平和を願い未来を考えるコース
2024/7/30 公開
浦上・平和公園
|1時間コース
隣人愛による恒久平和を訴え、願い続けた永井隆博士。博士の生涯と業績を辿りながら、平和への思いを深めるルートです。
スタート
1
平和公園(恒久平和を願う)
滞在時間
10分
平和公園は、爆心地地区(祈りのゾーン)・平和祈念像地区(願いのゾーン)・長崎原爆資料館地区(学びのゾーン)など5つのゾーンからなる総合公園です。悲惨な戦争を二度と繰り返さないという誓いと、世界平和への願いを込めてつくられました。平和祈念像地区では、長崎市民の平和への願いを象徴する「平和祈念像」をはじめ、平和の泉や各種モニュメントなどがあり、平和の大切さを感じながら、平和を願う場所となっています。
徒歩8分
2
山里小学校防空壕(山里小学校資料室)
滞在時間
20分
山里小学校は、爆心地から北へ約700mに位置します。かつては山里国民学校と呼ばれたこの学校は、鉄筋コンクリート3階建の「コ」の字形の校舎は全壊し、北側の校舎の1階と2階を除き全焼しました。山里国民学校には、教職員や動員学徒が避難するための防空壕が多く掘られており、その一部が現在も被爆遺構として保存されています。また、原爆資料室で被爆資料を見学できるほか、永井隆博士の発案により被爆児童の手記を集めた『原子雲の下に生きて』が出版され、その原稿料の一部を出し合って造られた慰霊碑『あの子らの碑』をはじめとする、いくつもの平和のモニュメントがあります。
徒歩2分
3
永井隆記念館(如己愛人の精神と永久平和の願いを伝える)
滞在時間
20分
「如己愛人(己のごとく人を愛せよ)」 これは、永井隆博士(1908-1951)が生涯を通して、体現した言葉です。博士は、その言葉通り、自らも原爆により重傷を負いながらも、負傷者の救援・救護活動を続けられました。また、闘病生活を余儀なくされても、病床での執筆等をとおして平和と隣人愛を訴えられました。博士の終の棲家となった如己堂と永井隆記念館では、博士の生涯と業績をわかりやすく紹介し、平和の尊さや願いを学べる場となっています。
(スタート地点の爆心地まで:徒歩約7分)
出典 「長崎原爆資料館ー被爆遺構マップ」https://hibakuikou-map.jp/bombed-remains/
ゴール
この周遊コースを紹介した人
STLOCAL編集部
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