福江港から旅客船に乗って出航！奈留港までは「OCEAN(フェリー)」もしくは「ニューたいようフェリー(高速船)」の乗船で移動します。

奈留港までの移動中は、船上から五島列島の壮大な青い海や空、美しい島々などの自然景観を観てリアルに楽しむことができます。福江島と奈留島を結ぶ定期船(ニューたいよう・OCEAN)は観光船ではないものの、外の景色が見やすい船なのでクルーズ観光のような気分に浸ることができます。

ここ「奈留港」は奈留島の玄関口となるターミナルです。港に着いたらレンタカー（モビリティカー、軽自動車、小型車）で奈留島の観光を！　※ここ奈留島には何社かレンタカー会社がありますが、どれも事前予約が必要です。

最初に向かう観光スポットは「奈留島世界遺産ガイダンスセンター」。この施設では、信者様が所蔵されていた禁教期の信心具や現地でも観察しにくい江上天主堂の柱頭部分の原寸大模型を見ることがきます。

次は世界文化遺産“江上集落”のなかで最も有名な教会「江上天主堂」を目指します。教会へ向かう途中に目に飛び込んでくるのは、コバルトブルーの美しい海岸線。ここ奈留町浦沿いの浦湾い道は３～４km続き、相ノ浦湾を望む絶景を楽しむことができます。

「江上天主堂」は、世界文化遺産“奈留島の江上集落”の構成資産で国指定重要文化財となっています。日本における教会建築の父・鉄川与助に依頼し設計施工。クリーム色の外壁や水色の窓枠がアクセントの江上天主堂は、今では少ない木造建築の素朴な教会です。

続いて江上天主堂から近い観光名所の「小田河原展望台」へ。駐車場へクルマを停めて、展望台への階段を登っていくと、久賀島～福江島まで見渡せる青い海と緑の島々のダイナミックな五島列島の絶景が目に飛び込んできます。

次は、奈留島の中心部にある人気カフェ「まち協もやい場 奈留島どがんね」でひと休憩・・。人との繋がりや温もりを感じられるお店で、火曜と土曜は奈留島で捕れた新鮮な魚を使った「お魚定食」を、また木曜は「海鮮カレー」を提供しています！ ※もやいとは → [意味]つなぐ(あなたと奈留島をつなぐ)

次に向かう先は、美しい浜辺が広がる「宮の浜」。ここは透明度の高いコバルトブルーの海景色と波に洗われた小さな玉砂利の浜が特徴の奈留島を代表するビーチです。海水浴シーズンには、シャワーやトイレ、更衣室を備えた施設が開放され、島民や観光客の人気スポットになっています。

続いて、ビーチの裏に建つ「笠松宏有記念館」へ。こちらの記念館には生前奈留島に生まれた画家・笠松宏有氏の作品を中心に展示されています。

最後に訪れる観光スポットは、奈留島を代表する景勝地の「舅ヶ島(しゅうとがしま)） 千畳敷」。小島の緑と千畳敷の大岩が相まって絶景をつくっています。 この後は、港でレンタカーを返却し、奈留港から旅客船に乗り福江港へ！