住んでるみたいに散歩をしよう!観光地としては知られていないが魅力がいっぱいの佐世保市西部・相浦地区
公開日:2025/1/24最終更新日:2025/1/24九十九島南部
佐世保に来たならぜひ「佐世保市西部の相浦(あいのうら)地区」を歩いてみよう!きっと次は「ここ」、次は「ここ」とあなたの探究心が、満足すること間違いなしです。
スタートは「大学駅」から
大学駅
大学駅を起点に相浦川沿いを散歩します。松浦鉄道の大学駅から相浦川の景色、鳥、鯉などを見つけながら愛宕山(あたごやま)の飯盛神社を目指します。
相浦川沿いの散歩道
大学駅には、周辺案内地図があります。まずは、大学駅周辺をチェックしてから出発です。
大学駅時刻表
松浦鉄道(MR)の時刻表も確認しておきましょう。
なぜ?って。こぢんまりとした1両編成の電車は、まるで「千と千尋の神隠し」に登場する電車のような不思議な魅力なんです。川沿い散策で通過する電車に出会えると良いですねぇ〜、お楽しみに!
大学駅ホームから愛宕山の景色
目指す、「愛宕山」の方向を頭に入れて、相浦川(あいのうらがわ)沿いの散策をスタートします。
大学駅から階段で降ります。
大学駅は、階段の上にあるのです。足元注意、ゆっくりと降りましょう♪
大学駅の下のトンネル
大学駅の階段を降り、駅の下のトンネルを通って川にぶつかるまでまっすぐ進み、橋から川沿いの道に入ります。
愛宕山に向かって、川沿いの道を歩きます。
いよいよ相浦川沿い散策のスタートです。
鉄橋を渡る1両編成の電車
2024年で開業28年目となる松浦鉄道は、地域の足として住民に親しまれています。そこに住む人たちは、その電車をどのように見ているのでしょう?チャンスがあれば、鉄橋を渡る電車の景色も見ることができます。
■次の目的地までの所要時間■
徒歩8分(相浦川沿いの散策)
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相浦川沿い散策
「愛宕山」方向に向かって相浦川(あいのうらがわ)沿いを歩いていくと、鴨たちが川の中洲で休憩中、しっかりと羽を休めてね!
羽を休める鵜(う)を発見
相浦川沿いをゆっくり歩いていると、鳥も魚も亀も「こんにちは」とあいさつをしてくれるようで、心が穏やかになります。鵜(う)に会えるとは限りません。
愛宕山のふもとに民家が並んでいます。目指すは、あの橋です♪
橋の右側から左方向に進みます。
橋の上から川をのぞき込んで見てください。そこにも、びっくり‼️があります。
橋の上から川をのぞき込んでみましょう!
相浦川には、金太郎がまたがれるような大きな鯉たちが泳いでいました♪
この橋から歩いて3分、飯盛神社が右手に見えてきます。
愛宕山が飯盛城(山城)と呼ばれた中世時代に思いをはせて、けがなく登れますように!
飯盛神社参拝(安全祈願)
■滞在時間■ 8分
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愛宕山登山
入口看板(裏面も読んで下さい)
■滞在時間■ 3分
愛宕山登山口入口看板の裏面(愛宕の由来)
愛宕山の由来を知って、愛宕山登山開始です♪ 徒歩約30分。体力を信じて、坂道、息切れ、なんのその!スタートです♪
愛宕山登山開始です♪
愛宕山登山。穏やかなスロープ。油断は禁物、ヒールも禁物、運動靴は必須です。
愛宕山登山。少しきつくなる場所に看板が登場。マイペースです♪
愛宕山登山。少し山肌の厳しさも感じる事ができます。
愛宕山登山。もう少しで頂上です♪
年の数だけカンカンカン!石をたたきます。長生きできますように!山城といわれていた中世時代の頃は、お知らせに使われていたとか!もうすぐ頂上に着くよ〜。
愛宕山頂上。「相神浦」と漢字で書いて「あいのうら」と読むんですねぇ〜。「あたごさん」の縁起を知ることができました。なるほどです♪
愛宕山頂上からの眺望です♪
「よかね〜」(とても良いですねの意味「佐世保弁」)と、つぶやいてみましょう!だって地元の言葉を話して景色が堪能できれば、それはもう、あなたの心は「佐世保に住んでいる人が感じる景色」になるはずですから。
愛宕山頂上からの見晴らし最高です♪
呼吸を整えて、下山しましょう♪
下りは、足が「ガクガク」するかもしれません。ゆっくりと安全第一で「歩み」を進めましょう。
■滞在時間■ 登山片道約30分
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愛宕山から佐世保魚市場へ
お腹が空きました。愛宕山を下山して、佐世保魚市場に向かいます。登山口看板まで来たら右手に進み、道なりに下ると愛宕山をのぞむこの橋に到着します。さらに道なりに直進すると佐世保魚市場までもうすぐです。
佐世保魚市場まで道沿いに、あと300メートルです。
■滞在時間■ 下りも約30分(下り坂こそ慎重に)
佐世保魚市場
佐世保魚市場は、一般の方大歓迎!安心して見学ができます。(入場無料)。「競り」は午前4時30分からです。「競り」の見学は難しくても、市場には楽しめるポイントがたくさんあります。
佐世保魚市場は、九州の最西端に位置して五島列島一円の近海や東シナ海近いため、新鮮かつ300種を超える多彩な魚を扱っています。
市場の1階にはアクアリウム、3階に食堂、4階には展望台と設備も充実していて、毎年行われるイベント「お魚まつり」も大好評です。
正門から右手に立派な4階建てのビルがあります。佐世保魚市場の探索開始。
(入口からエレベーターで4階の展望台に向かいます)入場無料
入口に入ると巨大水槽を泳ぐお魚たちが出迎えてくれます♪びっくり‼️
真鯛などをはじめ約15種類100匹の魚が展示されています。
佐世保魚市場展望台(4階)
佐世保市魚市場の4階展望台から佐世保市の有人島の高島、黒島が見渡せます。
西海の海に向かい漁港を後にする漁船の航跡の広がりが望めました。
■滞在時間■ 45分
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もったいない食堂で実食
佐世保魚市場3階にある「もったいない食堂」は、市場で働く皆さんの元気を支える源(みなもと)です。営業時間は午前7時〜午後1時まで、(オーダーストップ午後12時30分)。さっそく日替わり定食(800円)を「いざ実食❗️」。
当日の日替わり定食のメニューは、なんと!メインは「ふぐの唐揚げ」。副菜は「手作り胡麻豆腐」の小鉢に「小松菜の煮浸し」が添えられていて、箸休めには「昆布と大豆の佃煮」。「なめこの味噌汁」「玄米ご飯」(白米も選べます)という内容。ご飯と味噌汁はおかわり無料。お腹いっぱいは、幸せですねぇ〜。市場従業員ばかりではなく、誰でも利用できる食堂なので、運が良ければ従業員の佐世保弁の会話をBGMにして、お魚のおいしさを堪能できます。
もったいない食堂のおいしさは、長崎県知事も太鼓判
「もったいない食堂」で食べた、相浦漁港の景色を見ながらのおいしい定食。ご馳走様でした♪
■滞在時間■ 30分
佐世保魚市場には、一般客がお魚を購入できる魚屋さんもあるのです
佐世保市1番のおすすめは、「恵あじ(ブランド名:めぐみあじ)」12月の鯵(アジ)は、脂がのってうま味が増して、体に良くて、お値段も手頃(安い)。うまい、やすい、からだに良い。ぜひご賞味ください。私は、お魚屋さんでお刺身にしてもらい食べました。1匹300円、最高のコストパフォーマンスでした♪
お魚屋さんの迅速で丁寧な魚さばきに感動です。
■滞在時間■ 15分(お魚購入の時)
長崎の青物魚は、抜群においしいとは聞いてはいましたが、このおいしさ、うまみ、ぜひ体感していただきたい一品です。地元の人は、朝ごはんの食卓で、この「アジのお刺身」が食べられるなんて、幸せですねぇ。
相浦駅までは佐世保魚市場正門から10分程度。次の機会に歩いてみたい周辺場所などをチェックしながら、歩いていきましょう♪
相浦駅へ
佐世保魚市場、ありがとうございました♪次回は、お魚を入れる保冷バッグを持って、また来ます。
相浦駅の時刻表
電車の本数が少ないので、注意です♪
松浦鉄道(MR)の運賃支払いは、Suicaや交通系プリペイドカードが使えます。
左手に相浦漁港を見ながら進みます。
次は、港にある佐世保市営バスの相浦桟橋から高島(竹輪で有名)と黒島(唐辛子と教会建築で有名)を探索してみようか? などと、佐世保市の魅力を確認したくなりますねぇ〜。
駅のホームは、入口のトンネルを通った階段の上にあります。
ホームの写真です♪ 帰る方向、行き先を間違えないように注意しましょう♪
相浦駅ホームから相浦漁港を見渡します。
相浦駅の解説看板。佐世保市西部が炭鉱で栄えた頃の駅舎の様子も興味津々です。
お腹いっぱい、心も癒やされて
帰路に着くことにしましょう!佐世保魚市場から左手に相浦港があり、黒島、高島行きのフェリー発着所になっています。
「島めぐり」佐世保市の魅力発見の次のスタート地点に、きっとなるはず、きっとつづくはず、つづくかもしれない…。
そんなことを考えながら、歩いてきました。今日のご案内はここまで!
佐世保市西部相浦地区の「住んでるみたいにお散歩しよう」を楽しんでいただけたら幸甚です♪
また、お会いしましょう♪
ごきげんよう!さようなら!
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※掲載情報は取材当時のものです。公式サイトでの事前確認をおすすめします。
この記事を書いた人

「海風の国」観光マイスター
佐世保・小値賀の案内人
「海風の国」観光マイスターは、「海風の国」佐世保・小値賀観光圏として連携して観光地域づくりに取り組んでいる、 佐世保市と北松浦郡小値賀町の観光に関する豊かな知識(地理、歴史、文化、食、観光地、観光施設等)と、おもてなしの心を持った案内人です。地域の魅力を発信しますのでチェックをお願いします!
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