《継承される武雄の歴史文化体験と平戸を巡る旅》モニターツアーレポ★
公開日:2025/12/24最終更新日:2025/12/24有田・武雄・嬉野
11月に行われた
《継承される武雄の歴史文化体験と平戸を巡る旅》に参加してきたよ(*^^*)
武雄と平戸の歴史や文化を楽しむ
ちょっと大人な1泊2日のバスツアー!
早速、レポしていきます☆
〝国指定重要文化財〟を拝観
まず、最初は廣福寺さんへ!
場所は、武雄温泉楼門から歩いて5分!
秋に行くと、紅葉も楽しむことができます♪
廣福寺さんは、鎌倉時代に開山されたお寺!
国指定重要文化財である四天王像があります。
四天王像は、撮影禁止ですが
運慶によって作られたと言われているものだそう。
普段は、入ることができない御堂の中ですが
この日は特別に入らせていただきました!
ただ、こちらもお写真は禁止のため
御堂から見える景色をお届けします!
【廣福寺】
武雄市武雄町大字富岡7438
電話番号: 0954-22-2649
営業時間:9:00~17:00
※拝観は 11 月の一定期間(その年によって異なります)
拝観料: 300円(団体30人以上30人以上250円)中学生以下150円
関連するスポット
武雄の焼き物に触れる
今回、初めて知った武雄焼!
文禄・慶長の頃から始まり
武雄には、なんと90の窯元があるそう!
武雄焼を使ったアクセサリー作りに挑戦♪
(今回は、特別に慧州園内のみふね茶屋で行われましたが、通常は陽光美術館の中で体験できます)
イヤリング、ピアス、ヘアピン、キーホルダーなどから選び、
好きな焼物のパーツを選びます。
窯元さんによって、デザインが全然違って
どれがいいか非常に悩む……
2種類の接着剤をよく混ぜたら
アクセサリー面につけて
乾くのを待つこと、20〜30分!
素敵な武雄焼のイヤリングが出来上がりました♪
左右、形が違うのも味があってまた素敵!
自分だけのオリジナルアクセサリー、
お土産にオススメですo(^o^)o
そして、お昼ご飯は
慧州園のお庭を眺めながら、
武雄の〝料亭 松山〟さんのお弁当をいただきました。
お弁当とは思えないくらい、豪華でびっくり!
お味も、とてもおいしかったです♪
昼食後、慧州園をお散歩♪
ツツジや紅葉など、四季折々の景色を楽しむことができます。
【慧州園・陽光美術館・みふね茶屋】
佐賀県武雄市武雄町武雄4075-3
入館料:セット(慧洲園・陽光美術館)1,000円
休館日:毎週水曜日
Tel:0954-20-1187
関連するスポット
重要文化財〝武雄鍋島家洋学関係資料〟に触れる
続いてやってきたのは、武雄市図書館!
県内外問わず大人気の武雄市図書館・歴史資料館で、
中には、雑貨の販売や
種類豊富な本を借りること、購入することができます!
さらに、同じ敷地内にはお子さん用の図書館
〝武雄市こども図書館〟があって、
絵本もたくさん♪
武雄図書館にも武雄こども図書館にも
カフェが併設されていて、
ゆっくりと過ごすことができます♪
今回のツアーでの、武雄市図書館での目的は、同じ建物の中にある
〝武雄市歴史資料〟
重要文化財「武雄鍋島家洋学関係資料」2,224点などが保管されており、
今回のツアー期間中、
武雄市歴史資料館では
貴重な資料を守るためにこれまで修理 してきた様子を紹介する企画展「重要文化財保存修理10年 繕(つくろう)」が開催されており、そちらを見学!
※既に、企画展は終了しております。
2025年11月15日から12月14日まで開催
また、年に3.4回企画展が開催される際に
こちらの歴史資料館は開館されるため、
常時開いているわけではないので、注意。
企画展を見学した後は、
重要文化財を修理されている技術者さんから
古文書の修理について学び、
実際に古文書の補修を体験!!
今回は、体験用で難易度が低いものではありますが、
不織布から、埋める穴と同じ形の補修和紙を取り外し、
穴の周りにのりをつけ、
埋めていきます!
埋まるとこんな感じ♪
1ヶ所埋まっただけでも、
穴が空いている状態とは見やすさが変わります!
どんどんとハマり、黙々と集中して作業すること約1時間。。。
かなり、埋まりました!
関西などでは、とても人気の体験だそうですが
九州では体験できる場所が少なく、認知もまだまだ低いそう……
武雄市歴史資料館でも、
常時体験できるわけではなく、
ワークショップが開催されることもあるそうなので、
ぜひ、情報をチェックしてみてください^ ^
【武雄市歴史資料館】
佐賀県武雄市武雄町大字武雄5304番地1
TEL:0954-28-9105
受付時間:9:00~17:00(火曜日~日曜日)
※月曜日(ただし月曜日が祝日の場合はその翌日)、年末年始は休館
展覧会期間中開館
※開館時間については、別途ご確認ください。
関連するスポット
武雄市内で最も古い神社〝武雄神社〟へ参拝
約1,300年の歴史を誇る、武雄市内で最も古い神社。
壇ノ浦の戦いで源氏がお祈りしたと言われています!
階段を上って、すぐ右手側にあるのは夫婦檜
縁結び、恋愛成就のご利益があるそう!
注目していただきたいのは、神社の造り!
これは、〝武者返し〟といって、長い石垣、短い石垣を組み合わせてあり、
鳥居は、〝肥前鳥居〟といって3段に分かれているのが特徴。
佐賀や長崎で見られる造り。
しっかりと参拝をして、
カラフルで可愛い傘みくじを♪
そして、武雄神社の敷地内を奥に進み、
見えてきたのが、樹齢3000年と長生きの木〝武雄の大楠〟
幹周り26メートル、高さ30メートル、
今は入ることはできませんが、根本にある穴は
なんと12畳の広さがあるくらい非常に大きな木です!
パワーをしっかりといただいてきました♪
【武雄神社】
佐賀県武雄市武雄町大字武雄5327
TEL:0954-22-2976
関連するスポット
武雄のシンボル〝武雄温泉〟
日本の名湯とも言われている、武雄温泉
この楼門は、〝天平式楼門〟と呼ばれ
釘を1本も使っていないのが特徴。
東京駅を設計した、辰野金吾さんが設計しており
楼門2階の天井四隅には、子・卯・午・酉の堀絵があり
東京駅の8つの干支と合わせ、十二干支が揃うそう!
国重要文化財にも指定されています。
ここでは、
弱アルカリ性単純泉の湯で肌触りがよく、
美肌の湯とも言われる〝武雄温泉〟に入ることができるのですが、
新館では、当時の作りを見学できたり
歴史について学ぶことができます。
中はこんな感じ!
宮本武蔵、伊達政宗、伊能忠敬など
誰もが知る歴史的偉人たちが入浴していたそう!!
こちらは、当時使用されていた女湯
利用者が多すぎて、立って温泉に入っていたそうで、深さが深い造りになっているそう!
こちらは、男湯
湯壺6角、壁7面、天井8角で、
上に行くにつれて、角が増え
末広がりに商売がうまくいくようにという思いが込められているそう!
タイルのデザインも、現代で見ても劣ることなく、
レトロな雰囲気がとても可愛い♪
新館2階から見える楼門が素敵なので、
フォトスポットとしてオススメ!
1階には、ちょっとしたお土産ショップもあり
湯上がりの1杯やお土産にオススメ☆
【武雄温泉】
佐賀県武雄市武雄町大字武雄7425
TEL:0954-23-2001
入場料:無料(楼門見学、入湯料は発生します)
駐車場:無料
関連するスポット
地元で愛される懐石料理屋さん
1日の締めは、新玉(あらたま)さんで夕食
おいしいお料理やお酒をいただきながら、
参加者のみなさんとも交流が深まり、
楽しい夜となりました♪
【新玉】
武雄市武雄町大字富岡7750-1
TEL:0954-23-0853
営業時間: 11:00〜14:00、17:00〜24:00
定休日:不定休
関連するスポット
70周年を迎えた長崎県内で一番古い博物館へ
ツアー2日目は、平戸へ♪
まず、1ヶ所目は松浦史料博物館!
明治20年代の建物で、松浦家の私邸として建てられた〝鶴ヶ峯邸〟
松浦史料博物館は、
壱岐を含む長崎県北を治めた平戸藩主松浦家に
伝来した資料を保存・公開する長崎県で最も歴史を有する博物館!
なかなか目にすることができない
貴重な展示品ばかり!!
国指定重要文化財の兜や
化粧箱など
展示品は、レプリカなどではなく全て現物!
とても貴重で、歴史好きにはたまらない空間となっています!
【松浦史料博物館】
長崎県平戸市鏡川町12
TEL: 0950-22-2236
営業時間: 8:30〜17:30
休館日: 12月29日〜1月1日
入館料: 大人660円/小・中・高生330円
関連するスポット
地元食材を使った絶品ランチ
松浦史料博物館と同じ敷地内にある、レストラン♪
今年、6月にオープンしたばかりで
平戸城や平戸のまちなど絶景を見渡しながら
いただく地元食材のランチは絶品!
この日のランチは、
きく芋のすり身が入ったお鍋や、
シイラのフライ、ひらすの刺身など
とても美味しかったです(*^o^*)
【眺望亭 寅の月】
長崎県平戸市鏡川町12番地
TEL: 080-8580-9626
営業時間: 7:00〜17:30 (l.o 17:00)
※ランチメニュー 11:00〜14:00
定休日:木曜日
駐車場:あり
関連するスポット
南蛮貿易時代の平戸の歴史に触れる
オランダから来た船 デ・リーフデ号(日本に初めて漂着)の乗組員を東南アジアにあったオランダの拠点まで帰す手助けをした平戸藩。
のち、1609年に平戸にオランダ商館ができたそう!
ただ、今ある建物は、復元された建築物。
1609年にオランダ商館ができ、
その後、貿易額が増えたため、1639年に倉庫を建築!
1辺48センチある柱でしっかりした基礎を作り、
当時、レンガを焼く技術が日本になかったため
2万個石をつかった石積みで作ったけれど、
幕府が西暦年号を建物に使用していることを理由に、1年で取り壊しを命令。
さらに翌年の1641年には、全ての施設が出島へと移ったそう。
その後、約370年経ち、再び復元されたのが
今の平戸オランダ商館。
ここでは、当時の歴史を学んだり
貴重な資料を見ることができます。
松浦史料博物館では、日本の歴史を
平戸オランダ商館では、南蛮貿易の歴史に触れることができます。
【平戸オランダ商館】
長崎県平戸市大久保町2477番地
TEL: 0950-26-0636
開館時間: 8:30〜17:30
休館日: 毎年6月 第3火、水、木曜日
関連するスポット
平戸名物 元祖〝カスドース〟
1502年から500年以上愛される平戸の銘菓
〝カスドース〟の元祖 蔦屋さんへ♪
平戸藩松浦家御用菓子司であるカスドース。
当時は、お殿様だけが食べられる〝お留め菓子〟で、
廃藩置県後、一般の方も食べられるようになったそう。
明治以降には、皇室献上の銘菓にも!!
カスドースの見た目はこんな感じ♪
甘さ控えめなカステラにたまごを染み込ませ、
沸騰した砂糖蜜に浸けて揚げ、砂糖をまぶしたもの。
とっても甘そうな見た目ですが、
一口食べると幸せ気分^ ^
ちなみに、店内にはイートインスペースもあり
ドリンク(300円)と一緒にゆっくりとお菓子をいただくことができます!
【蔦屋】
長崎県平戸市木引田町431
TEL: 0950-23-8000
営業時間: 9:00〜19:00
定休日:なし
関連するスポット
旅の締めのお土産購入!
旅の楽しみといえば、お土産購入♪
せっかくだったら、地元のものをいただきたい!
平戸でオススメなのは
鮮魚、野菜、果物、お米、精肉などの生鮮品、地酒やお菓子など、
平戸の生産者さんや事業者さんの商品を揃えている〝平戸瀬戸市場〟☆
そして、武雄でオススメなのは
武雄のおいしいが集まる!〝武雄温泉物産館〟♪
店内の食堂では、地産地消として地元野菜を使ったお料理をいただくことも◎
お土産には、たけお温泉ぷりんがイチオシ(≧∀≦)
平戸・武雄に行く際のお土産購入はぜひ、ここで!
【平戸瀬戸市場】
長崎県平戸市田平町山内免345-15
TEL: 0950-21-1977
営業時間: 8:00〜18:00
定休日: 毎月第2水曜日(8月を除く)/1月1日~3日
【武雄温泉物産館】
佐賀県武雄市武雄町大字昭和805
TEL: 0954-22-4597
営業時間: 8:50〜17:15
定休日:1月1日
以上、武雄・平戸の歴史や魅力に触れることができた贅沢な2日間《継承される武雄の歴史文化体験と平戸を巡る旅》のレポでした!
今回は、モニターツアーでしたが
今後、ツアーを開催していくこともあるので、
STLOCALをチェックしてね♪
関連するスポット
この記事で紹介したスポット
この記事を書いた人

美咲
STLOCALアンバサダー
地方創生型インフルエンサー
【長崎の魅力】再発見&全力PR☆
〜長崎県内の情報発信中〜長崎旅行・お出かけ場所の参考に♪
『長崎にこんなところあったの!?』の驚きと
『長崎っていいところだな〜』の感動をお届けします!
おすすめ周遊コース
おすすめ記事













