福江港から木口汽船の「シーガル」に乗船しスタート。※シーガル(旅客船)の乗船券は、船内でお買い求めください(ターミナルでは販売していません)。また、久賀島では飲食が難しいので先に福江で食事をしておきましょう。

久賀島までの20分間、船上からは「五島灘」の澄んだ潮風に触れながら美しい島景色を楽しむことが出来ます。シーガルは定期船としてだけでなく観光船としても運用されている旅客船ですので、座席からは島々の風景がよく見えます。

出発した福江港とはまったく違う透き通るような海の港「田の浦港」に着いたら、レンタカー（モビリティカー、軽自動車、小型車）で久賀島の観光を！※久賀島レンタカー／ご予約はお電話で【0959-77-2008】

レンタカーの手続きを済ませて最初に訪れるのは「カトリック浜脇教会」。最初の浜脇教会は、久賀の地で迫害を乗り越えた信徒たちによって1881年に建立されましたが、木造の教会は潮風にさらされて傷みも激しくなったため、1931年に白を基調とした美しい教会に新築されました。

次は、世界文化遺産“長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産”と“久賀島の文化的景観”に関する情報発信拠点施設「久賀島観光交流拠点センター」へ。この施設には世界遺産や久賀島の文化的景観に関するパネルが展示されているほか、写真やマップを用いた島のおすすめ観光スポットが紹介されています。

続いて、近くの古くから久賀島の総社として親しまれている「折紙神社」へ。こちら折紙神社の目の前にある「ＪＡごとう久賀出張所」の中には、ちょっとしたパンやお菓子やアイスクリームを販売している売場コーナーがあります。※島内でのお買い物(飲み物等)はこちらで！

次に訪れるのは「牢屋の窄殉記教会堂」。弾圧時代、20㎡の牢獄に約200人が監禁され42人が亡くなられた殉教の悲劇を伝える聖地となっています。正面にある塔『信仰之礎』には、入牢させられたキリシタンたち190人の霊名と名前が刻まれています。

続いて島の北東部にある「折紙展望台」へ。ここは島の住民がコツコツと手作りした展望台で、2006年に国土交通大臣表彰の「手づくり郷土賞」を受賞しました。展望台からは、久賀島の山々、複雑な島の形、青い海、集落など、絶景を一望することが出来ます。

最後に向かうのは世界文化遺産“長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産“の構成資産＜久賀島の集落＞に建つ「旧五輪教会」。教会へは、ここでクルマを置いて歩いて進んでいきます。

「旧五輪教会堂」は、1881年建立の旧浜脇教会が1931年の建替えのとき五輪地区に移築されました。この旧教会が老朽化で解体される寸前、島内の仏教徒の助言によって価値が再確認され、文化財として保存されました。また教会の前には、美しい浜辺が広がっています。

※ 教会内を見学される場合は要事前予約 ⇒ 予約先：https://kyoukaigun.jp/terms-of-use

旧五輪教会堂を見た後は、歩いて駐車場まで戻りレンタカーを返却！

レンタカーの返却を済ませて「田の浦港」へ。［17:10発］のシーガルに乗船し福江港へ帰港！

船の時刻は変更されることがあります。時刻表の詳細はこちら木口汽船ホームページでご確認ください。https://www.kiguchi-kisen.jp/contents/timetable/#hisakajima