【2026年最新版】暗くなる前も楽しみたい!ランタンフェスティバル会場近くの魅力スポット
公開日:2025/1/8最終更新日:2025/12/17長崎市
長崎市の冬を彩る風物詩でもある「長崎ランタンフェスティバル」。
今年は2026年2月6日(金)~2月23日(月・祝)に開催され、毎年多くの人々が足を運びます。
ランタンフェスティバルの真骨頂は、陽が沈みかけてから。しかし、その前に、長崎へ到着する方は多いと思います。そこでランタンフェスティバル会場周辺に焦点を当てた、ランタンフェスティバル“前”に楽しめる、オススメのスポットを紹介します。
長崎居留地【新地中華街会場~孔子廟会場近く】
ランタンフェスティバルのメイン会場・新地中華街会場から、グラバー園方面へ。わずか5分強の歩みで到着するのが「長崎居留地」と呼ばれるエリアです。孔子廟会場には、さらに5分ほど歩くとたどり着くので、完全に中間地点。居留地とは、鎖国時代に来航する外国人のために設けられた、外国人居住区のこと。中国色の強いランタンフェスティバルとは、また違ってヨーロッパの街並みが広がります。
おなじみの「オランダ坂」から続く石畳の道を進むと、「東山手十二番館」、「東山手甲十三番館」などの洋風木造建築が続き、レンガ塀や石畳、建物の美しい色合いのコントラストも魅力です。
洋風木造建築の多くは無料で入場でき、建物の古風な世界観を楽しみながら、古写真や調度品、歴史的資料の展示が見学可能。東山手甲十三番館ではカフェも楽しめるので、オススメです!
<東山手十二番館(旧居留地私学歴史資料館)>
<東山手甲十三番館>
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丸山エリア【浜ん町会場近く】
浜市アーケードのある「浜ん町会場」から思案橋を経由し、しばらく散策すると丸山エリアの入口が現れます。丸山は、芸妓や遊女たちのいる花街があった場所。丸山町・寄合町の総称で、江戸の吉原・京都の島原と並んで、日本三大花街と呼ばれており、全盛期には遊女の数は1,500人近くを数えるほどに。幕末期は、坂本龍馬をはじめとした維新志士、三菱の創始者・岩崎弥太郎なども通っていたと記録されています。
<長崎検番>
かつては遊郭だった築100年を超す趣のある木造2階建ての「長崎検番」は、現在、芸妓衆(げいこし)の稽古や、お座敷への手配などをおこなう場所へと変わり、時折り建物からは風流な三味線の音が聞こえてきます。
<梅園身代わり天満宮>
「梅園身代り天満宮」には、歯痛の身代わりになってくれるという「歯痛狛犬」、自身の痛いところを撫でればご利益があるとされる「撫で牛」なども出迎えてくれる、オススメのスポット。そのほか、丸山へ赴く途中にある繁華街「思案橋」にはかつて本当に橋があり、男性たちが花街に行こうか行くまいか、「思案」して右往左往していたことから名づけられたのだとか。歴史に思いをはせながら、散策を楽しんでみてください。
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出島【新地中華街会場近く】
江戸時代、ヨーロッパとのやり取りができた唯一の場所が、この出島でした。鎖国が終わり、明治以降は、出島の周辺から長崎港にかけて埋め立て工事が度々行われ、その姿かたちが大きく変わりました。
<出島和華蘭商館>
出島も内陸化していますが、かつての時代の最先端を先行していた長崎の風景を垣間見える場所。当時を彷彿とさせる世界観と“学び”も体験できる空間になっています。
<カピタン部屋>
オランダ商館の最高責任者、商館長が居住していた「カピタン部屋」をはじめ、各役職の住居や蔵、料理部屋など、たくさんの建物と資料・説明が用意されています。
ビリヤードや双六、バドミントン、羽ペンなど、西洋から長崎に伝わってきた当時と変わらない作りの道具を使って、実際に体験することもできますよ!
〈出島内外倶楽部レストラン〉
出島内で長崎の食文化を楽しめる洋館レストラン〈出島内外倶楽部レストラン〉もオススメ。トルコライスや鯨カツ、ミルクセーキにカステラといった、長崎グルメが楽しめます。
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諏訪神社【中島川公園会場/興福寺近く】
長崎の秋の風物詩と言えば、ご存じ「長崎くんち」。長崎の氏神さまである諏訪神社の例大祭です。諏訪神社・森崎神社・住吉神社の三社が祀られていて、諏訪神社は厄除け、森崎神社は縁結び、そして住吉神社は海上安全と大漁満足といったご利益があると言われていて、長崎でも屈指のパワースポット。
ランタンフェスティバルの会場である中島川公園や興福寺から徒歩で10~15分ほど離れていますが、時間に余裕があったらぜひとも立ち寄りいただきたい場所です。近くには路面電車「諏訪神社電停」もあるので、アクセスもしやすいですよ!
諏訪神社の参道の鳥居の下から拝殿前までに配置されている「男石」、「女石」、「両性合体石」は、順に踏んでいくと良縁の願いが叶うと言われています。また、境内各所に鎮座している、いろんな姿・いろんなご利益のある「狛犬」も探してください。そのほか、君が代の歌詞に出てくる「さざれ石」や、玉園稲荷神社の傍らにある「抱き大楠」など、たくさんのパワースポットが見つかる場所なので、きっと心も体も癒えるひとときとなるはずです。
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長崎で「坂本龍馬」めぐり
長崎はかつて維新の志士たちも集い、夢を語り合ったという歴史が残っています。中でも、歴史的偉人・坂本龍馬の足跡がいくつも存在します。坂本龍馬推しにオススメの龍馬めぐりを提案します。
「龍馬通り」は、寺町通りにある禅林寺と深崇寺にはさまれた路地から、亀山社中跡を経て風頭公園まで続く、石段交じりの坂道で、龍馬をはじめ、維新志士の同志たちが、この通りを使っていたのだとか。
<長崎市亀山社中記念館>
通りには、龍馬らが日本で初めて設立したカンパニー(株式会社)として有名な亀山社中の記念館や亀山社中資料展示場などの施設があります。また、龍馬像を拝める神社や公園もあり幕末ファンには心惹かれる通りです。
<若宮稲荷神社>
若宮稲荷神社は、龍馬ファンに人気の神社です。境内には「坂本龍馬神社」があり、全国でも3ヶ所のみ!
龍馬のお守りや絵馬なども用意されています。龍馬像は、そのほかに、長崎歴史文化博物館、聖福寺、丸山公園にも置かれているので、そちらもぜひチェックしてみて。
丸山の〈史跡料亭 花月〉の「竜の間」には、坂本龍馬自身が床柱に付けたとされる刀傷も残っています。気になる人は、ぜひチェックしてみてくださいね!
<風頭公園>
風頭公園内には全身約3.2mの大きな龍馬像がある龍馬ファンの聖地巡礼スポットです!公園に立つ坂本龍馬像は、高台から長崎市のまち並みを見下ろしています。
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ぜひチェックしてみてくださいね。
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この記事で紹介したスポット
※掲載情報は取材当時のものです。公式サイトでの事前確認をおすすめします。
この記事を書いた人

STLOCAL編集部
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