西洋貴族を魅了した日本磁器 発祥の地、有田焼の伝統を訪ねるドライブさんぽ
公開日:2025/7/17有田・武雄・嬉野
|一日コース
高級ブランドとして世界に初めて認められた日本の焼きもの「有田焼」、歴史と伝統を感じる人気のスポットを気軽にめぐるドライブ観光コースです。
スタート
2
深川製磁 チャイナ・オン・ザ・パーク(入場・無料)
滞在時間
50分
最初に訪れるスポットは、欧州各地の愛好家の心を捉えた深川製磁が運営する陶磁器のテーマパーク「チャイナ・オン・ザ・パーク」。建物の外観はレンガ色の落ち着いた雰囲気で、ギャラリー・カフェ・アウトレットショップが楽しめます。 ギャラリー「忠次舘」には2度の万国博覧会で金賞を受賞した2m有余の大花瓶をはじめ、明治からのオールドコレクションを鑑賞できます。また窯元でしか見られない掘り出し物を探せるアウトレットも人気です。
3
柿右衛門窯・柿右衛門古陶磁参考館(入館料・無料)
滞在時間
40分
次に訪れるのは「柿右衛門窯」。日本初の赤絵(上絵付)の技法を開発し、素地の余白を活かした明るく繊細で絵画的な構図を特徴とする「柿右衛門様式」は、華やかで美しく、世界中の人々を魅了し続けています。1971年には柿右衛門様式を象徴する「濁手(にごしで)」が、国の重要無形文化財総合指定されています。柿右衛門古陶磁参考館では、およそ380年に渡って綴られてきた柿右衛門窯の歴史と、世界中を魅了した「柿右衛門様式」といわれるやきもの文化を知ることができます。
4
佐賀県立 九州陶磁文化館(入館料・無料)
滞在時間
50分
続いて「九州陶磁文化館」へ。ここ九州陶磁文化には、肥前地区の陶磁器をはじめ、九州各地の陶磁器、現代陶芸作家の作品が展示されています。中でも古伊万里を集めた蒲原コレクションや江戸時代の有田焼を集めた柴田コレクションは必見です。※特別企画展の展示室は有料になる場合があります。
5
陶山神社
滞在時間
30分
次は、神社の境内を列車が通る珍百景スポットとしても有名な「陶山神社」へ。“やきものの神様” を祀る陶山神社には、有田ならではのレアな<やきもののお守り>も豊富にあるので、有田観光の記念に是非お買い求めください。
6
有田・内山地区の町並み
滞在時間
90分
続いて、江戸・明治・大正・昭和の4つの時代に建てられた町屋が軒を連ねるフォトジェックな「有田・内山地区の町並み」をのんびり散歩しましょう。特に、江戸後期に建てられた山口家や辻家、明治初期の井出家や田代家西洋館、大正期の手塚家、昭和初期の徳永家といった建物は人気となっています。またオシャレな古民家カフェも数軒あるので自分好みのお店を見つけてcaféタイムも楽しめる町並み地区です。
7
泉山磁石場
滞在時間
15分
歴史ある町並みを散歩したあとは、日本の磁器発祥の地を実感できる「泉山磁石場」へ向かいます。泉山磁石場は、有田焼の原料となる陶石の採掘場で、17世紀初め、朝鮮人陶工・李参平により発見され、日本で初めて本格的な磁器の生産が始まりました。実際に泉山磁石場の場所に立つと、写真や映像では伝わらない<壮大な掘り続けられた山の姿>に圧倒されます。※採掘場・展望所の足元にはバンダイナムコの「ガンダム(グフ)マンホール」もあります。
8
有田ポーセリンパーク
滞在時間
40分
そして最後に訪れる観光スポットは、17世紀にヨーロッパ王侯貴族を魅了し影響を与えた有田焼の里ならではの「有田ポーセリンパーク」。このパークには、18世紀初頭のドイツ・バロック建築の華といわれた宮殿を見事に再現した<ツヴィンガー宮殿>や 800以上の佐賀・長崎のお土産を揃える<みやげ屋 蔵>がある観光スポットです。買いそびれたお土産など、帰る前にチェックして帰りましょう。 ※西九州道(波佐見 有田IC)入口まで約5分です。
ゴール
この周遊コースを紹介した人

STLOCAL編集部
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