日本遺産と平戸八景ウォーキング
公開日:2025/1/28佐世保近郊
|半日コース
JR佐世保駅を起点として日本遺産に認定されている旧海軍由来の遺産や遊郭跡、旧海軍時代から佐世保の名所に数えられていた平戸八景、岩屋宮(須佐神社)を巡るコースです。時間によっては日本最短の駅区間の乗車体験ができるかも。
※掲載情報は取材当時のものです。公式サイトでの事前確認をおすすめします。
スタート
2
カトリック三浦町教会
滞在時間
5分
国道35号線沿いにあり、JR佐世保駅を出たらすぐ目に入る教会堂。旧海軍の機関である鎮守府関連の仕事を求めて集まった人の中にいたカトリックのために設立されました。現在の教会堂は昭和6年に完成したもので、正面の3基の尖塔など垂直性を強調した典型的なゴシック様式の教会堂です。
3
とんねる横丁(戸尾市場街)
滞在時間
20分
大正時代の公設市場時代から佐世保市民の台所として親しまれてきた市場街です。食料品から雑貨、衣類までさまざまな店が軒を連ねています。特に戦時中の防空壕を転用した店舗もあるとんねる横丁は日本遺産にも登録されており、市民だけではなく観光客も多く訪れています。レトロな市場街でゆっくり食べ歩きもおススメです。
4
新公園
滞在時間
5分
5
ろまん茶屋まほろば(旧廣喜屋)
滞在時間
20分
新公園から勝富町にかけては、かつて小佐世保遊郭として栄えた場所になります。昭和20年の空襲で多くの建物が焼失しましたが旧廣喜屋は辛くも焼失を免れた建物です。明治39年に遊郭として建てられた建物で、現在は古民家カフェとして営業しています。食事をすると建物内を自由に見学できます。
6
不老洞トンネル
滞在時間
5分
勝富町と須佐町をつなぐトンネルとして大正15年に完成しました。遊郭街だった勝富町より山手にある家の子どもたちが小学校へ通う際に遊郭街を通らなくて済むように造られたものです。トンネルを抜けたすぐ右手が平戸八景にも数えられている須佐神社です。
7
須佐神社
滞在時間
5分
創建は不明ですが、佐世保市内でも古くから鎮座していたといわれている神社の一つです。戦国時代から松浦家が厚く信仰し、初代平戸藩主の松浦鎮信が朝鮮出兵からの凱旋を祝って奉納したご神木や鳥居も残されています。深い自然洞窟をご神体としており、穴妙見または巌屋宮として平戸八景の一つに数えられています。
8
光月町橋梁(松浦鉄道)
滞在時間
5分
昭和11年に九州で初めての市街地高架鉄道として完成しました。光月町橋梁(きょうりょう)は市道や歩道が線路と並行して通っているため、すぐ間近で高架橋や電車の通行の様子を見ることができます。
9
中佐世保駅(松浦鉄道)
滞在時間
5分
昭和11年に完成した光月町橋梁(きょうりょう)と島瀬町橋梁の境目に位置する駅。戦後の昭和36年に国鉄松浦線の駅として造られました。ここから佐世保中央駅までは約200mしかなく、日本で一番短い駅の区間となっています。時間が合えばここから佐世保中央駅まで、疲れた人は佐世保駅まで鉄道を利用してみましょう。
10
さるくシティ4○3アーケード
滞在時間
10分
佐世保中央駅で下車。「さるくシティ4〇3アーケード」は日本一長い直線アーケードかつ、個人的に日本一活気のある商店街です。佐世保鎮守府設置に伴う都市計画において最初に造られた道路がこのアーケード通りです。それ以来佐世保市の中心として発展してきた商店街で、商業都市佐世保を象徴する場所の一つです。
※使用写真はすべて佐世保観光コンベンション協会より提供。一部文章は佐世保観光コンベンション協会の公式HPから引用。
ゴール
この周遊コースを紹介した人

「海風の国」観光マイスター
佐世保・小値賀の案内人
「海風の国」観光マイスターは、「海風の国」佐世保・小値賀観光圏として連携して観光地域づくりに取り組んでいる、 佐世保市と北松浦郡小値賀町の観光に関する豊かな知識(地理、歴史、文化、食、観光地、観光施設等)と、おもてなしの心を持った案内人です。地域の魅力を発信しますのでチェックをお願いします!
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