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【長崎観光モデルコース】眼鏡橋周辺のおすすめスポット紹介【3時間〜半日】

公開日:2023/12/18最終更新日:2023/12/18
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風頭・寺町・中島川

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本記事では、眼鏡橋周辺のおすすめスポットを8つ、ご紹介します。長崎の定番観光スポットの眼鏡橋ですが、眼鏡橋だけをチラ見して次の観光地に進んでしまうのは、本当にもったいない...!ということで、今回は、長崎に暮らす筆者も一推しの眼鏡橋周辺スポットをご紹介します。

筆者の行きつけのお店・場所もたくさん

今回は、路面電車「めがね橋」電停をスタート地点とし、眼鏡橋周辺を徒歩で巡るコースをご紹介します。観光ガイドブックではなかなか紹介されていないスポットも織り交ぜて紹介しますので、ぜひ参考に、長崎の街歩きを楽しんでみてください。
 
※ 括弧内の時間は、見学・訪問における大体の参考時間です。どの程度じっくり巡るかにより、時間は大幅に変動します。あくまでご参考までにご覧ください。

① 眼鏡橋

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まずは路面電車「めがね橋」電停から歩いて3分の「眼鏡橋」からスタート。水面に映る影がメガネに見えることから眼鏡橋との名前がついたのだそう。多くの観光客さんが写真を撮る、長崎観光の定番スポットです。

黙子如定禅師の像。誰かが笠をかぶせてくれている

眼鏡橋のすぐそばに、当時の石橋建設の絵が

眼鏡橋は、1634年に(この後訪れる予定の)興福寺の二代目住職である黙子如定禅師により建設されました。この橋は、中国の進んだ架橋技術を駆使して作られた、日本最古の石造りアーチ橋です。
 
完全な想像ですが、当時、初めて石橋の建設を見た長崎の人々は「石が宙に浮いている..!」などと、驚いたのかもしれません。現代風に例えるならば、「シリコンバレーから来た技術者が、AIで設計して、3Dプリンターで橋を作った」くらいのインパクトがあったかも(?!)...などなど、当時の情景を想像してしまいます。
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② 長崎尾曲がり猫神社

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眼鏡橋近くの路地を入ったところに見えるのは、「長崎尾曲がり猫神社」。長崎は、まちなかに猫が多く、特に、尻尾が曲がったり短かったりの特徴を持つ「尾曲がり猫」が、日本で一番生息していると言われています。長崎尾曲がり猫神社は、そんな尾曲がり猫の「聖地」として、また猫ちゃんの健康長寿と飼い主さんの開運・幸せを祈願して建立された「猫と猫好きさんの為の神社」です。

様々な猫グッズが並びます

尾曲がり猫の解説&周辺マップ。神社にて頂けます。

店内には、可愛い猫グッズが数多く並んでいます。猫好きな友人へ(もしくはお家でお留守番している猫ちゃんへ)の、お土産にオススメなアイテムも多数。また、お賽銭の全額と、売上の一部は、全国の保護猫達の為に寄付されているのだとか。猫と人とが共に暮らしやすい社会を作る一歩としても、ぜひ、長崎尾曲がり猫神社を訪れてみてくださいね。
 
※ 長崎尾曲がり猫神社の詳細は、ぜひこちらの記事も、チェックしてみてください!

③ 萬順 眼鏡橋店

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眼鏡橋の目と鼻の先にあるのは、長崎で愛される銘菓「元祖よりより」をはじめとする中華菓子でお馴染みの萬順さん。一つ一つ丁寧に手作りされた美味しいお菓子は、散策中のおやつにも、お土産にもピッタリです。

よりよりは「硬いお菓子」としてお馴染み

元祖よりより&ラムネ。夏場のおやつタイムにぴったり

筆者は、この「元祖よりより」が大好きで、これまで累計100本以上を、自分で食べる用や友人へ渡す用で購入しています(笑)。鮮度・素材にこだわった「元祖よりより」は、開封時の香りや、(硬い歯応えを楽しんだ後の)ほのかに広がる甘みが、とても美味しいのです。他にも店内には、「ちより」や「月餅」など、見た目も可愛くて美味しいお菓子がたくさんあります。お土産にぜひ!
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このスポットでもらえるクーポン

④ ひとやすみ書店

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萬順さんから川沿いに100mほど北上すると「ひとやすみ書店」さんに辿り着きます。「BOOK」と書かれた看板が目印で、階段を登った3階にお店があります。

じっくり本と向き合える店内

ひとやすみ書店さんは、長崎内外にファンや常連さんが多い人気の本屋さんです。かく言う筆者もファンの一人で、ひとやすみ書店さんは、自分にとって「書店での本との出会い」の魅力や面白さに気づかせてくれたお店です。
 
選書のジャンルは様々で、詩から小説、エッセイから学術書など、多岐に渡ります。普段、気の赴くままに本棚を眺めていると、不思議と今の自分にぴったりな本と出会うことがあります。時には、今まで知らなかった、意識していなかった方面の本に、手が伸びることも。

気の赴くまま、ゆっくり本棚と向き合うのがオススメ

皆さんもぜひ、気の赴くまま、本棚を眺めてみてください。もしかすると、何かピンとくる本と出会えるかもしれません。「本との出会い」も、きっと良い旅の思い出になるはず。

⑤ 東明山 興福寺

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数多くの寺社が立ち並ぶその名も「寺町通り」で、中でも目を引くのが、朱色の山門の「東明山 興福寺」。日本最古の唐寺であり、日本における黄檗宗発祥の地として有名です。中国の高僧隠元禅師(皆さんも「いんげん豆」などで名前を聞いたことがあるハズ)ゆかりの地でもあります。

国指定重要文化財の大雄宝殿

興福寺の境内に入ると、「大雄宝殿」や「媽祖堂」をはじめとして、様々な文化財が並びます。まるで別世界に来たような雰囲気です。しっかりお参りをした後は、境内を散策して、長崎と中国の長い交流と友好の歴史を感じてみましょう。

お抹茶(お菓子付き):1,000円

窓の外の風景を楽しみつつ頂きます

実は、興福寺ではお抹茶を頂くことができます。池と庭園を眺めながら、美味しいお抹茶とお菓子を楽しみましょう。贅沢な時間を過ごせます。
 
※ 庫裡には素足では入れないため、靴下をご持参ください。
 
今回の記事で、特にご紹介したかったのが、この興福寺。眼鏡橋を見たあとは、眼鏡橋と縁の深い興福寺にも、ぜひ足を運んでみてください。ほんの少し深くまちを巡ることで、様々な魅力、奥深い歴史や文化に出会える、長崎散策の醍醐味を味わえると思います。
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⑥ 中通り商店街

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約400年の歴史を持つと言われる、長崎最古の商店街「中通り商店街」。この商店街には、老舗の和菓子屋さんから洋菓子屋さん、果物屋さん、お饅頭屋さん、鰹節屋さん、昆布屋さん...と、ユニークなお店が立ち並びます。地元民も普段使いするローカル感溢れる商店街ですが、観光客の方も気軽に散策を楽しめる、一推しの商店街です。

⑦ 日本茶専門店 朱夏

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長崎はじめ、日本各地の茶葉が並びます

今回は、中通り商店街にある「朱夏」さんに立ち寄りました。​​日本茶専門のセレクトショップで、長崎のお茶を初めとして、各地の国産茶葉を取り扱っています。日本茶インストラクターでもある店主さんが「お茶、飲んでいかれますか?」と、美味しいお茶を淹れてくださることもしばしば。

お土産にぴったりのティーバッグ

最近の筆者の一推しはこちらのティーバッグです。旅行のお土産や、ちょっとしたギフトにぴったり。お湯を注ぐだけで淹れられるため、急須が無い方でも、手軽に美味しい長崎のお茶が楽しめます。

⑧ 珈琲人町

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最後にご紹介するのは、中通りから一本奥に入った裏通りにある「珈琲人町」さん。「人と町をつなぐコーヒースタンド」がコンセプトのお店で、まちの人たちが、ほっと一息付く憩いの場です。筆者も日々通う、大好きなお店です。

サイフォンで淹れるところを見るのも楽しい

店先のベンチでほっと一息

サイフォンと綿ネルで淹れられたコーヒーは、口当たりまろやかで、風味とコクがじんわりと広がります。何度飲んでも、美味しいなぁと、しみじみします。のんびりした空気が流れる店先の通りの雰囲気も良い感じです。
 
眼鏡橋周辺散策の終わりに、店先のベンチでひと休みするも良し、テイクアウトして更に散策を楽しむも良し。眼鏡橋・中通り商店街・寺町周辺を散策する際には、珈琲人町さんにぜひ、お立ち寄りください。

ということで、今回は、眼鏡橋周辺の観光モデルコース・おすすめスポットを紹介してみました。この記事で紹介したスポット以外にも、このエリアはまだまだ(...中略...)まだまだ見どころたくさんなので、ぜひじっくりと散策してみてくださいね!ではでは、皆さんの長崎旅行が楽しいものになりますように!

この記事で紹介したスポット

この記事を書いた人

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品川 正之介

Youtuber/Podcaster

1991年生まれ、神奈川県横浜市出身。大学卒業後、プラントエンジニアリング会社で約2年、IT系スタートアップで約3年働いた後、2020年2月に東京から長崎(長崎市)へ移住。現在は「外から来た人の目線で、長崎の魅力を掘り起こし、伝え、生かす」をテーマに、Podcast(「ながさきラジオ」)やYouTube(「長崎暮らし」)での情報発信を行う。口癖は「長崎は銀河系で一番面白い」。

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