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本の読める場所を見つけに行こう!

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出島・ベイサイド

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こんにちは!出島町の書店・BOOKSライデンの前田です。私は2021年7月、書店を開くために大阪から長崎へやってきた移住者です。日々本を売らせていただいている私ですが、この街は街中で本を楽しむことができる環境が整っているなと感じています。素敵な喫茶店、点在する上の写真のようなベンチ、そして素晴らしい景観など、本を読むには絶好の街。今回はそんな本の読める場所を巡ってみましょう。取材した時間は読書にはうってつけの朝。旅の朝時間の有効活用としてもご参考になれば嬉しいです!

 

モーニングは新地「異人館」

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まずは腹ごしらえから。今回は新地中華街エリアの「異人館」さんにてモーニングをいただきましょう。異人館さんは私が移住して以来通い続ける大好きな喫茶店です。喫茶店ですが食べ物も充実しており、ランチメニューには長崎名物のひとつであるトルコライスなども用意されていますよ。





さて、モーニングですが私が必ず注文するのは「珈琲モーニング」セットです。ボリュームが特徴で、お値段なんと550円!朝8:00開店の店内では地元のお客さんたちを中心に賑わい、ジゲ(長崎弁で「地元」という意味)の人たちの日常を垣間見ることができます。そしてとにかくおいしい!

長崎水辺の森公園

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モーニングを済ませた後はいざ本の読める場所を求めて長崎水辺の森公園にやってきました。ここは長崎の海に面した絶景が見渡せる公園。花火大会などのイベントも開催されたりしますが、普段はジョギングや犬の散歩、ボーッとする人など、近隣住民の憩いの場となっています。そんな長崎水辺の森公園は東京ドーム約1.4個分の大きさを誇るため、園内各所に設置されているベンチから見える景色もそれぞれ若干異なります。といってもどこで読んでもふと顔を上げれば斜面に連なる家々、造船所、港を出入りする船など長崎ならではの景色が広がります。


こちらのベンチは木陰にあり、私もよく利用しています。


水路に近いベンチ群。ベンチでなく芝生に寝転がりながらでも良いかもしれません。


女神大橋を眺めることができるベンチ群。その向こうは深堀・香焼といった南部エリアが広がります。

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県庁周辺

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さて、次は長崎県庁周辺で探してみましょう。長崎県庁はJR長崎駅の西側に位置します。こちらはこちらで、手入れされた芝生や柵のない水辺の景観が魅力です。この公園(おのうえの丘)は先ほどの長崎水辺の森公園に比べ人が少ないのですが、しかし同様に船の汽笛が聞こえたり、海から抜ける心地よい風を感じたりと、五感を使った読書が堪能できる素晴らしい公園です。


全天候対応のベンチ!これは読書が捗りますね。


座った際の眺めはこんな感じ。



先ほどの長崎水辺の森公園とは若干異なる景色を堪能しながら。疲れたら横になれるのも魅力?

今度は坂の上から!大浦展望公園へ!

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ここまでは平地にある水辺のエリアをご紹介しましたが、これだけではないところが長崎の良いところ。何と言っても長崎は坂の街。ということで次は坂の上で読書を楽しんでみましょう。向かうは南山手エリア、グラバー園に程近い大浦展望公園です。


4人掛のベンチが2つ用意されています。夜は夜景を見ながらでも!



席からの眺めはこんな感じ。家々の連なりがとにかくダイナミック!



ここには私もよく読みに来るのですが、あまり人がおらずのんびり静かな時間を過ごすことができます。長崎に関する本を読んでいると、「これはあの辺りの話かな?」といった具合に、実際に内容を目で確認することもできます。

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長崎ならでは?洋館でおしゃれに読んでみよう!

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大浦展望公園で読書した後は、お疲れ様でしたということで東山手はオランダ坂に面した「地球館cafe slow」さんへランチを食べに行きましょう。お隣の南山手エリアを含めこの東山手エリアはかつて長崎で生活していた外国人たちの居住エリアで、その名残として現在も洋のテイストを残した建物が多数残っています。東山手地球館さんは東山手洋風住宅群の一棟を使い、長崎の国際交流拠点となるべく日々営業されています。今回はそんな東山手地球館さんの建物1階にある「cafe slow」さんにお邪魔しましょう。

 



今回は「チキンプレート」をいただきました。長崎県産の野菜を中心としたサラダも付いてきて、お腹いっぱい!食事をいただいた後はもう少し本を読んでみます。


飲み物は「かぼすソーダ」をチョイス。



窓の外に映る景色に心ときめきながら読むことができました。この席以外にも東山手地球館さんにはテーブル席、テラス席などたくさんの席があります。館長の青柳さんも「東山手のスローな感じと読書は相性も良いのでは?」とおっしゃっていました。今回訪れた他のスポットもそうですが、私が思うにこの街はどこでもできることをあえて街で行うことで、いつもとはちょっと違うリッチな体験となるところが魅力のひとつだと思います。




敷地内にはテラス席もあります。

 

さいごに

いかがでしたか?前回の記事までは書店のみのご紹介でしたが、今回は購入した本を「読む」ことにフォーカスしご紹介させていただきました。せっかくなので長崎で買った本は長崎で楽しんでほしい!そして贅沢な読書体験ができる場所がこの街にはいっぱいあることを知っていただけたら嬉しいです。ですが今回ご紹介した場所以外にも絶好の読書スポットは存在します。是非探してみてください!

この記事で紹介したスポット

この記事を書いた人

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前田侑也

書店・BOOKSライデン店主

大阪府堺市出身。1992年生まれ。東京・大阪でITエンジニアとして働き、夢で あった本屋を開くため2021年7月長崎に移住。同年11月、出島町に本屋「BOOKS ライデン」を開業し現在に至る。趣味は読書と居酒屋探索。

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