新中川町駅からスタート。新中川町駅は1934年（昭和9年）に開業した駅で、当時は中川町停留場（なかがわまちていりゅうじょう）という名称で親しまれていました。

江戸時代の日本に西洋医学や博物学を伝えたシーボルトが、長崎市の鳴滝（なるたき）に設けた私塾と居宅の跡で、「シーボルト宅跡」という名称で国の史跡に指定されています。

シーボルトの生涯を紹介する記念館には、全国から集められた約1,500点もの貴重な資料が展示されています。

続いてシーボルトゆかりの神社へ。1826年(文政9年)の当時、シーボルト一行(約60名)が江戸へ向け出発する際、この天満宮（当時は威福寺と称していた）で安全祈願と別れの盃を酌み交わした場所として有名なスポットです。

鮮度抜群の海の幸が評判・・。毎日仕入れる旬の地魚を使った料理は、思わず目じりが下がるおいしさです。

昔ながらの市場や懐かしいミルクセーキの喫茶店、老舗カステラ屋さんやお団子屋さんなどがあり、歩いて楽しい商店街通りです。

駅から主要最寄駅までの所要時間（お帰りの際の参考に）

・当駅⇒長崎駅前まで約10分／新中華街駅まで約12分／大浦天主堂駅まで約19分