにこちらの展望所、運が良ければ「幻の和牛」とも呼ばれる放牧中の平戸牛を見ることもできます。大きな牛が近づいてくるとびっくりしますが、柵を越えて展望所に入ってくることは無さそうです。
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生月島中央部に広がる雄大な草原・山頭草原
生月島中央部に広がる山頭草原は、まるで絵ハガキのような牧歌的な風景が魅力。
なだらかな丘陵地に広がる草原からは、海を見渡すことができ、天気が良ければ五島列島まで見えることもあるそう。
一面に広がる緑の絨毯で放牧されている牛たちがのんびりと草を食む姿は、心が癒される光景です。展望所から眺める緑の草原と青い海はまさに絶景。
草原内は坂道もあり、牛たちが自由に行動しているので動きやすい恰好で。牛たちはゆっくりですがかなり近くまで接近してきますので、大きな動物が苦手な方はあまり近づきすぎないようにしましょう。
美しい風景を写真に収めたい方は、カメラを持って訪れるのもおすすめです。
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この記事を書いた人
森山ゆりこ
文章も書けるフォトグラファー
美しい景観と深い歴史に魅せられ、転職を機に神戸市から長崎市へ移住。 旅が趣味と実益を兼ねたトラベルクリエイター。 フォトグラファーの視点、移住者の視点、働く女性の視点から長崎の魅力を発信しています。
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