高校生が作る!バリアフリーに楽しめる長崎観光のご紹介(新大工~眼鏡橋エリア)
公開日:2026/3/19最終更新日:2026/3/19長崎市
ーーーーーはじめにーーーーー
本ルートは全長約 1.3km、ゆっくり歩いて約 1.5 時間のまち歩きコースです。 観光スポットを巡りながら、長崎の歴史と風情を楽しむことができます。
このさるくブックは、「坂の多い長崎でも、車椅子の方が安心して観光できる ルートを紹介できないだろうか」という思いから作成しました。
私たちは実際に何度も現地を歩き、段差や勾配を確認しながら、できるだけ平坦で安全な道を選んでいます。
歩いてみると、古くから残る建物や石畳、橋や寺院など、長崎ならではの風景が今も多く残っていることに気づきます。
都市化が進む中でも、修復を重ねながら受け継がれてきた街並みには、江戸時代以前から世界とつながり、 和・華・蘭 の文化を育んできた長崎の歴史が息づいています。
新大工(しんだ いく)から眼鏡橋 (めがねばし)へ続くこの道には、そんな長崎の魅力が詰まっています。
ぜひこのさるくブックを片手に、長崎のまち歩きを楽しんでみてください。
きっと長崎の新たな魅力に出会えるはずです。
※掲載内容は当該生徒が探求学習の一環で作成したものになります。掲載された情報の正確性や完全性等について保証するものではなく、またバリアフリー関連の法律やガイドライン等の基準に準拠した内容ではございませんので、あらかじめご了承ください。当記事を閲覧される皆さまのご判断のうえご活用ください。
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①新大工電停(場所:長崎市 新大工電停)
バリアフリーについて❤
歩道が整備されていて、幅も広く移動がしやすいです。近くのお店や施設の多くは、スロープが設置されて おり、安全に楽しむことができます。人通りが多いため、混雑時には注意が必要です。
町の名前に刻まれた職人たちの歴史
中島川沿いに広がる新大工町。
「新大工?」――ちょっと不思議な名前だと思いませんか?実はこの 町名は、多くの大工職人が住んでいたことから生まれました。河内国から来た若杉浄宣が職人を育て、職人の増加によってこの地に「新大工町」が作られました。新大工町歩道橋があるこの場所も昔 から人々が行き交ってきた道の上にあります。ここは、大工さんたちが語り合い、町を作り上げてき た歴史が、今の長崎へとつながる場所な のかもしれません。
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▶桃渓橋 約4分
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②桃渓橋(場所:長崎市 中島川)
バリアフリーについて❤★
桃渓橋周辺は比較的平坦な道が続いており、車椅子の方でも通行しやすい場所です。橋の上には 段差はなくスムーズに通行できます。ただし、車が通るため、渡る際には周囲に注意が必要です。中 島川沿いを散策しながら安心して訪れることができます。
ちいさな桃渓橋が支えた長崎の交流
馬町交差点の手前にある桃渓橋。
こんな小さな橋は、一体何のために作られたのでしょうか。桃渓 橋が作られたのは 1679 年。このころの長崎は、海外との交流でにぎわっていた時代でした。当時この周辺には水路が多く、出島を中心に人や物が行き交っていました。そのため、町の中にはいくつも の橋が架けられ、大切な物資が運ばれていたといわれています。また、川沿いには桃の木が植えられ、春には花が憩いこいの場所でもありました。桃渓橋は、暮らしと交流、そして美しい風景を支えていた橋だったのかもしれません。
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▶光永寺 約4分
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③光永寺(場所:長崎市 桶屋町)
バリアフリーについて❤
中島川沿いの入り口には階段がありますが、反対側の境内のすぐ横にある駐車場からは、車で境内 の中まで入ることができます。境内はバリアフリーに配慮されており、スロープが設置されていま す。また、境内の建物内には納骨堂があり、お参りの際には車椅子の貸し出しやエレベーターも利用できます。バリアフリー対応がしっかりとされています。
歴史と黄色の絨毯 ~福沢諭吉ゆかりの光永寺~
光永寺は、あの福沢諭吉が若いころに学んだ場所として知られています。境内には大きなイチョウ の木があり、秋になると鮮やかな黄色に染まり、落ち葉が敷き詰められ、絨毯のように見えます。歴 史の重みと季節の美しさを同時に感じられる、静かで落ち着いた空間です。
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▶アルコア中通り 約3分
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④アルコア中通り(場所:長崎市 伊勢町~出来大工町)
バリアフリーについて❤
アルコア中通りは、全体的に道が平坦で、歩きやすいです。そのため、長距離の移動でも負担が少なく、安心して利用できます。店舗によっては段差があり、入店時には注意が必要です。
また、特に土 日は人通りが多いため、混雑時にも注意が必要です。
歴史と暮らしが重なるアルコア中通り
アルコア中通りは、江戸時代中期から続く長崎でも歴史ある通りです。中島川や眼鏡橋に近いこの 通りには、老舗や個性的なお店が今も軒を連ねています。歩きやすく整えられた歩道や段差の少な い入り口など、誰もが気楽に散策できる工夫がされているのもアルコア中通りの魅力です。気にな ったお店に立ち寄ってみませんか?歴史と暮らしが混ざり合う街の空気を、ここで感じてみましょ う!
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▶ 眼鏡橋 約3分
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⑤眼鏡橋(場所:長崎市 中島川)
バリアフリーについて❤★
眼鏡橋の上は石造りのため段差や階段があり、雨天時に滑りやすいので注意が必要です。 しかし、橋を渡らなくても下から橋を眺めることができます。眼鏡橋周辺は広場となっており、ベンチが数台設置されているため、休憩しながら観光を楽しむことができます。
異文化が出会って生まれた眼鏡橋
眼鏡橋ができた1634 年頃、長崎では出島が造られたり、長崎くんちが始まったりしました。では、 なぜそれらと同時期なのでしょうか。長崎は、和・華・蘭の文化が集まる特別な町だったからかも?! 中国の技術を取り入れつつ、日本の町づくりとして造られたのが眼鏡橋なのかもしれません。
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中通り商店街のおすすめのお店
岩永梅壽軒
天保元年(1830 年)創業の老舗和菓子店。
長崎名物のカステラをはじめ、昔ながらの和菓子が今も受け継がれています。 長崎の歴史を「味」で感じられる一軒です。特に、岩永梅壽軒のカステラは、軽く押すと「シュワッ」 と音がすると言われるほど、きめ細かくしっとりとした食感が特徴です。卵の豊かな風味と上品な 甘さが広がり、驚くほどのおいしさです。予約は半年待ちとも言われ、入手が難しいことで知られて いますが、多くの人に愛され続けている長崎の名店です 。
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❶宮ノ下公園の中にあるバリアフリートイレ
男女それぞれのトイレ内にバリアフリートイレが設けられています。どちらのトイレにも L 字型の 手すりと縦型の手すりが備えられています。
また、おむつ交換台やベビーキープも設置されており、 幅広い世代の方にとって利用しやすい設備となっています。トイレ内は広く、使いやすい空間とな っています。
❷竿原橋から東新橋の間にあるバリアフリートイレ
便座付近には縦型の手すりと L 字型の手すりが設置されています。また、赤ちゃん用のおむつ交換 台やベビーキープも備えられており、荷物置き場も設置されています。トイレ内は広く、ゆとりのあ る空間です。
❸東新橋から魚市橋の間にあるバリアフリートイレ
便座の近くには縦型の手すりと L 字型の手すりが設置されており、立ち座りの動作をサポートしま す。さらに、手洗い場にも手すりがあり、移動や姿勢保持がしやすいです。
内容紹介
◆タイトル:All For Nagasaki ―高校生がつくるバリアフリーさるく BooK
◆発行日:2026 年 3 月
◆発行:長崎県立長崎東高等学校 総合的な探究の時間 B2 班
◆制作:迫田耀子 竹市侑加 山口透和
◆デザイン:竹市侑加
◆協力:特定非営利活動法人 長崎コンプラドール 桐野耕一様
Hodaka Book 編集室 織田帆尊様
一般社団法人 長崎国際観光コンベンション協会
長崎県文化観光国際部 観光振興課
◆掲載協力:株式会社ゼンリン「STLOCAL」
◆設置協力:長崎県庁
長崎空港ユニバーサルツーリズムセンター
長崎市総合観光案内所 長崎市役所
◆取材・体験協力:ミニさるくにご参加いただいた皆様
◆地図出典 :株式会社ゼンリン「STLOCAL」の地図を基に一部加工して作成
◆参考資料 長崎市公式観光サイト
各観光地公式サイト
※本ガイドブックの情報は 2026 年 3 月時点の調査に基づいて作成しています。
※実際にご利用の際は最新の情報をご確認ください。
この記事で紹介したスポット
この記事を書いた人

長崎の観光もりアゲ隊
長崎東高校生徒
私たちは長崎東高等学校 2 年生です。(写真左から)竹市侑加、迫田耀子、山口透和
本校では探究学習を通して自分の探究したい学問分野ごと に班を組み、探究学習を行っています。
私たち 3 人は「観光とバリアフリー」をテーマに、すべての 人に長崎の観光を楽しんでほしいという思いを目標に、実際にまちを歩き調査を重ねながら、誰も が安心して楽しめるさるくを企画し、このさるくブックを制作しました。
長崎の魅力を新たな視点 から届けたいという思いを込めています。
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