【長崎・新上五島】奈良尾港周辺・フェリーを待つ間にもうひと歩き
2023/2/7 公開
新上五島南部
樹齢650年を超えている「あこう樹」は、「奈良尾のアコウ」として国の天然記念物に指定されています。奈良尾神社のアコウの巨木を中心とした町づくりに取り組む「奈良尾あこう樹プロジェクト」発、地元の洋菓子店の協力で生まれたユニークなお土産も人気です。奈良尾港でフェリーを待つ間にふらっと歩いて行ける、魅力あるスポットを紹介します。
アコウのパワーをクッキーで持ち帰り
奈良尾神社の鳥居をくぐった先に、参道をまたぐように根を張り巡らせるアコウの巨木。息を止めて下を通ると長生きするとの言い伝えもあり、人気の観光スポットです。訪れた記念にと、地元の「洋菓子のTOKI」の協力で作られたのが「あこう守クッキー」(1枚160円)、元日のみ神社で購入できます。
樹齢650年を超える「奈良尾のアコウ」
垂れ下がる気根が迫力。おみくじを結ぶ人も
左から、奈良尾神社オリジナル絵馬800円、地元の畳店とコラボした畳の縁でできたあこう守500円
あこう守クッキー。うどん粉をブレンドしたクッキーで、オレンジピールが入ったホワイトチョコをサンド
関連するスポット
食も自然遊びもおまかせ!奈良尾の案内所的スポット
義母の実家だった酒店を改装し、2019年10月にオープン。地元では「奈良尾の的野さんち」として知られているため、1階のカフェの名前は「ならおのまとの」。2階は手頃な価格で宿泊できるゲストハウス。上五島の自然を満喫できるアクティビティも提供しています。コーヒーや食事を楽しみに、地元住民や帰省客が次々と訪れています。
店主の水村昌司さん(右端)とスタッフの皆さん。水村さんは経験豊かなネイチャーガイド。五島の自然の楽しみ方をアドバイスしてくれます
スパイスをオリジナル配合した人気のスパイシーカレー850円。ピンクペッパーと梅干しがアクセント。自家焙煎(ばいせん)コーヒー500円
宿泊は素泊まり4000円~。ターミナルにも近くて便利
関連するスポット
旅の締めくくりは楽しい土産選び
長崎港や福江港との航路を結ぶ奈良尾港のフェリーターミナル。駐車場にある足湯「ご湯っくり」は、ターミナル利用客はもちろん、地元の人もよく訪れる憩いの場です。ターミナル2階で松村売店を30年以上営む店主の松村ハル子さんは「昔のにぎわいはすごかったよ。それと比べたら人も減ったけど、今でも毎日元気にやってるよ」。人気のお土産を手に笑顔を見せてくれました。
豆ようかんは生活改善グループの皆さんの手作り
お土産にも人気の豆ようかん500円~。豆がぎっしり、優しい甘さでまた食べたくなります
松村ハル子さん(左)と隣の京屋売店スタッフの中田一枝さん
足湯「ご湯っくり」。ちょっと熱めの湯。港を眺めながらのんびりと
以上、とっとってmotto!編集部でした。
※情報は2022年9月現在のものです。詳細は公式サイトなどでも事前確認することをおすすめします。
関連するスポット
この記事で紹介したスポット
この記事を書いた人
とっとってmotto!編集部
長崎新聞社の生活情報誌
長崎新聞社が毎月第2、第4金曜に発行しているタブロイド版の生活情報紙。発行部数は約17万5000部。新聞本紙の折り込みに加え、長崎市内の幼稚園、保育園、こども園の92%に当たる129園でも配布。グルメ、お出かけ、子育て情報を中心に、長崎での暮らしが楽しくワクワクするような内容をお届けしています!
おすすめ周遊コース
おすすめ記事