大村公園を散策するなら!訪れたいスポット6選
2024/3/6 公開
大村公園
「日本さくら名所100選」、「日本の歴史公園100選」にも選ばれた「花と歴史のまち 大村」を代表する大村公園。
玖島城跡に造られた公園で、長崎県内でも人気のお花見スポットとして知られています。
今回は、お花の時期だけに関わらず、大村公園を散策するなら立ち寄りたいおすすめスポットを6つご紹介します。
①水面に反射する風景も美しい・桜田の堀
大村公園の正面入口から入ると、すぐに大きな水面が目の前に広がります。
池泉回遊式庭園となっていて、日本らしい自然と調和した景色を楽しみながら、ゆっくり池の周りを散策してみましょう。
堀の周りにもたくさんの桜があり、桜の季節には池に映る桜のリフレクションを楽しむことができます。
桜田橋と呼ばれる橋や東屋などがあり、鯉やカメ、ボラもいるので、池の周りを散策するときに見つけてみてくださいね。
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②ここははずせないフォトスポット!お城らしい見栄えの板敷櫓
大村公園の写真でよく見るのが板敷櫓と南堀の辺りに咲くお花のセットの絵です。
大村公園は桜と花菖蒲で知られた公園で、3月下旬からのソメイヨシノに始まり、オオムラザクラ、クシマザクラ、ヤエザクラと4月中旬まで桜を楽しめ、毎年3月下旬から「花まつり」が開かれます。
その頃には板敷櫓と桜のセットの写真が撮れ、絶好の撮影スポットになります!
玖島城跡に天守閣はないので、反り返った石垣の上に建つ白壁のこの板敷櫓が大村公園内で最もお城らしい姿を感じられる場所でしょう。
桜や花菖蒲の季節には、板敷櫓は内部の見学も可能です。眺めも良く、展望台としても時間があれば立ち寄ってみてください。
また、桜の季節が終わった毎年5月下旬から6月中旬頃には、長堀・角堀・南堀に約10万株およそ30万本の花菖蒲が見頃を迎えます。板敷櫓のそばの南堀に花菖蒲が咲くと、また違った雰囲気になり、時期によっても景観の印象が変わってきます。
夜は櫓全体がライトアップされるので夜間には別の顔も見られますよ。
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③大村公園散策中のランチや休憩に!梅ヶ枝荘
大村神社へ向かう途中の石段を上がったところに見えてくる梅ヶ枝荘。
福岡県・大宰府で有名な「梅ヶ枝餅」に似た「梅ヶ枝焼」が食べられます。
「梅ヶ枝餅」をベースにしていますが、「梅ヶ枝焼」は外がサクサクしていて中はこしあんでもっちりしています!
こちらで焼いていてアツアツの出来立てを食べることができるので休憩がてら食べてみてください。
ランチ営業もしていて、大村の郷土料理である大村寿しもこちらで頂けます。
梅ヶ枝焼も大村寿しもお持ち帰りできるので大村ならではのお土産としてもいいですね。
事前に予約をすれば会席料理のコースも食べることができますよ。
お花見の時期はお休みなしで遅くまで開いていることもあるので、大村公園散策の際にはこちらにもぜひ立ち寄ってみてくださいね。
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④玖島城本丸跡に鎮座する大村神社
鳥居をくぐり枡形構造の石段を上がっていくと、その先には大村神社が鎮座しています。
ここはかつて大村藩藩主の居城であった玖島城本丸跡。
そのため、ここ大村神社には歴代藩主たちが祀られています。
境内にはホラ貝の音がでる「貝吹石」、国歌・君が代にも登場する「さざれ石」、厄玉を割ることで厄払いができるという「厄割石」などもあり、参拝と合わせて境内を散策してみましょう。
すぐそばに並んでいる朱い鳥居が印象的な玖島稲荷神社もあるので合わせて参拝してみては。
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⑤国の天然記念物!珍しいオオムラザクラ
大村神社の中で見逃せないスポットの一つが社殿前の両脇にあるオオムラザクラです。
国指定の天然記念物でもあり、ソメイヨシノが咲き終わった4月上旬頃から咲くこの「オオムラザクラ」は花と葉っぱが一緒に展開し、花は二段咲で花びらは多いものでは200枚にもなります!
この2本の他にも大村公園内には300本ほどのオオムラザクラが植えられているので、長くお花見が楽しめます。
桜の時期でなくても大村神社の参拝と合わせて、こちらのオオムラザクラもぜひ見逃さないでくださいね。
⑥大村湾に沈む夕日と白鳥に出会える新蔵波止
板敷櫓の下を通り過ぎ、駐車場を越えて通りを渡った先に大村湾が見え、海に突き出た石垣が見えます。
ここは「新蔵波止」と呼ばれ、かつて藩船等の発着に使われた波止場。
1686年に幕府が官米三千石を筑前から運んで預けた時、二棟の新蔵を建てて、この波止を築いたとされています。
潮の満ち引きも見ることができ、夕方にはここから大村湾に沈む美しい夕日が見られます。
よくこの波止や周辺には白鳥がいますので、大村湾と夕日と白鳥のセットで景観を楽しんでみてくださいね。
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この記事を書いた人
Miyako
Webライター/トラベルクリエイター
長崎県大村市出身。海外渡航国数は36ヶ国。海外・東京での生活を経て、現在は長崎を拠点にノマド生活をしながら旅と地域の魅力を発信中。農のある暮らし、サステナブルなライフスタイルデザインも研究・実践している。(2024年現在)
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