鎮守府ゆかりの軍港文化が感じられる街並みを自転車で
公開日:2025/1/30佐世保市街地
|半日コース
日本本土の最西端に位置する佐世保市は、大小の島々が複雑に織りなす多島海と、港を囲む三方の小高い山々に囲まれた、美しい自然に恵まれた港まち。
1889(明治22)年に鎮守府が開庁すると、近代的な軍港都市として急激に発展を遂げ、戦後はアメリカ文化が混在する異国情緒漂う港まちとしてにぎわっています。
※掲載情報は取材当時のものです。公式サイトでの事前確認をおすすめします。
スタート
2
戸尾市場
滞在時間
20分
大正時代から佐世保の台所として市民に親しまれてきた戸尾市場街。国道に沿ってとんねる横丁があり、すぐそばに戸尾市場という商店街があります。とんねる横丁は、戦時中の防空壕をそのまま生かして作られた市場で、地元で水揚げされた海産物をはじめ、水産加工品、青果などの店が軒を並べています。
3
旧海軍佐世保鎮守府凱旋記念館
滞在時間
20分
第一次世界大戦での佐世保鎮守府所属艦艇の活躍を記念して、1923(大正12)年5月に建てられた建造物。外壁にはれんが、内部列柱には鉄筋コンクリートが用いられた古典主義的デザインの外観が特徴です。完成した当時は、海軍関係の催しに使用されていました。
4
海上自衛隊佐世保史料館(セイルタワー)
滞在時間
50分
「海上自衛隊佐世保史料館」は日本海軍や海上自衛隊の歴史が学べるスポットです。「佐世保水交社」(士官の福利厚生施設)の跡地に建設されたもので、入口付近にはその面影が残っています。1階には売店もあり、オリジナルグッズが販売されています。
5
佐世保重工業㈱ 250トンクレーン
滞在時間
10分
英国から輸入され、1913(大正2)年に完成した巨大クレーン。世界最大級の揚重能力を誇り、海軍工廠(しょう)の主力クレーンとして活躍。形状が槌(つち)に似ているため「ハンマーヘッド」と呼ばれているが正確にはジャイアント・カンチレバークレーンといい、同型のものは日本に3台、世界でも10台しか残されていない貴重なもの。
※佐世保重工(株)の敷地内への一般立ち入りは制限されているため、近くの道路沿いの歩道より外観見学は可能。
6
SSK第4ドック
滞在時間
10分
旧海軍工廠の施設を引き継いだ造船所。
第5ドック(旧第一船渠(きょ))での火山灰を混入した対海水コンクリートの開発、第6ドック(旧第三船渠)における鉄筋コンクリートの建造物への応用など、佐世保で発展したコンクリート技術の熟成期に重要な役割を果たしました。
※佐世保重工(株)の敷地内への一般立ち入りは制限されているため、近くの道路沿いの歩道より外観見学は可能。
※使用写真はすべて佐世保観光コンベンション協会より提供。一部文章は佐世保観光コンベンション協会の公式HPから引用。
ゴール
この周遊コースを紹介した人

「海風の国」観光マイスター
佐世保・小値賀の案内人
「海風の国」観光マイスターは、「海風の国」佐世保・小値賀観光圏として連携して観光地域づくりに取り組んでいる、 佐世保市と北松浦郡小値賀町の観光に関する豊かな知識(地理、歴史、文化、食、観光地、観光施設等)と、おもてなしの心を持った案内人です。地域の魅力を発信しますのでチェックをお願いします!
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