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東彼杵郡ってどんなところ?3町の魅力が交差するローカルな旅へ

公開日:2025/7/17最終更新日:2025/7/17
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波佐見・東彼

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長崎県の中央部、大村湾を望む東彼杵郡(ひがしそのぎぐん)。長崎市と佐世保市の間に広がり、古くから交通の要衝として発展してきた地域です。歴史あるやきものの町波佐見町、長崎街道の宿場町として栄えた東彼杵町、海と温泉が楽しめる川棚町の3町で構成され、それぞれに特徴的な文化が息づいています。
 
近年、東彼杵郡は県内外の観光客から注目を集め、特に長崎県内や九州の近隣エリアからの日帰り旅行や1泊の小旅行先として人気が高まっています。今回は、そんな大注目の東彼杵郡エリアをたっぷりとご紹介。時間がゆっくりと流れる3町をめぐりながら、ローカルな魅力に触れる旅へご案内しましょう。

【波佐見町】日常に寄り添うやきものと、心躍るまち歩き

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波佐見町は、400年以上の歴史を誇る波佐見焼のふるさと。近年、波佐見焼ブームやカフェの激戦区になったことも相まって、土日には県内外からたくさんの人が訪れるエリアです。
 
陶器のぬくもりが息づくこの町では、あちこちに点在する工房やギャラリーを巡るだけで、まるでアートの世界に迷い込んだような感覚を楽しめます。
 
なかでも、坂道に沿って窯元が並ぶ中尾山は、町のシンボル的なスポット。



煙突が立ち並ぶレトロな風景と、職人たちの真剣な眼差しが、ものづくりの町ならではの空気を醸し出しています。
 
そして、旅の途中にふらりと立ち寄りたいのがやきもの公園。


巨大な陶磁器のオブジェや登り窯の展示が、波佐見焼の歴史と遊び心を感じさせてくれます。
 
秋になると、黄金色の棚田が広がる鬼木の棚田も見逃せません。


どこか懐かしい田園風景に包まれながら、心静かに過ごす時間は、まさに波佐見旅を楽しむ醍醐味といえるでしょう。

【東彼杵町】お茶の香りに包まれる、長崎街道の宿場町

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江戸時代、長崎街道の宿場町として栄えた東彼杵町。ここでは、歴史の息吹と、のどかな風景が共存しています。
 
町の象徴ともいえるのが、一面に広がる茶畑。

陽の光を浴びて輝く緑のじゅうたんは、思わず深呼吸したくなるような美しさです。新茶の季節には、ふわりと甘い香りが漂い、町の魅力を五感で楽しむ旅が叶います。
 
そして、旅人の心を揺さぶるのが、無人駅の千綿駅。

「日本で一番海に近い絶景駅」としてSNSで話題を呼び、近年は駅利用者だけでなく、観光スポットとしても人気となりました。


レトロな駅舎が佇むこの場所は、どこかノスタルジックな気持ちにさせてくれます。特に夕暮れ時、オレンジ色に染まる空と海のコントラストは、言葉を失うほどの美しさです。
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【川棚町】海と温泉、そして歴史が交差する場所

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大村湾の穏やかな海に抱かれた川棚町。豊かな自然とのどかな暮らしが魅力的な一方、アウトドアや温泉など、体験型のレジャースポットとしても注目されています。
 
まずご紹介したいのは、川棚町の象徴ともいえる虚空蔵山。


とんがり頭が特徴的なこの山は、初心者向けのハイキングコースから上級者向けの登山コースが整備されており、四季折々の美しい風景が楽しめるスポットです。
標高608メートル、山頂からは、大村湾や雲仙岳まで一望できる絶景が広がっています。

春には「大崎自然公園 くじゃく園」がおすすめ。



春になると色鮮やかなクジャクが優雅に羽を広げる姿を見ることができ、まるで絵画のような美しい姿を観察できます。
 
夏のレジャーにぴったりなのが大崎海水浴場。


白い砂浜と透明度の高い海が魅力で、家族連れやカップルにも人気。穏やかな波が心地よく、まるでプライベートビーチのような雰囲気が楽しめます。
 
さらに、歴史好きならぜひ訪れたいのが川棚魚雷発射試験場跡。


かつて日本海軍の施設があったこの場所には、戦争の記憶を伝える遺構が残り、平和の大切さを静かに語りかけてきます。
 
最後に、旅の疲れを癒しに立ち寄りたいのは、海を望む露天風呂が魅力の川棚大崎温泉。波の音をBGMにゆったりと湯に浸かれば、心までほぐれていくような癒しの時間を楽しめるでしょう。

次の旅先はここ!五感で楽しめる 東彼杵郡へ!

波佐見町で手仕事のぬくもりに触れ、東彼杵町で歴史とお茶の香りに包まれ、川棚町で温泉と海の癒しを感じる。東彼杵郡の3つの町には、それぞれ異なる表情があり、訪れるたびに新しい発見があります。
 
長崎市や佐世保市からも気軽にアクセスできるこのエリア。次の休日は、心を解き放つようなローカルな旅に出かけてみませんか?
ここでしか出会えない風景、ここでしか味わえない時間。そして何より、あたたかく迎えてくれる人々との出会い。風景と人の温もりが交差する東彼杵郡での旅は、きっと、あなたにとって特別な思い出になるはずです。

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この記事を書いた人

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平野 蒼

ライター/インタビュアー

波佐見町在住。人や地域の魅力を「煽る」ことをミッションに、長崎・佐賀を日々駆け回る走り屋の取材ライターとして活躍中。地域メディアから行政案件まで幅広いジャンルに執筆するライターでありながら、カメラマンやイベント企画、ラジオパーソナリティなども行っています。

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