1.五島の海の玄関口「福江港」五島のぬくもりが詰まったカフェ「ソトノマ」 2.五島の綺麗な海から取れる極上の塩「さとうのしお」 3.半泊の歴史と風景に惚れ込んだお酒のスペシャリストが作るクラフトジン「五島つばき蒸溜所」 4.五島をめぐる合間に「荒川温泉足湯」でゆったり過ごす 5.『天空の城ラピュタ』や『もののけ姫』などの美術監督を務めた山本氏の「山本二三美術館」 6.昭和レトロでチーズケーキとこだわりコーヒーが絶品な喫茶店「こふひいや」 7.自然豊かな五島の風景を楽しめるツーリング「Bike is life.GOTO」 8.移住者や地元の人が集まる新しいスポット「WiNEバルMazeCozE」

長崎港からジェットフォイルを利用し、約1時間半で五島の福江港に到着しました。 今回は限られた一日で思う存分五島を満喫したいと思います！ 船から降りると目の前には五島の風情ある街並みが広がっており、すぐに五島の雰囲気を味わうことができます。

早速訪れたのがこちらのカフェ。 お店がある立地や、外観を見ただけで素敵な場所であることが伝わります！ 「ソトノマ」という名前の由来も「外の居間」という意味らしく、島外からのお客様と地元の方が交わり、誰もがくつろげるコミュニティカフェでアットホームなお店にしたいという思いが込められているようです！ 実際に店内には、子ども連れの家族もゆったりできる畳のスペースや五島の食材を販売しているスペースがあるので、五島のぬくもりがギュッと詰まっていました！

五島の食材だけを使った日替わりランチは、小鉢サイズの沢山の料理が一度に食べられてボリューム満点〜 快適すぎて食後ものんびりして、長居しちゃいました。 ゆったり過ごしすぎてしまうのも、五島の楽しみ方の一つですね！

次は福江港や五島つばき空港がある中心地から、車で20分ほどの小さな集落「半泊」へ！ この半泊という地域は、弾圧に苦しんでいた時代、 五島に移り住んだ潜伏キリシタン全員が住むには狭い地域であったことで、移住者の半分だけがこの地域に住んだことから、「半泊」と呼ばれるようになったそうです。

そんな歴史的にも深い意味がある素敵なカフェに到着！ 半泊の美しい水、風景に惹かれて2006年に移住した佐藤さんご夫婦が営まれています！ 旦那さんが半泊湾の海水からとれたミネラルたっぷりの手作りお塩を作っています！ この五島の中でも特に綺麗な半泊の海から取れる塩には沢山のファンがいるそうです。

このさとうのしおを使ったドリンクやお菓子が密かに、五島在住者の中で人気になっているそうです！ またカフェだけではなくコテージ・スモーキーという素泊まりの宿もあり、昔ながらの薪をくべて入る五右衛門風呂が楽しめるそうです！

先程の「さとうのしお」から徒歩1分のところにあるのが、お酒好きの私もものすごく興味があった施設「五島つばき蒸溜所」です！ やっぱり素敵なところは外観がすごい！

あとでお話した時に驚いたのですが、この外観の黒い板は実際に木材を自分たちで焼いて付けた色だそうで、近くで見てみるとより分かるのですが、焼いた木材の独特な木目がものすごく綺麗でした！ そんなこちらの施設は、大手酒類メーカーで誰もが知るような人気のお酒を開発していた3人の方が会社を退職後に立ち上げた蒸溜所です！

ここで作るのが今、注目を集めているクラフトジン「GOTOGIN」。 五島産の「椿の種」をキーボタニカルに、17種類ものボタニカルからひとつひとつ細やかに蒸溜された20を超える原酒を、芸術的な感性でブレンドし作り上げたられたクラフトジンだそうで、その話を聞いているだけで今すぐにでも飲みたくなってしまいます。。。 このGOTOGINのコンセプトは「慈」だそうで、この半泊の歴史や文化、風景を表現する味わいを目指してお酒づくりをしているそうです。

容器にもこだわり「5枚の花びらでアロマを包む」というコンセプトをもとに、半泊の海の色と椿の花びらに包まれる様子を表現したツボミボトルも上品で、置いておくだけでも癒されます。

「五島のつばき蒸溜所」と併設しているボトルショップは、10〜15時の間でオープンしています。GOTOGINの話を聞いた後に飲む味は格別なんだろうな。。。と思いながら次のスポットへ向かいます。 後々、生産が落ち着いた際に蒸溜所の見学会も開始するそうなので、新たな五島のスポットなりそうな予感！

半泊地域から次に向かうのは、温泉が有名な荒川！ この荒川は五島内でアジ釣り大会があるほど、釣りのスポットとしても人気で、昔ながらの港町の雰囲気も残っている地域です。

その荒川で地元の方はもちろん観光客の癒しスポットとなっているのが「荒川温泉足湯」です。 レトロな雰囲気が残るバスの待合室でもあり、車の運転で疲れた身体を癒してくれます。

気を抜くとずっとのんびり入ってしまうので、気持ちを切り替えて福江の中心地に戻ります！

各所じっくりゆったり楽しんできたところで、次のスポットがある福江港や五島つばき空港がある中心地に戻ってきました！ そして向かったのは、ジブリファンなら興奮が止まらない山本二三美術館です！ ここは『天空の城ラピュタ』『時をかける少女』など美術監督を務めた、山本二三氏の背景画やオリジナルの絵画を展示する美術館で、中心地にあるためアクセスしやすい場所になっています 実は長崎観光アプリ「STLOCAL」を利用して、事前に入館券を購入していたため、到着後はスムーズに入館できました！

基本的に中は撮影NGですが、五島を訪れる際にはぜひここへも足を運んで見てください！

次に訪れたのは、山本二三美術館と同じ中心地にあるレンガ造りで蔦に覆われた外観が目を引く「こふひいや」。 こちらのお店は、オープン当初から変わらない味のチーズケーキと店主こだわりのコーヒーが絶品で、昔から地元の方にも愛されているそうです。 撮影スタッフが何を頼もうか迷っていたところ、コーヒーの好みをきいておすすめを教えてくださいました。 一度行ってみれば、なぜこんなにも五島の方々に愛されているのかがよく分かる素敵なお店でした！

のんびりしすぎて、気づくと夜が更けてきました。 次に訪れたのが、先程の「こふひいや」のお隣にある「Bike is life.GOTO」。 店内には店内にはBike is life.オリジナルの自転車が沢山展示されており、こちらでは実際にその自転車レンタルすることができます！

最高の五島の景色の中をこだわりの自転車で走るのは絶対に楽しい！ 今回はレンタルできる自転車や店内を実際に見せてもらっただけですが、 次はこの自転車で五島の自然を駆け回りたいです！ こちらでのレンタルも長崎観光アプリ「STLOCAL」を利用して予約できるので、五島に来る際は事前に予約しておくことをおすすめします！

最後に「Bike is life.GOTO」から歩いて、夕食先の「WiNEバルMazeCozE」へ。 外見は完全に日本の一軒家ですが中に入ってびっくり！ とってもおしゃれな空間が広がっていました！ 元々は間借りしていた場所で週末限定でオープンしていたところ、移住者や五島の若者を中止に次第に人気が集まりお店を出したそうです！ ワインはもちろん果実酒、焼酎、日本酒など沢山のお酒が揃えてあるそうで、Iターン移住したシェフが作るジャンルを選ばないツマミは絶品です。 個人的には、洋風？なおでんがものすごく美味しかったです！ そんな料理に合うお酒を求めて、他の移住者が集まり、自然と会話が生まれる空間となっているそうです！ ここが移住者や地元の方と繋がるきっかけになるかもしれないですね！

今回の五島滞在ですが、「STLOCAL」を利用して事前に島について調べたり、入館チケットを購入していたおかげで、じっくりゆったりと五島を楽しむことができました！ ただ観光するだけでなく、五島で暮らしているように過ごしたいと考えていたので、沢山の五島の方々と交流できてものすごく楽しかったです！ ぜひこのプランを参考にみなさんも五島での時間を満喫してくださいね。 五島のスポットをまとめた素敵なマップがあるので、記事と合わせてぜひ見てみてください！

のんびり島を満喫！五島のおすすめスポット12選【五島のんびりMAP】