label-miru
label-idou

坂のまち佐世保、今も厳しい峰坂の坂

2022/11/11 公開

common-location_gr

佐世保市街地

https://d3ufri3nvnsbrn.cloudfront.net/images/contents/2138/0.jpg?t=17281777023376
https://d3ufri3nvnsbrn.cloudfront.net/images/contents/2138/0.jpg?t=17281777023376

峰坂(みねのさか)

https://d3ufri3nvnsbrn.cloudfront.net/images/contents/2138/1013/1?t=17281777023189
https://d3ufri3nvnsbrn.cloudfront.net/images/contents/2138/1013/1?t=17281777023189
佐世保市峰坂町(みねのさかちょう)に江戸時代から続く街道の難所、峰坂(みねのさか)という坂があります。

由緒ある場所で、石垣が周りの景色に溶け込んだ美しい景観ですが、住人にとっては決して魅力的とは言えない現実を抱えています。佐世保の特徴的な地形である数多くの坂道の中で、最も有名、かつ、坂道がもたらす現実を肌で感じ取れる場所と言えます。


「坂の長崎」という言葉がよく知られていますが、佐世保も湾の周りを山で囲まれていますので、至る所に坂道が見られます。

その中で、市の広報誌に写真がよく掲載される峰坂町の坂道は、江戸時代に平戸から彼杵(そのぎ)まで続く「平戸往還(ひらどおうかん)」と呼ばれる街道の最大の難所となっていました。

傾斜17.5度の、急勾配の坂道が延々と続きます。坂に沿って住宅がありますが、買い物は下の商店街まで下り、そして上って来なければなりません。若い時には体力づくりになりますが、高齢になると病院へ行くのも大変。家族の介助を得ながら上り下りをすることになります。


佐世保を訪ねる方は、是非、一度でいいので坂道の上り下りを体験して下さい。

平たい所での生活の有りがたさを感じられるでしょう。


なお、ここは映画「坂道のアポロン」の1シーンに取り入れられています。


※情報は取材当時のものです。詳細は公式サイトなどでも事前確認することをおすすめします。
関連するスポット

この記事で紹介したスポット

この記事を書いた人

https://d3ufri3nvnsbrn.cloudfront.net/images/authors/16.jpg?t=17281777023375

「海風の国」観光マイスター

佐世保・小値賀の案内人

「海風の国」観光マイスターは、「海風の国」佐世保・小値賀観光圏として連携して観光地域づくりに取り組んでいる、 佐世保市と北松浦郡小値賀町の観光に関する豊かな知識(地理、歴史、文化、食、観光地、観光施設等)と、おもてなしの心を持った案内人です。地域の魅力を発信しますのでチェックをお願いします!

Copyright © ZENRIN CO., LTD. All Rights Reserved.
STLOCALとは、旅するあなたに、 そのまちでのとっておきの過ごし方をご提案するサービスです
写真提供:長崎県観光連盟写真・記事提供:公益財団法人佐世保観光コンベンション協会
教会の写真掲載に当たっては大司教区の許可をいただいています。
当ウェブサイトの各ページのテキスト・画像の無断転載・複製を固くお断りします。
common-warn_cookie

このサイトではサービス向上のため、Googleによるアクセス解析ツール「Googleアナリティクス」でCookie等を利用しており、サイト訪問者の情報をツール提供事業者へ送信しています。詳しくはこちら

logo_walk_text