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雨の日も楽しめる長崎一推しスポット3選

2023/2/15 公開

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出島・ベイサイド

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せっかく長崎に来たのに、天気はあいにくの雨...。そんな時でも、ご安心あれ。今回は、雨の日でも楽しめる、長崎一推しスポットを3つご紹介します。屋内だけでなく、雨「だからこそ」楽しめる「屋外」のスポットもお教えします!

① 長崎歴史文化博物館

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まず初めにご紹介するのは「れきぶん」の愛称でも親しまれている「長崎歴史文化博物館」。国内でも有数の「国際交流の舞台」となった長崎の歴史と文化を、楽しみながら学ぶことができます。
長崎は、南蛮貿易の港として開かれた
オランダや中国との貿易でやりとりされた品々
唐人屋敷の模型 長崎は、今から約450年前に、ポルトガルとの貿易、つまり南蛮貿易の港として開かれたまちです。それ以降、長崎には、ポルトガル、中国、オランダ、朝鮮、イギリス、アメリカなどなど、たくさんの国から人が集まりました。長崎歴史文化博物館では、そんな様々な国・人々との交流の様子や歴史が、分かりやすく解説されています。
復元された長崎奉行所内の様子
かつて長崎で貿易されていた品々 また、長崎歴史文化博物館は、かつて「長崎奉行所立山役所」があった場所であり、敷地内にその一部が復元されています。博物館内の「長崎奉行所ゾーン」では、江戸時代、幕府直轄地として、行政・外交・貿易・キリシタンの取り締まりなど、様々な仕事をしていた長崎奉行所について学ぶことができます。
皆さんの「推し奉行」は? 中でも筆者のお気に入りは「長崎奉行」の解説展示。「上司にしたい長崎奉行は?」など、面白くユニークな解説展示で、長崎奉行のお仕事が分かりやすく学べます。きっと、皆さんの「推し奉行」も見つかるハズ。 ユニークな歴史や文化を知れば、長崎を2倍にも3倍にも楽しめること間違いなし。雨の日は、長崎歴史文化博物館にて、じっくり長崎の歴史や文化に想いを馳せてみましょう。

② Soubi’56

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日新ビルの1階にSoubi’56さんはあります 次にご紹介するのは「Soubi’56」という、長崎を代表する木版画家「田川憲」の作品を展示するアートルームです。出島町(出島の真裏)にあるレトロな建物、日新ビルの1階にあります。
田川憲は、戦前・戦後を通じ活躍し、特に長崎の風情ある景色(特に、時代の流れによって変わり失われゆく長崎の風景)を版画として残した人物です。田川の作品は、長崎の老舗和菓子屋の紙袋や定番洋菓子のパッケージなどにも使用されており、広く長崎の人々に親しまれています。また、県内外からも、たくさんの方がこのアートルームを訪れています。
取材時の展示作品「禅寺闌秋」
作品にまつわる田川憲の手記 Soubi’56さんでは、田川の版画1点と作品にまつわる手記が共に展示されています。田川憲の視点から描かれ紡がれた「長崎」に触れるたび、新しい視点で長崎を眺められたり、時に、そうそう!と共感を覚えたりします。田川憲の作品を通じて、もう一歩深く、長崎という土地が持つストーリーや文脈を味わうことができます。なお、展示は2ヶ月毎に変わり、閲覧は無料です。
ポストカードも販売されています
老舗ホテルとのコラボ「長崎居留地洋食シリーズ」 アートルームでは、作品のポストカードや、老舗ホテルとコラボして最近新しくできた「長崎居留地洋食シリーズ」などを購入することもできます。長崎居留地洋食シリーズは絶品で、筆者も、長崎に遊びに来てくれた友人へのお土産としてよく贈っています。
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③ どんどん坂

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最後は、屋外にあるスポット「どんどん坂」をご紹介します。このどんどん坂は、雨の日も楽しめる、というよりも、ぜひ雨の日に訪れていただきたいスポットの一つ。というのも、この坂は「雨が降ると雨水がドンドンと音をたてて流れてくることから通称『どんどん坂』と呼ばれるようになった」という名前の由来を持つ坂なのです。
水の音はいかに...? 取材当日は午前中に雨が降っており、坂の脇の排水溝に勢いよく水が流れていました。名前の由来を確認するために、耳を近づけて音を聞いてみると、「どんどん」というよりも「ころころ」に近いような音がしました。この日の雨量が少なかったのか、大雨の日にまたリベンジしようと思います(笑)。
上に行くと、溝の形状が変わっています。 ちなみに、この溝は、坂の上部・中部・下部とで形が違っており、水流の速さを調節し流れをスムーズにする工夫がされています。
居留地時代の遺構 どんどん坂がある南山手エリア、お隣の東山手エリアは、旧外国人居留地と言って、幕末の開国以降、外国人の方々が多く居住した場所でした。今もなお、洋風な街並みや雰囲気を残す場所として、散策にはぴったりの場所です。世界遺産の大浦天主堂や旧グラバー住宅のあるグラバー園へも歩いて十数分ほど。
登り切ったところからの景色も抜群です。 坂を登り切ったところからは、石畳と長崎の港が綺麗に見え、雰囲気抜群です。晴れの日に訪れても良し。小雨の日は風情が増して良し。大雨の日は、本当に「どんどん」と聞こえるのか、確認のしがいがあってなお良し、などんどん坂です(笑)。 ということで、今回は雨の日でも楽しめる一推しのスポットを紹介してみました。ぜひ、雨の日も、長崎を楽しんでくださいね!
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この記事を書いた人

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品川 正之介

Youtuber/Podcaster

1991年生まれ、神奈川県横浜市出身。大学卒業後、プラントエンジニアリング会社で約2年、IT系スタートアップで約3年働いた後、2020年2月に東京から長崎(長崎市)へ移住。現在は「外から来た人の目線で、長崎の魅力を掘り起こし、伝え、生かす」をテーマに、Podcast(「ながさきラジオ」)やYouTube(「長崎暮らし」)での情報発信を行う。口癖は「長崎は銀河系で一番面白い」。

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