定番スポットをもう一歩だけ深く味わう。東山手・南山手の居留地さんぽ | STLOCAL|長崎を旅するアプリ

定番スポットをもう一歩だけ深く味わう。東山手・南山手の居留地さんぽ

STLOCAL編集部

更新日:2021.12.22
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異国情緒あふれる東山手・南山手

長崎らしい観光地といえば、異国の雰囲気ただよう東山手・南山手エリア。開港の都市・長崎の中でも、当時外国人が暮らしていた、居留地(きょりゅうち)と呼ばれる場所です。

東も南も、どちらも「山手」と付くぐらいです。もう皆さんもお察しの通り…、ここは坂道だらけ!(笑)

しかし、それだけ素敵な町並みと風景が待っています。坂道を歩くのは大変だけど、実はどの有名なスポットにも「ここの角度から見て欲しい!」「実はこんな楽しみ方もできる!」という推しのアングルや歩き方があるのです。今回は、そんな定番観光地を新鮮な視点で見られるコースにご案内します!

 

東山手エリア:①オランダ坂

オランダ坂

石畳の坂道と奥に見える洋館までがセットな長崎らしい風景

早速、坂から始まるのが居留地エリア紹介。東山手のエントランス的な場所でもある、「オランダ坂」です。居留地へと誘い込まれるアプローチですね。この道を、観光客はもちろん、普段は地域住民や学生が行き交います。

麓には、石碑や観光案内板がいくつか。ここ「オランダ坂」は「日本の道百選」にも選ばれています。さあ、少しだけ登ってみましょう。

 

オランダ坂

坂の上には活水女子大学。こんな雰囲気の道で通学できるなんて…、羨ましい!

当時、長崎に暮らす異国の人々を「オランダさん」と親しみを込めて読んでいたことから、洋館が立ち並ぶこの道を「オランダ坂」と呼ぶようになりました。

活水女子大学の校門前あたりで振り返れば、様々な作品の中でも取り上げられるアングルに。ここ活水学院下の坂、活水坂、そして少し離れた場所にある誠孝院(じょうこういん)前の坂が主に「オランダ坂」と呼ばれています。誠孝院前の坂はまた後ほどご紹介します。

 

東山手エリア:②東山手甲13番館

オランダ坂の途中にある、「東山手甲13番館」。庭園や洋館の中を自由に見て回ることができます。さらに、こちらはカフェとしても利用できるのだとか…!

中に入ると、洋風な世界にグッと引き込まれます。木造のぬくもりある質感に、照明や窓が多いので、中は明るい雰囲気。1階にカフェスペースがあります。

今回いただくのは、カステラアイスとコーヒーの「居留地セット」500円。カステラにバニラアイスがサンドしてあり、コーヒーによく合います。窓辺の席で、外のグリーンあふれる庭園を眺めながら休憩すれば、ここで暮らしていた外国人のような気分が味わえますよ。

 

東山手エリア:③東山手洋風住宅群

活水下のオランダ坂を超えて、ずーっと石畳の道を進んでいけば、ここにもオランダ坂の石碑を発見!そう、こちらが誠孝院前のオランダ坂になります。煉瓦塀や洋風住宅群など、また違った風景で楽しめます。

全部で7棟の洋館が建ち並ぶエリア

こちらでも、異国料理が楽しめるレストランや、東山手町並み保存センターがあったりと、洋館ごとに色々な機能があります。そんな洋風住宅群の空気を味わえる、ちょっと狭めの路地。迷路感があってワクワクします!

下の洋館の前も通れます

実は、夜になるとロマンチックな照明でライトアップされているこの小道。まるで夜景の中を歩いているような感覚になれます。昼間もいいですが、夜の居留地さんぽも推していきたい楽しみ方の一つです。

 

南山手エリア:④グラバースカイロード

グラバースカイロード

突如、屋外に大きなエレベーターが現れます

東山手の散策が終われば、次は南山手エリアに移動。ここ居留地のまち歩きで是非体験して欲しいのが、「グラバースカイロード」です。地域住民も観光客も、誰でも無料で使える“斜行エレベーター”。これで一気に上まで連れて行ってくれるのです!

エレベーターの中から覗ける、小さな小窓

いざ乗ってみれば、まるでロープウェイに乗っているかのようなアトラクション気分。窓から見える斜面地の風景が、ワクワク感を募らせてくれます。

 

一番上の5階まで行けば、こんな景色が待っています

斜面地の南山手にとって、なくてはならない生活の足。観光客と地域住民が乗り合わせることもしばしばで、「どこから来たと?」「グラバー園はまだこの上よ」なんて会話が生まれる場でもあります。乗り物としての楽しみと、住民の移動手段としても体験できちゃうエレベーターなのでした。

 

南山手エリア:⑤南山手レストハウス

グラバースカイロードを5階まで上がってきたあと、ふらっと立ち寄れる「南山手レストハウス」があります。開放的な庭と、見晴らしのよい景色が望めるスポット。館内は見学と簡易的な休憩スペースが設けられています。ここで旅のひと休み。

庭先のベンチに座ってみれば、パノラマの斜面地ロケーションに囲まれます。長い時間座っていると、距離感が掴めなくなっちゃうかもしれません(笑)

ここを降りていけば、「祈念坂」を降りることができます。

そして、南山手レストハウスに行った際には、裏口まで歩いてみて。先程までのパノラマな景色とは少し違った見え方になり、こちらでは門の先に抜けて見える空とまちが眺められます。長崎のまちをバックに撮るなら、素敵な雰囲気を演出してくれるはずです!

 

南山手エリア:⑥大浦天主堂

南山手レストハウスから「祈念坂」を降りていけば、居留地のシンボル「大浦天主堂」にたどり着きます。教会の白い外壁が、青空に美しく映えています。ここは隠れキリシタンの信徒発見の場所。日本語で書かれた「天主堂」の看板の文字が、日本人の隠れキリシタンに向けたメッセージとなっていました。

南山手レストハウスから降りていける「祈念坂」

祈念坂から見下ろす風景も、また格別。正面から見ることの多い大浦天主堂ですが、ここでは教会の側面やステングラスの窓など、少し新鮮なアングルで眺めることができます。

大浦天主堂から、100メートルほど離れたあたりにある三角地帯

さて、大浦天主堂をもっと味わうための秘密の場所をご紹介します。ここは、「妙行寺」と「大浦諏訪神社」の入り口が集まるポイント。この道の先には、大浦天主堂があります。お寺・神社・教会の3つの異なる宗教が交わる、「祈りの三角ゾーン」なのです。夕方になれば、教会の鐘の音とお寺の鐘の音が同時に鳴り響く、とてもラッキーなセッションが聴こえて来ることも…!長崎ならではの文化ミックスなスポットです。

 

南山手エリア:⑦グラバー園

お土産通りと大浦天主堂を通り過ぎたあたり

南山手で、大浦天守堂と並ぶ代表的なスポット「グラバー園」。かつて外国人商人としてやってきたグラバーさんたちは、長崎を見渡せる丘の上・居留地に邸宅を建てて暮らしました。そんな邸宅や庭園を散策できる場所です。

園内には、カフェ「自由亭喫茶室」や屋外オープンカフェもあります。美味しいコーヒーでほっと落ち着くのもよし、気持ちのよいテラス席で憩うのもよし。歴史的建造物の鑑賞はもちろん、他にも楽しみ方は何通りもあるのが魅力です。

 

南山手:⑧てがみ屋

最後にご紹介したいのが、旅のお土産選びにぴったりなお店。レターセットや文具を販売する「てがみ屋」です。長崎ならではなデザインのアイテムや、旅の思い出をかわいく記録できる文房具が揃っています。

5人のイラストレーターが描く、それぞれの長崎の風景。レターセットは5種類・各550円。

看板商品は、長崎が誇る世界遺産やランドマークが描かれた便箋・封筒「ナガサキレタートリップ」。長崎の色んな場所を巡り、想いが募ってきているところに、こんな素敵なレターセットを見つけてしまったら…。思い出を手紙にしたためてみたくなりませんか?

店長・山下さんが推したい場所!

そんな時に嬉しい!てがみ屋の店内に設けられた「ライトインスペース」。窓際のカウンター席で、お手紙を書くことができるのです。旅先から、想いを乗せて誰かにお便りを書いてみる…なんて素敵な旅の終わり方なのでしょう!観光に来た旅人こそ、ふらりと立ち寄って欲しいスポットなのです。

定番の観光地を、もう一歩だけ深く味わう居留地さんぽ。いかがでしたか?洋館や観光施設を巡っているうちに、自然と坂道のアップダウンを上り下りしているかと思います(笑)歩いて楽しい東山手・南山手を散策して、素敵な旅の思い出を作ってみてくださいね。

 

※情報は取材当時のものです。詳細は公式サイトなどでも事前確認することをおすすめします。

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