近年注目の野母崎エリアを巡る / 恐竜博物館のその先へ! | STLOCAL|長崎を旅するアプリ

近年注目の野母崎エリアを巡る / 恐竜博物館のその先へ!

品川 正之介

更新日:2021.12.22
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2021年10月開館の「長崎市恐竜博物館」をはじめ、近頃盛り上がりを見せている野母崎エリア。注目を集める恐竜博物館以外にも、実は、その先にある「脇岬」や「樺島」には、面白い見所が沢山あります。今回は、そんな野母崎エリアの魅力を、皆さんにご紹介します。

 

まずは「長崎市恐竜博物館」へ

本日は「長崎市恐竜博物館」からスタート

まずやってきたのは「長崎市恐竜博物館」。長崎市街地中心部から、車やバスで約1時間程で到着します。そもそも「なぜ長崎で恐竜?」と思われる方も多いかもしれませんが、「恐竜」という訳語の名付け親が長崎出身の学者さん(横山又次郎氏)だったり、長崎沿岸部の地層から恐竜の化石が多く出土したりと、長崎は恐竜との縁が意外と深いのです。

博物館周辺は公園になっています

「子供ひろば」には遊具がたくさん

博物館周辺は「長崎のもざき恐竜パーク」になっており、子供たちが遊べる公園や広場、展望台や各種施設などが集まっています。この日もたくさんの子供たちが元気に遊んでいました。家族連れで来られても、かなり楽しめそうです。

骨格標本

迫力満点の骨格標本

恐竜標本と化石

恐竜の標本・化石がズラリと並びます

博物館の中に入ってみると、平日の午前中にもかかわらず、小さい子からお年寄りまで、老若男女たくさんの人で賑わっていました。博物館では、長崎で産出した化石や迫力ある全身骨格など、さまざまな標本が約180点展示されているそうです。大迫力の恐竜の標本に、子供たちの歓声が館内に響き渡ります。

生命の記録ビジョン

地球環境や生物の進化についても学べます

植物化石と石炭

石炭ができるまで

常設展では、恐竜だけでなく、地球環境や生命の進化についての展示も充実しています。地球誕生からの46億年を振り返ることができ、非常に面白いです。野母崎と言えば、石炭産業で栄えた「軍艦島」が有名ですが、石炭に関する展示もありました。ちなみに、博物館周辺からは軍艦島がくっきりと見えます。

海に浮かぶ軍艦島

博物館すぐ隣の北展望所から望む軍艦島

長崎半島周遊マップ

博物館周辺には見所たくさん!

今回初めて恐竜博物館を訪れたのですが、館内には大迫力の展示品、館外には、子供が遊べる広場や自然を体感できる展望台、と大人から子供まで幅広く楽しめる博物館だと思いました。特に、今後家族連れでのリピーターも増えていきそうな印象です。

さて、博物館や外のパークを散策した後は、見所満載の野母崎エリアに繰り出していきましょう。せっかく長崎南部まで来たのに、恐竜博物館周辺だけ見て帰ってしまうのは、本ッ当にもったいない!です。ここからは、恐竜博物館の先にある、野母崎エリアの魅力を皆様にご紹介します。

※長崎市恐竜博物館では時間帯ごとに入場者数の制限を行っております。チケットをお買い求めの際は、ご希望時間のチケットであることをお確かめください。

 

脇岬の「きまま焙煎所」でひとやすみ

きまま焙煎所さん

博物館の次にやってきたのは「きまま焙煎所」さん。こちらは、野母崎エリアを訪れる際に、ぜひとも立ち寄って欲しい、筆者一推しの場所です。目の前に海が広がる絶好のロケーションで、自家焙煎の美味しいコーヒーや手作りスイーツを楽しめます。

オーナーの菅原さんご夫妻

オーナーの菅原さんご夫妻(洋樹さん・真希さん)は、野母崎で暮らし始めて約10年。秋田出身の洋樹さんは、地域おこし協力隊がきっかけで野母崎に移り住み、真希さんは野母崎の小学校で先生をされていたそうです。そんなお二人が営むこのお店には、観光で訪れる方だけでなく、地域の常連さんも多数。店内はとても居心地が良いです。

深煎りコーヒーと米粉のシフォンケーキ

今回は、パプアニューギニアのコーヒーと米粉のシフォンケーキを頂きました。コクのあるコーヒーにもっちり柔らかいケーキがとても美味しいです。メニューは基本、無農薬栽培で化学肥料を用いない、環境に優しいものを使用されているそう。ちなみに米粉のシフォンケーキは、小麦にアレルギーを持つ方でも楽しめるスイーツなのだとか。メニューから、人と自然環境への想いやりを感じられます。

お二人は野母崎で暮らす中で、以前にも増して自然環境のことを考える機会が増えたそう。地域の漁師さんたちと話すことで、海に関心を持ち、そこから、海に豊かさをもたらす山にも関心を持ち、磯焼けや地域のゴミ問題にも関心が出て…などなど、地域を起点に環境に対する考えが広がっていったそうです。

昨年、早朝の漁港を見学した時の写真

ちなみに、お二人は「きまま焙煎所」の他にも「民泊 トンボロ」も運営されており、実は、筆者も昨年お世話になりました。その時に、この地域の魅力をたくさん教えていただいたことがきっかけで、野母崎エリアを大好きになったことを覚えています。海や山などの自然、おいしい食事、人々の暮らしの様子…などなど、この地域は魅力に溢れていました。

落ち着く雰囲気の店内

お二人にこのエリアの楽しみ方を聞いてみたところ「地域や、そこで暮らす人に、自分から関わってみる」ことで地域をより楽しめる、と教えていただきました。ちょっと勇気を出して「地域の人に一言声をかけてみる」と、面白い発見や、知らなかった魅力に出会えるそうです。

人に声をかけるのはちょっとハードル高そうかも…と思ったシャイな方は、まずは第一歩として「きまま焙煎所」に立ち寄って、美味しいコーヒーとスイーツを楽しみながら、菅原さんご夫妻に野母崎エリアの魅力を聞いてみることを、オススメします!

 

脇岬と樺島を気の赴くままに散策

脇岬周辺を散策

きまま焙煎所さんを出た後は、周辺をゆるゆると散策してみました。お店のすぐ裏に蒲鉾屋さんがあるので、揚げ蒲鉾をおやつに頂きつつ、まちを巡ります。脇岬は、レトロな町並みが面白く、ふと気がつくと地域の猫が現れたり、海辺に出ると青く透明な海が一面に広がったりと、散策してるだけでかなり楽しめます。

樺島周辺を散策

脇岬散策のあとは、樺島大橋を渡って、樺島周辺も散策。こちらも、ただ気の赴くままに散策しているだけで、小さい鳥居や歴史を感じる六角井戸など、興味深いものにたくさん出会います。ノープランでまちを散歩するの、オススメです。

気になる標識「オオウナギ」

さて、色々と興味深いものを発見した中でも、一番気になったのが「オオウナギ」の標識。インパクト大です。ウナギへと導く標識を人生で初めて見ました(笑)。とりあえず、矢印に従って進んでいきます。

オオウナギの説明板を発見

か、かわいい・・・!!!

もう1匹はお休み中

しばらく進むと、オオウナギの水槽を発見。中を覗くと、全長1mを優に超えるオオウナギが2匹飼育されていました。元々、樺島にはオオウナギが生息していたそうで、今は天然記念物として保護されているのだとか。パイプからひょっこり顔を出してサービス精神旺盛なウナギと、全くやる気ゼロ(?)のウナギ、2匹のキャラの違いが面白かったです。

 

樺島灯台へ向かう

山道を登っていきます

「チャリで来た」

オオウナギを見た後は、山道を登って樺島灯台公園へやってきました。ちなみに、筆者は悲しみのペーパードライバーで車の運転ができないため、外海<前編><後編>の時と同様、今回の旅も公共交通(バス)& 電動自転車を駆使して巡っています。電動自転車の場合、山道を登るのもかなり楽でした(通常は、市街地からレンタカーやレンタルバイク・原付で巡るのがオススメです。ちょっとディープに旅したい場合は、電動自転車で巡るのも、是非トライしてみてください)。

 

樺島灯台

正面の岬が野母崎

どこまでも続く海

公園を進むと、1932年竣工の樺島灯台と併設された資料館があります。資料館には、古い写真や機械類が展示されており、無料で見ることができます。灯台前にある展望台からは、美しい空と海の景色を一望でき、爽快感抜群。長崎の最南端に来たな〜!感があります。

今回の野母崎エリア巡り、いかがだったでしょうか。本当はまだまだ、書ききれない魅力が沢山あります。ぜひ「長崎市恐竜博物館」を訪れた際は、その先にある脇岬や樺島の散策も楽しんでみてください。それでは皆様、良い旅を!

 

※情報は取材当時のものです。詳細は公式サイトなどでも事前確認することをおすすめします。

 

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品川 正之介

(しながわ しょうのすけ)

神奈川県横浜市出身。1991年生まれの30歳。首都圏で5年ほど働いたのち長崎に移住。
現在は長崎の魅力(歴史・文化・景観・自然・食)を深堀りしつつ、各種SNSで発信中。好きな動物は猫。大好物は皿うどん。最近の口癖は「長崎は銀河系で一番面白い」。※2021年現在

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