【平和学習】海と戦争の記憶を辿る「遺構めぐり」
公開日:2026/2/17佐世保・西九州
|一日コース
〜『守る』ために築かれた技術と想いを知る旅〜
"かつて、大村湾と佐世保湾は、日本を守るための「要塞」でした。 佐世保市の無線塔から司令が出され、 西海市の砲台が入り口を守り、 川棚町で兵器を作り訓練していました。3つの町は、海を通じて一つの巨大なチームだったのです。
今は穏やかで美しい海と、役目を終えて静かに眠るコンクリートの遺産たち。技術者たちが込めた「国を守りたい」という強い意志と技術力は、 形を変えて私たちの平和な暮らしやものづくりの精神に受け継がれています。"
スタート
1
片島魚雷発射試験場跡
滞在時間
40分
当時、魚雷発射試験場では、佐世保海軍工廠や三菱長崎兵器製作所で製造された魚雷の発射試験が行われ、魚雷の最終検査や調整などをしていたのではないかと言われています。また、魚雷発射の状況を記録・確認するための観測所跡も残っており、ここで合格となった魚雷が佐世保鎮守府に送られていたようです。
2
梅ケ枝酒造
滞在時間
40分
1787年創業以来、江戸時代の建物を現在も使用している造り酒屋。1860年に建てられた主屋をはじめ、江戸時代末期建造の瓶詰所、旧むろ、旧仕込蔵、大正期建造の貯蔵庫など7棟が国の登録有形文化財に指定されています。酒蔵は年間を通じて見学することができ、お酒の試飲も可能。酒造りの様子、酒造内の施設を杜氏や蔵子さんが丁寧に案内してくれます。
歴史を感じる建物と、お酒に魅了されながら、心地の良い時間を過ごすことができます。
3
無窮洞
滞在時間
40分
第二次世界大戦のさなか、当時の宮村国民学校の教師と小学生たちが手彫りで掘った巨大な防空壕で、中は生徒500人が避難できたというほどの大きさ。避難中でも授業ができるようにと教壇まで備え、トイレや炊事場、さらには天皇の写真を奉ずる御真影部屋まで設けてあり、戦時下の時代背景を知ることが出来ます。
児童がツルハシで堀り進み、ノミで仕上げたといわれ、工事は終戦の日まで続けられたそうです。天井には美しいアーチを描かれ、平和の祈りが聞こえてきそうな趣きです。
4
針尾送信所
滞在時間
50分
西海橋の近くにそそり立つ、コンクリート製の三本の塔。この塔は太平洋戦争の勃発の口火を切った真珠湾攻撃の暗号文「ニイタカヤマノボレ1208」をここでも中継したと伝えられています。
300mの正三角形の頂点に立つ136mの塔は、大正7年(1918年)から4年の歳月を費やし建設されました。
5
佐世保要塞 石原岳堡塁跡(石原岳公園)
滞在時間
50分
明治時代、佐世保軍港の防備のため設置された石原岳堡塁跡(いしはらだけほうるい)を整備した公園。当時の佇まいを残す雰囲気たっぷりの要塞跡は、歴史好きのみならずとも興奮すること間違いなし。散策路や炊事棟も整備され、キャンプも楽しめます。
6
音浴博物館
滞在時間
60分
ここは長崎県西彼杵半島・西海市大瀬戸町の静かな森の中の“音浴”の館。その名のとおり、レコードを聴きながら、時を忘れ、音楽を心とからだ全身で感じる癒やしの空間です。建物は、廃校になった小学校の分校を修復したもの。木枠の窓、黒板やオルガンなど分校の面影をそのまま残し、昭和のぬくもりがいっぱいです。英語で「記録する」という意味のレコード(RECORD)、ラテン語では「心を呼び戻す」という意味があります。
アンティークな蓄音機とレコードが奏でるメロディは、きっとあなたの心の奥で眠っていた懐かしい記憶を呼び戻してくれるでしょう。しばし時を忘れ、アナログの音と心ゆくまで戯れてください。
ゴール
この周遊コースを紹介した人

STLOCAL編集部
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