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【街歩き】長崎路地裏散歩 / 長崎をディープに散策する

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思案橋・丸山

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筆者は、長崎に移住して早2年半。日々暮らしていると「おおっ!」と驚くような、趣のある小道や渋い雰囲気の裏路地に出くわします。今回は、ガイドブック等にはあまり載っていない(けれど、地元の方にはお馴染みな?)、筆者お気に入りのディープでローカルな小道・裏道・路地裏をご紹介します!定番観光スポット巡りに加えて、ふらふらと街中を散策してみると、きっと新しい長崎の面白さに出会えるはず。

「思案橋横丁」の隣の道

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「思案橋」電停降りてすぐ まず最初にご紹介するのは、思案橋にある細道です。思案橋は、言わずと知れた長崎一の夜の繁華街。今回は夜の飲み歩き...ではなく、昼間の散策でやってきました。路面電車「思案橋」電停を降りてすぐ、思案橋横丁と路面電車が走る大通りの間に、その道が現れます。筆者が長崎で発見した中で、今のところ渋さNo.1の通りです。

まるで別世界

お店もあります。かっこいい...!

アングラ感満載 細い道に足を踏み入れると「異国情緒溢れる」の形容詞でお馴染みの長崎とは打って変わった、アングラ感溢れる渋い雰囲気が広がります。まるで、いきなり別世界に来たようです。ちなみに、この道は、巷では「ハモニカ横丁」という名がついているのだとか。

「思案橋横丁」は裏道のすぐ隣 アングラ感満載の道をひょいと横に抜けると「思案橋横丁」に出てきます。一本横道に入るだけで、雰囲気が全然違うのが面白いです。昼間から飲みたい衝動を抑えつつ、次の小道に進みます。

名前の由来が面白い「忍び坂」

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自販機の並びが目印 次にご紹介する小道は、同じく思案橋界隈、先ほどの道から数分歩いたところにあります。以前記事でも紹介した

丸山エリア

のすぐ近く、ということもあって、この周辺は風情のある場所なのですが、中でもこの先の小道はかなり趣があります。

階段を登り切ったところからパシャリ

階段の途中にある船大工町大師堂

町名の看板も絵になります この坂道は、通称「忍び坂」と呼ばれています。かつて、この坂の先には「日本三大花街」と呼ばれた丸山遊廓がありました。人々が丸山で遊んだ帰りに、この裏階段をこっそりと通って帰ることから「忍び坂」と名付けられたのだそう。現代では、昼間に堂々と散策するのも楽しい、忍び坂です。

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唐人屋敷跡の石畳の小道

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長崎新地中華街から歩いて数分 次にご紹介するのは、唐人屋敷跡の土神堂横にある、石畳の小道です。こちらは、長崎に詳しい観光客さんや、地元の方にも人気のある道。中国風の趣と、昔ながらのレトロ感がなんとも良い雰囲気を醸し出しています。

唐人さんを描いた絵でしょうか

お店の看板がレトロ 唐人屋敷は、江戸時代、中国から長崎に貿易をしにやってきた唐人(中国人)さんが滞在するための場所でした。現在、唐人屋敷跡には、当時の面影を残す歴史的な遺構や、散策にぴったりなレトロな街並みが残っています。最近はシャッターにイラストが描かれ、賑やかな雰囲気が加わりました。

かつでのお堀の跡も 石畳の階段をしばらく登った先には、明治時代に架けられた石橋があります。かつて唐人屋敷は、周囲を堀と塀で囲まれ、その外側には竹垣が配置されるなど、外の世界と厳重に隔離されていました。この石橋の下に流れる川は、当時の堀の跡だそう。かつての面影が垣間見えます。

えごばた通り/長店通り

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浜町アーケードの横道です 次に訪れたのは、浜町アーケードの横道で、古くは「えごばた通り」とも「長店通り」とも呼ばれた道です。アーケードから行く場合は、カステラの老舗文明堂さんを目印に、横の道を進んで行きます。

気になる「浜の町11番街」 昭和の時代、この通りには旅館に呉服屋、宝飾店、喫茶店、八百屋...などなど、多くの個性的な商店が連なっていたのだとか。今でも、老舗がいくつか残っているそうです。

いろんなお店が立ち並びます この通りには現在も多くのお店がありますが、特に印象的なのが飲食店。お寿司屋さんから洋食屋さん、鰻屋さんからおでん屋さん、ラーメン屋さんからお蕎麦屋さんまで...いろんなお店が立ち並びます。筆者は一時期、集中的にこのエリアのランチを開拓したことがありますが、美味しいお店が沢山ありました。また、飲み屋さんも多いため、昼も夜も食事が楽しめます。

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新大工町商店街の裏の小道

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レンガ塀が独特の雰囲気を醸し出します 最後にご紹介するのは、以前、記事でも紹介した

新大工町商店街

のすぐ裏にある小道です。築造の由来が気になるレンガ塀や昔ながらの雰囲気の家屋が立ち並ぶ道、などなど、ローカル感が満載です。ちなみに運が良いと、お昼寝やお散歩中の猫ちゃんと遭遇することも。

ごろごろしてる猫

近くに銭湯もあります 新大工町商店街や周辺の小道は、普通の観光ガイドブックにはまず載っていないはず。しかし、この辺りは長崎ローカルがビシビシ感じられて、筆者的には一推しのエリアです。 ということで、長崎の小道・裏道・路地裏散策、いかがだったでしょうか。まだまだ長崎には面白い道が沢山あると思いますので、皆さんもぜひ自分だけのお気に入りの道を探してみてください!それでは、良いお散歩を!

この記事で紹介したスポット

この記事を書いた人

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品川 正之介

Youtuber/Podcaster

1991年生まれ、神奈川県横浜市出身。大学卒業後、プラントエンジニアリング会社で約2年、IT系スタートアップで約3年働いた後、2020年2月に東京から長崎(長崎市)へ移住。現在は「外から来た人の目線で、長崎の魅力を掘り起こし、伝え、生かす」をテーマに、Podcast(「ながさきラジオ」)やYouTube(「長崎暮らし」)での情報発信を行う。口癖は「長崎は銀河系で一番面白い」。

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写真提供:長崎県観光連盟写真・記事提供:公益財団法人佐世保観光コンベンション協会
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