長崎は日本発祥がいっぱい!お散歩がてら楽しく学ぶ、“ニッポン初めて物語” 山手周遊 コース
2024/5/31 公開
東山手・南山手
|2時間コース
長崎は、異文化が早くから日本へ流入した影響で「〇〇発祥の地」「〇〇発祥の碑」という場所がたくさんあります。そんな初モノ発祥の地を巡って歴史を学べるお散歩コースです。
スタート
1
石橋駅
滞在時間
0分
2
日本初の公道エレベータ/グラバースカイロード
滞在時間
5分
まず最初は、日本平成初の公道エレベータ「グラバースカイロード」へ。平成14年7月に開通したグラバースカイロードは日本初の「公道として作られた斜行エレベーター」で、正式名称は、長崎市道相生町上田町2号線といいます。※南山手の丘を沿うように登るこのエレベータの窓から見える景色も人気です。
徒歩9分
3
西洋料理発祥の碑(初の洋食専門店)
滞在時間
3分
次は、グラバー園内の自由亭の場所にある「西洋料理発祥の碑」へ。自由亭は草野丈吉が21歳で出島のオランダ総領事のもとで働き西洋料理を習得し、文久3年(1863)、24歳の時に「良林亭」という日本人初の西洋料理専門店を開業しました。店名は後に「自遊亭」、そして「自由亭」と改名されました。(※グラバー園へは第2ゲートより入場ください)
このスポットで使えるチケット
徒歩2分
4
日本最初のアスファルト道
滞在時間
3分
続いて訪れる日本発祥スポットは、グラバー園内の旧リンガー邸の場所にある居留地時代から残る「日本最初期のアスファルト道路」。この家に住んでいた貿易商のフレデリック・リンガーが晩年に心臓を患い、自宅に戻るときに人力車が使えるようにと文久3年(1863)に造らせたものといわれています。
徒歩8分
5
国際電信発祥の地(記念碑)
滞在時間
3分
次はグラバー園を出てANAクラウンプラザホテル前にある「国際電信発祥の地(記念碑)」へ。明治4年(1871)、長崎~上海・長崎~ウラジオストック間に デンマーク系の大北電信会社により海底電信線が開通。当時ここに在ったベルビュー・ホテル内に開局された長崎電信局を通して明治6年(1873年)4月29日、東京電信局と大北電信会社電信局との間で日本最初の国際電報の中継が開始されました。
徒歩1分
6
わが国 ボウリング発祥の地(記念碑)
滞在時間
3分
続いて、道を挟んで反対側に建つ「わが国 ボウリング発祥の地(記念碑)」へ。日本のボウリングの歴史をさかのぼると、文久元年(1861)6月22日発行の英字新聞の中に、ヒロババ・ストリート(現在の広馬場商店街)に「インターナショナル・ボーリング・サルーン」の開設を知らせる広告が掲載されています。この施設が日本最初のボウリング場と呼ばれるゆえん・・といわれ、後に居留地に新しく建設されたホテルや酒場では、ボウリングレーンの設置はあたりまえになりました。
徒歩1分
7
ちゃんぽん発祥の店/中華料理 四海樓
滞在時間
50分
次に訪れるのは、長崎を代表するグルメと成った“ちゃんぽん発祥の店”「四海樓」。ちゃんぽんは明治32年(1899)に長崎で四海楼の初代陳平順が考案したもので、長崎で学んでいた中国人留学生のために「美味しくボリュームがあり、栄養価が高く安価なメニューを」と試行錯誤の上に完成させた麺料理です。その後、長崎の名物料理として全国各地から各家庭まで浸透していきました。
徒歩12分
8
英国聖公会 会堂跡石碑(日本初のプロテスタント教会)
滞在時間
3分
四海樓のちゃんぽんの後は、人気のオランダ坂を少し登ったところにある日本初のプロテスタント教会「英国聖公会 会堂跡(記念碑)」へ。英国聖公会会堂は、文久2年(1862)10月26日、長崎の英国国教会が居留地内の東山手11番地に外国人のために建てました。当時、外国人の信徒たちはオランダ坂を登り、教会の礼拝に参列したと言われています。
徒歩7分
9
我が国 最初の気球飛揚の地(記念碑)
滞在時間
3分
次はオランダ坂を下り、長崎みなとメディカルセンター裏通りに建つ「我が国 最初の気球飛揚の地(記念碑)」へ。ここは文化2年(1805)1月8日、当時入港中のロシア使節レザノフ一行の軍艦乗組員がこの地から日本人が見たことのない熱気球を揚げて見せた場所で、ロシアの先進ぶりを理解してもらうためのアピールだったようです。
徒歩1分
10
我が国 鉄道発祥の地(記念碑)
滞在時間
3分
最後に訪れる日本発祥スポットは、日本で初めて蒸気機関車が走った地「我が国 鉄道発祥の地(記念碑)」。日本初の鉄道は実は長崎…。新橋~横浜間で鉄道が開業する7年も前の慶応元年(1865)に、貿易商として有名なイギリス人、トーマス・グラバーが長崎で母国製の蒸気機関車“アイアン・デューク(鉄の公爵)号”をを走らせました。
徒歩1分
11
メディカルセンター駅
滞在時間
0分
ゴール
この周遊コースを紹介した人
STLOCAL編集部
読むとちょっとおでかけしたくなる、そんな記事を発信しています。2022年春「STLOCAL」をリリースしました!サービスエリアは長崎市を皮切りに順次エリア拡大中!アプリと一緒に、長崎のまち歩きを楽しんでください♪